平成28年度 庭園展示作品一覧・庭園コンクール · 庭園名 【小島の磯】 作庭者 志内造園 徳島市長賞 庭園名 【源流】 作庭者(株)樹造園企画
家庭 鉱山 に密着 !
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Transcript of 家庭 鉱山 に密着 !
家庭鉱山に密着!~僕たちは不燃ごみじゃない・・・地域を動かして、小型家電を救え~
創価大学 西浦ゼミ
レアメタル班喜舎場沙綾 鈴木優美 谷水勇一 船所英明 古河優子
あなたは掃除中に
宝物を捨てていませんか?
都 市 鉱 山世界の約1割のレアメタルが日本
に
家電製品の廃棄物
家電の種類・回収方法
大型家電回収が普及家電リサイクル法
中型家電 小型家電
?
政府・企業の取り組み
『たんすケータイあつめタイ』経済産業省キャンペーン
開催:11月21日~2月28日
全国 1795 市町村・特区のうち 29しか回収実施していない!!
小型家電が捨てられている!
わずか
1.6 %
秋田県 25
茨城県 1福岡県 2熊本県 1
合計 29
出所:国勢調査統計局、経済産業省HP
ゴミ家庭鉱山
デジタルカメラ
音楽プレーヤーなど
小型家電の回収に密着!
本日の発表の流れ
1
•回収現状の調査
2
•モデル都市の調査
3
•提案:家庭鉱山発掘プロジェクト
4 •展望
全国 1795 市町村・特区のうち 29しか回収実施していない!!
秋田県茨城県福岡県
熊本県
12
1
25
出所:国勢調査統計局、経済産業省HP
秋田県小型家電回収の先進地
へ行ってきました!
秋田県環境省・経済産業省の小型家電回収モデル都市
マテリアルエコリファイン株式会社(6 月 8 日訪問 )
宮川昌樹工場長のお話より
鉱山・精錬施設が多数
県民の意識も高く、協力的である
回収
出所:「使用済小型家電の回収モデル事業」より報告者作成
秋田モデルの概要
・ボックス回収
・イベント回収
・自治体ピックアッ
プ
・分別、一時保管・解体、選別、調査
・蓄積、精錬・研究に使用
リカバリー
リサイクル
秋田大学 大藏隆彦教授 高崎康志助教
秋田調査 (6/7~8)
秋田県庁 産業経済労働部
藤原徹主任、大野進一主査
小坂製練株式会社
矢内康晴総務部長
実地調査でわかったこと
現在の技術では、回収・リサイクルの
採算が合わない採算が合わない
企業だけでは限界がある!
秋田モデル
小型家電の回収が可能!
行政 企業 地域
回収・分別への協力
資源への高い意識ボックス設置月に1度の回収リサイクル処理
正しい回収方法の周知
資金提供
秋田モデルの課題
少子高齢化の進行
=最新小型家電を使う若者が少な
い
人口:約 111 万人 全国第 37位(平成 21年 10 月現在)総務省統計局ホームページ
人口が少ない=回収量少ない
秋田モデルを全国展開するには…
これらを満たすモデルが必要!
人口50万人以上の大規模都市
多くの若者が住む都市
八王子市
私たちが通う
若者の比率が高い
人口約 55万人 (八王子市役所HPより )
八王子市のデータ
23 の大学・高専が集まる学園都市
平成20年10月1日現在秋田県統計局ホームページ
平成20年12月末日現在八王子市役所ホームページ
若年層割合比較秋田県
40代・50代
60代・70代
80代以上 36%20代・30代
10代未満・10代
八王子市
52.5%20代・30代40代・50代
60代・70代
80代以上
10代未満・10代
八王子市役所へ
回収方法が未確立なため不燃ごみに!
小型家電回収の現状を聞き取り調査(7月6日~)
環境部ごみ減量対策課
小杉 浩文 氏前川 健一 氏
正しい捨て方:ごみ処理場への持ち込み
13%
粗大ごみとして市に引き取ってもらう
不燃ごみ
小型家電をどう処理していますか?
家に置いておく(処分しない)46%
17%
対象:八王子駅前アンケート 96人
その他 5%
わからない 19%
78%
八王子の強み
八王子の弱み
八王子市で都市型モデルを構築するには…
強みを活かし、弱みを補うプロジェクトが必要!
回収方法が未確立
市民の意識が低い
若者・学生が多い
家庭鉱山発掘プロジェクト
私たちの提案
家庭鉱山発掘プロジェクトとは
意識・周知度の向上
回収システム確立
小型家電を無駄なく回収
行政 企業地域
若者・学生
3 . 大学対抗レアメタル回収コンテスト
2.回覧板での周知
1.ごみ回収カレンダーの活用
若者・学生が多い
回収方法が未確立
市民の意識が低い
家庭鉱山発掘プロジェクトの概要
1.ごみ回収カレンダーの活用
月に 1 回レアメタル DAY を設置
回収日・出し方・対象品目を掲載
市民の生活に根付いた分別習慣を利用!
レアメタル DAY
レアメタル DAYを
月 1 回設置
1.ごみ回収カレンダーの活用
小
型
家
電
出す場所MDプレーヤー
デジカメ ケーブル
電子辞書 電卓 イヤホン
パソコン周辺機器
回収 BOX に入れる
ごみ集積所へ持っていく
79%
ない21 %
対象:八王子駅前アンケート 96人 大学祭に来ていた人 208人 (実施大学:法政大学・帝京大学・工学院大学・杏林大学・東京薬科大学)
家に使用済小型家電がある人の割合
ある
対象:八王子駅前アンケート 96人
はい90%
いいえ3%
無回答7%
レアメタル Day に回収を協力しますか?
90%が協力すると回答!
回収システム 確立
3 . 大学対抗レアメタル回収コンテスト
2.回覧板での周知
1.ごみ回収カレンダーの活用
若者・学生が多い
回収方法が未確立
市民の意識が低い
家庭鉱山発掘プロジェクトの概要
2.回覧板での周知
64%
各市ホームページより
加入世帯数 156,891全世帯数 242,261(平成21年6月1日現在)
同規模の町田市は 57 %近隣の青梅市は 52 %
都心の新宿区は 49 %町内会・自治会加入率
40%
2.回覧板での周知
10%
90%
回覧板を利用していますか?
対象:八王子駅前アンケート 96人
利用者の
90 %60%
実際に活用していますか?
大型家電、中型家電は回収が普及しているのに対し、小型家電は全国市町村 1772ヵ所のう
ち、わずか 29ヵ所しか実施されていないのが現状です。(統計局国勢調査)
大型家電
家電リサイクル法確立
中型家電
回収普及
小型家電
回収がほとんど普及していない!
文責:創価大学経済学部西浦ゼミ レアメタル班
家庭鉱山
発掘しませんか? あなたの家に、使わなくなった小型家電はありませんか?
それらの中にはレアメタルという貴重な金属資源が含まれています。
発展途上国の急激な工業化により、ますますレアメタル確保が困難になってきていま
す。そんな中、日本政府は家電製品の廃棄物(都市鉱山)に注目しました。日本には都
市鉱山が世界の1割もあります。私たちはこれを都市鉱山ならぬ家庭鉱山と名づけ、家
庭にある小型家電の回収を推進しています。
回収日時:
回収場所: 問い合わせ先:八王子市環境部ごみ減量対策課 作成協力:創価大学経済学部西浦ゼミ
家庭の意識・周知度 向上
調査を進めている中で…
八王子市
小型家電回収 モデル都市
に!日本経済新聞2009/8/18付 15面
3 . 大学対抗レアメタル回収コンテスト
2.回覧板での周知
1.ごみ回収カレンダーの活用
若者・学生が多い
回収方法が未確立
市民の意識が低い
家庭鉱山発掘プロジェクトの概要
行政主体で実行
3.大学対抗レアメタル回収コンテスト
回覧板を利用しない
卒業・引越しシーズン対策
市外への波及効果
必要性…
23 の大学・高専が集まる学園都市
大会概要
八王子学生委員会
家庭鉱山
A大学
B大学
C大学
D大学
八王子市
1
1 月~ 3 月連携
市長から表彰
学生が持つ小型家電(品目別数量)小型家電品目 数量
MDプレーヤー 44イヤホン 43CDプレーヤー 32パソコン周辺機器 23ラジカセ 20時計 18ケーブル 18リモコン 16
平均 2.3台!
コンテストの効果が期待できる!対象:大学祭に来ていた学生 151人 ※複数回答可
(実施大学:法政大学・帝京大学・工学院大学・杏林大学・東京薬科大学)
大学対抗レアメタル回収コンテストに協力しますか?
はい75%
14%
いいえ
10%
どちらともいえない 1
%
無回答
対象:大学祭に来ていた学生 151人 (実施大学:法政大学・帝京大学・工学院大学・杏林大学・東京薬科大学)
コンテストは開催可能!
コンテストにイメージキャラクターは必要ですか?
大会イメージキャラクター
メタぽん
はい
1%いいえ
24%
無回答
75%
対象:大学祭に来ていた学生 151人 (実施大学:法政大学・帝京大学・工学院大学・杏林大学・東京薬科大学)
キャラクターで認知度向上!
3.学生との協力
学生の資源に対する意識向上
若者からの回収率向上
学生主体の回収活動
提案の実現に向けて
10 月 18 日 法政大学 11 月 1 日 杏林大学
10 月 25 日 帝京大学 11 月 3 日 東京薬科大学
10 月 31 日 工学院大学 11 月 21 日 いちょう祭りでパネル展示
市と協力して意識調査・啓発活動私たちは 10 月より行動を開始しまし
た!
提案の実現に向けて
ごみ回収カレンダーの活用
大学対抗レアメタル回収コンテスト
回覧板での周知
実現済み!
八王子市長に提案!12 月 12日
八王子 ( 都市型 ) モデル
行政 企業地域
若者・学生
回収・分別への協力
資源への意識向上
正しい回収方法の周知
資金提供
ボックス設置
月に1度の回収
リサイクル処理
小型家電の提供
学生間の協力・競争
家庭鉱山に密着
秋田への現地調査
全国展開
八王子に密着し、都市型モデルを構築
私たちにとって「密着」とは
徹して学び、行動することです。
・『レアメタル資源争奪戦』/中村繁夫、日刊工業新聞社、 2007,3 月 ・『グッズとバッズの経済学』/細田衛士、東洋経済新報社、 1999,11 月・『資源循環型社会のリスクとプレミアム』/細田衛士、慶応義塾大学出版会2009,1 月・『レアメタル超入門』/中村繁夫、幻冬舎新書、 2009,5 月・『地上資源が地球を救う~ 都市鉱山を利用するリサイクル社会へ~ 』/馬場研二、技報堂、 2008,6 月・日本経済新聞、 2009/8/18付 15面・八王子市市役所 http://www.city.hachioji.tokyo.jp/ (2009,5 月 3 日閲覧 )・統計局 http:// www.stat.go.jp/ (2009,7 月 30 日閲覧 )・秋田県庁 http:// www.pref.akita.lg.jp/ (2009,5 月 15 日閲覧 )・独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 JOGMEC (2009,5 月 1 日閲覧 )http://www.jogmec.go.jp/・総務省 (2009,5 月 3 日閲覧 )http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban05_000016.html・山路達也の「エコ技術研究者に訊く」 (2009,5 月 3 日閲覧 )http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200812/200812291801.html
参考文献
・秋田大学 大藏隆彦 教授、高崎康志 助教 6 月 7 日訪問
・秋田県庁 産業経済労働部 資源産業課 エコタウン班 藤原徹主任、大野進一主査 6 月 8 日訪問
・小坂製練株式会社 矢内康晴総務部長 6 月 8 日訪問
・マテリアルエコリファイン株式会社 宮川昌樹工場長 6 月 8 日訪問
・八王子市役所 5 月 23 日、 7 月 29 日、 9 月 11 日、 9 月 28日訪問
インタビュー協力
9 月 2 日 JR八王子駅前
10 月 18 日 法政大学
10 月 25 日 帝京大学
10 月 31 日 工学院大学
11 月 1 日 杏林大学
11 月 3 日 東京薬科大学
アンケート調査
西浦昭雄先生
八王子市ごみ減量対策課の皆様
西浦ゼミの先輩・同期・後輩
ガーナ留学中の坂口祐貴くん
セネガル留学中の小田嶋隆太郎くん
支えてくれた西尾健一さん
友人・家族
応援してくれた全ての方
Special Thanks
御清聴ありがとうございました