「 DPC病院の産学間民連携」

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「 DPC病院の産学間民連携」. 戦略的DPCデータ活用マネジメント. 九州医事研究会 大村市民病院 福田 行弘. 大村城. おおむら ざくら :天然記念物. 長崎県初の心臓血管病センター. 【大村市立病院 心臓血管外科・循環器科の紹介】. ●日本経済新聞社ホームページ掲載中. http://health.nikkei.co.jp/hResearch/index.cfm?i=20040123pg000pg. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 「 DPC病院の産学間民連携」

「DPC病院の産学間民連携」

九州医事研究会大村市民病院 福田行弘

戦略的DPCデータ活用マネジメント

おおむらざくら:天然記念物

大村城

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【大村市立病院 心臓血管外科・循環器科の紹介】

【調査概要】 調査は全国 1986病院( 200床以上)を対象に 2003年 11月から12月にかけて実施。心臓(冠動脈)バイパス手術について、 2002年の症例数、術後の患者が入院中に亡くなった在院死亡率、術後の平均入院日数にて評価。 症例数が 30例未満や、3項目のうち1つでも回答がなかった病院は対象外とされた。さらに、多様なリスクを抱えた患者が増えるとされる 75歳以上の症例も除いたうえで、専門家の意見も参考に、有効回答があった 85病院の評価を試みている。 一般に医師らの技量を高めるとされる症例数は多いほど、厚生労働省が短縮化を進める平均入院日数は短いほど高く評価。上位3分の1をA、中位3分の1をB、残りをC評価。 在院死亡率については、日本胸部外科学会の全国集計( 2001年、全症例の死亡率 3.1%)を参考に、2%未満をA、2%以上4%未満をB、4%以上をCとされている。

http://health.nikkei.co.jp/hResearch/index.cfm?i=20040123pg000pg

●日本経済新聞社ホームページ掲載中

心臓 手術の実績の高い病院(バイパス 2002年)

全国 17病院中に選ばれる

長崎県初の心臓血管病センター

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業務内容: 情報収集・蓄積・加工など

必要 (貴重 )な情報は

『何か起こった』後の入手ではなく『何かを起こして』獲得するもの

情報収集の戦略データマネージャー(HIM)や CIO・ CKOなどの業務

 ~  Social Networking Service

何かを起こす戦術の一つが今回のセミナー内容

戦略的情報加工技術・情報収集能力の習得

アドルフ・ケトレー

近代統計学の父

DPC病院スタッフは情報管理が鉄則

Movement   Education

膨大な量の情報

役に立つナレッジ

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DPCデータベースの利活用状況

厚労省が行っている調査等

DPCにおける病院スタッフのあり方

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DPC 診断群分類改訂の PDCA サイクル

DPC 定義表の作成

定義表等に基づくデータ解析 DPCの評価

DPC 定義表の見直し

統計OLAP

DataMining

DataWarehouse

DPCデータ  PDCADPCデータ  PDCA

運用面を考慮

情報公開

PLAN

DO

Act

Check

計画

実施点検

見直し 修正・

DPC病院スタッフランチェスター戦略1)  一点集中2)  弱いものいじめ3)  ナンバーワン

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DPC調査に対応できる病院組織づくり

DPCデータの評価の視点及び評価項目の概要

【診断群分類の妥当性を評価するための調査項目】診断群分類の該当率、構成割合、アウトライヤーの状況、包括範囲点数及び在院日数のばらつき、 DPC 変更率・変更理由 など

【診療内容の変化等を評価するための調査項目】平均在院日数、病床利用率、入院・外来比率、入院経路・退院先、退院時転帰、退院後転帰、再入院率、薬剤・医療材料の使用状況、検査・画像診断等の実施状況、医療の達成度・患者満足度、アウトカム評価・臨床指標、看護の必要度 など

【医療機関の機能の変化を評価するための調査項目】高度医療の提供実績、教育研修機能、地域医療との連携状況、医療の質に関する取り組み、医療の提供体制 など

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平成 17年度までのDPCに関する特別調査概要(1) 7月から 10月までの退院患者に係る調査(2) 診断群分類の妥当性に関する調査 (MDC 毎の作業班 )(3) 再入院調査(4) 医療連携と退院後受療に係る調査(5) 医薬品、医療材料に係る調査(6) 検査、画像診断に関する調査(7) 医療の達成度、患者満足度に関する調査(8) 看護の必要度に係る特別調査(9) アウトカム評価・臨床指標 /医療機能の変化に係る調査(10) 診断群分類を活用した医療サービスのコスト推計に関する調査(11) DPCによる包括評価施設のベンチマーキングのあり方に関する検討プロジェクト               など

DPC調査に対応できる病院組織づくり

【診療内容の変化等を評価するための調査項目】

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平成 17年度までにおける調査内容と平成 18年度より重点的に行われる DPCに関する特別調査(下記)

1.コスト調査 対象は昨年度コスト調査に参加した施設のうち、 今年度も調査にご協力いただける施設のみ 2.看護にかかわる調査 対象は平成 18年度から支払い対象となった 360施設のうち 調査にご協力いただける施設のみ 3. ICUに関する調査・ APACHEによる調査 対象は平成 18年度から支払い対象となった 360施設のうち 調査にご協力いただける施設のみ4.外来調査 対象は平成 18年度から支払い対象となった 360施設のうち 調査にご協力いただける施設のみ5.調整係数に係る調査 対象は平成 18年度から支払い対象となった 360施設のうち 調査にご協力いただける施設のみ

DPC調査に対応できる病院組織づくり

・・・情報収集  が行える  環境づくり

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包括評価に対する戦略

収入管理・診療内容に関する情報の集約と管理 →収入の確保+医療機関の正当な評価に直結する。・診療情報管理システム、コーディング技術が重要 →出来高では診療内容がそのまま収入となったが・レセプト作成技術、請求漏れ、病名漏れのチェックの意義は低下していく

支出管理・過剰診療 = 医療機関の損失となる 査定の抑制効果が薄れているため・院内審査による適切な診療内容の評価・在院日数の短縮、ベッド回転の効率化・DPC別パスの導入などによる診療の合理化

品質管理・過少診療を防ぎ、アウトカムと安全を確保 診療科単位で収支を評価するのは萎縮診療につながる危険 性急な収支改善よりは長期的な展望を・アウトカムデータの評価ができるシステムの確立・バリアンス、アウトライヤーの評価

DPCに対応した病院管理• 医療情報の標準化と透明化• 「支払い方式の改革」ではなく、「病院マネジメントの改革」DPCに対する病院管理戦略1. 収入管理2. 支出管理3. 品質管理

「 DPCを用いた医療機関と地域医療の評価」東京医科歯科大学大学院医療政策学講座医療情報・システム学分野伏見清秀先生資料より

DPCに対応した病院マネジメント

各部署で収入管理、支出管理、品質管理を行う = BSC利用など

DPC病院におけるスタッフのあり方 3点

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収入・支出・質 ⇒ 3つの基本戦略

現状分析現状分析 問題点の明確化問題点の明確化 選択と集中 選択と集中 

戦略 とは    Focus &  Deep   ーー 選択と集中ーー

自院のマーケットにおけるポジショニング、需要分析、ターゲットに対するシェア分析を行う。

患者・自院・競合病院の関係を、マーケテイングの4 Pを用い優劣や問題点を明確化する。

差別化と資源(ヒト・カネ)の集中化により PDCAサイクルを回し、スタッフにMotivationを与えながら戦略を遂行していく。

DPC病院におけるスタッフのあり方

適切な判断をするための正確で質の高い情報を収集する

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情報とは?  DPCデータベースの構築

判断を下したり、行動を起こしたりするために必要な知識(広辞苑)

「情報量」情報の質・価値意識と行動の変化を促すスタンダート化された質の高いデータ集

データの表現形態マルチメディア性 ( テキスト、略図、波形、画像、三次元画像、動画、音声の複合 )データの特性時系列、多様性、多次元、間歇的、あいまい、表現の未標準化

電子カルテ化が望ましい

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DPC情報整備のための情報標準化レベル

レベル 1       用語・コード体系の標準化

レベル 2       マスターテーブル標準化

レベル 3       出力帳票の標準化

レベル 4       業務システムの標準化

レベル 5       データベースの標準化

レベル 6       インターフェイスの標準化

レベル 7           OSの標準化

標準病名マスタレセ電算コード疾病分類 : 標準病名マスター  ICD-10手術・処置 :MEDIS コード、検査 :JIAC薬品 :HOT,JAN医療材料 :JAN,EAN-128症状・所見 :J-MIX臓器・部位 :SNOMED文献検索 :MeSHICD9-CM

臨床検査項目分類コード (JLAC10)

標準医薬品マスタHOT コード基本 7桁+販売会社コード 2桁+ 包装形態 2桁+ 包装数量 2桁医療材料コード二次元バーコード、 ICタグへの応用も可能

【プロトコルの標準化】HL7(Health Level Seven )DICOM(Digital Imaging and COmmunications in Medicine )

レベル 8         Linux オープンソース

多様ソフトウェア対応型

Linux は非常に堅牢かつ安全で、サポートするハードウェアプラットフォームがどの OS よりも幅が広いため、 Intel/AMD 32、 Intel/AMD 64、 Sparc、 Apple、 Alpha 等々、どれでも好きなものを使うことができる。

Linux ネットワークアプライアンス構築へ

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・リエンジニアリング・QC、TQM・医療機能評価・ISO9001、 ISO14001・原価管理・SPD・電子カルテ・IT化( E-health)・HRO

DPCデータを経営マネジメントツールで利活用

・CS /ES・CRM・リーダーシップ・業績指向型組織・ABC /ABM・コアコンピタンス・BSC・知識創造企業

・論理思考・問題解決手法・マトリックス経営・6 Σ シックスシグマ・株価経営・リストラクチャリング・ERP

など・・・

DPC(臨床)データの活用(マネジメント)が全ての改善に繋がる

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

⇒ 標準化されたデータベースによる経営管理手法

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DPCにおける病院スタッフのあり方

DPCコード 入院期間 Ⅰ Ⅱ 特定入院期間 点数 ① ② ③症例名 (日) 15 16 76 (点) 3,116 2,328 1,979 最医資病名手術 医療機関別係数 0.8843

1,2処置 050080xx97x01x重傷度 2 弁膜症その他の手術あり手術・処置等 なし副傷病あり

ID識別(円) (円)

日数 DPC出来高 包括 DPC合計 現行出来高 差額1 日目 480 27,555 28,035 49,860 -21,825 2 日目 480 27,555 28,035 30,130 -2,095 3 日目 2,216,660 27,555 2,244,215 2,242,410 1,8054 日目 480 27,555 28,035 25,310 2,7255 日目 480 27,555 28,035 23,960 4,0756 日目 480 27,555 28,035 21,380 6,655 DPC 現行 差額7 日目 480 27,555 28,035 21,380 6,655 初診 08 日目 480 27,555 28,035 25,660 2,375 指導 0 10,5009 日目 480 27,555 28,035 21,140 6,895 在宅 0 0

10 日目 480 27,555 28,035 24,300 3,735 投薬 0 3,28011 日目 480 27,555 28,035 19,640 8,395 注射 0 6,28012 日目 480 27,555 28,035 19,560 8,475 処置 0 1,06013 日目 480 27,555 28,035 19,560 8,475 手術 2,216,180 2,216,18014 日目 480 27,555 28,035 19,560 8,475 麻酔 0 015 日目 480 20,587 21,067 17,110 3,957 検査 0 56,28016 日目 480 17,500 17,980 21,910 -3,930 画像 0 4,92017 日目 480 17,500 17,980 21,520 -3,540 その他 0 1,30018 日目 480 17,500 17,980 17,110 870 入院基本 9,600 327,40019 日目 480 17,500 17,980 17,990 -10 特定入院 020 日目 480 17,500 17,980 17,110 870 食事 0 49,4000 日目 - - - - 0 包括 493,855 0 日目 - - - - 0 合計 2,719,635 2,676,600 43,035 ↑0 日目 - - - - 00 日目 - - - - 0 *その他は区分のリハ、精神、放射線治療、その他0 日目 - - - - 0 DPC* での初診料は入院基本に含む。0 日目 - - - - 00 日目 - - - - 00 日目 - - - - 00 日目 - - - - 0 入院日 200604060 日目 - - - - 0 退院日 200604250 日目 - - - - 0 在院日数 20

合計 2,225,780 493,855 2,719,635 2,676,600 43,035

050080xx97x01x

- - - - - - - - - -

ペースメーカー移植術(経静脈電極)

僧帽弁閉鎖不全僧帽弁閉鎖不全

Ⅰ Ⅱ 特定入院期間

① ② ③ 出来高

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 11日目 12日目 13日目 14日目 15日目初診 - - - - - - - - - - - - - - - 指導 3,500 - - - - - - 3,500 - - - - - - - 在宅 - - - - - - - - - - - - - - - 投薬 - - - - 320 320 320 320 80 80 80 - - - - 注射 - - 2,180 2,050 2,050 - - - - - - - - - - 処置 - - - 530 530 - - - - - - - - - - 手術 - - 2,216,180 - - - - - - - - - - - - 麻酔 - - - - - - - - - - - - - - - 検査 26,500 10,570 2,850 3,170 1,500 1,500 1,500 2,280 1,500 3,020 - - - - - 画像 - - 1,640 - - - - - - 1,640 - - - - - その他 - - - - - - - - - - - - - - - 入院基本 17,390 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 17,090 14,640 特定入院 - - - - - - - - - - - - - - - 食事 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470

合計 49,860 30,130 2,242,410 25,310 23,960 21,380 21,380 25,660 21,140 24,300 19,640 19,560 19,560 19,560 17,110

16日目 17日目 18日目 19日目 20日目初診 - - - - - - - - - - - - - - - 指導 3,500 - - - - - - - - - - - - - - 在宅 - - - - - - - - - - - - - - - 投薬 - 880 - 880 - - - - - - - - - - - 注射 - - - - - - - - - - - - - - - 処置 - - - - - - - - - - - - - - - 手術 - - - - - - - - - - - - - - - 麻酔 - - - - - - - - - - - - - - - 検査 - 1,890 - - - - - - - - - - - - - 画像 - 1,640 - - - - - - - - - - - - - その他 1,300 - - - - - - - - - - - - - - 入院基本 14,640 14,640 14,640 14,640 14,640 - - - - - - - - - - 特定入院 - - - - - - - - - - - - - - - 食事 2,470 2,470 2,470 2,470 2,470 - - - - - - - - - -

合計 21,910 21,520 17,110 17,990 17,110 - - - - - - - - - -

-

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

50,000

16 日 17 日 18 日 19 日 20 日在院日数

-

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

50,000

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15在院日数

円 包括食事特定入院入院基本その他画像検査麻酔手術処置注射投薬在宅指導初診

一日毎の出来高詳細区分

診療行為別 DPC・出来高比較

弁膜症 その他の手術あり 手術・処置等 2なし 副傷病あり

050080xx97x01x

E08レセ電算コードE09解釈番号E10診療行為名称 E11行為点数E18実施年月日 レセ科名 E21医師コード■DPC■ 置換 点数 _診療行為省略名称漢字名称ホルター型心電図検査(8時間以上) 00001500 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

190076070 夜間勤務等看護加算2 00000048 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■出来高 48夜間勤務等看護加算2一般病棟I群入院基本料1 00001661 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

190100370 診療録管理体制加算 00000030 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括 UCG(断層撮影法及びMモード法) (パルスドップラー加算)00001000 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

12心電図検査( 誘導) 00000150 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括薬剤管理指導料 00000350 20060406循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

160062110 免疫学的検査判断料 00000144 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括160061810 血液学的検査判断料 00000135 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

TPHA試験(定性) 00000036 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括HCV抗体価精密測定 00000140 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

190076070 夜間勤務等看護加算2 00000048 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■出来高 48 夜間勤務等看護加算2HBs抗原 00000034 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括活性化部分トロンボプラスチン時間測定 00000034 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括末梢血液像 00000022 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

160061910 生化学的検査(I)判断料 00000155 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括160170170 検体検査管理加算(I) 00000040 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

C反応性蛋白(CRP)定量 00000020 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括総蛋白 00000140 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括生化学検査(I)入院初回加算 00000020 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括一般病棟I群入院基本料1 00001661 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括プロトロンビン時間測定 00000017 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括末梢血液一般検査 00000027 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括血液型(RH) 00000024 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括血液型(ABO) 00000024 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括ガラス板法(梅毒)(定性) 00000017 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括尿中一般物質定性半定量検査 00000028 20060407循環器科 L8 ■DPC⇒■包括一般病棟I群入院基本料1 00001661 20060408循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

190076070 夜間勤務等看護加算2 00000048 20060408循環器科 L8 ■DPC⇒■出来高 48夜間勤務等看護加算212心電図検査( 誘導) 00000135 20060408循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

170000410 胸部 X-P 00000164 20060408循環器科 L8 ■DPC⇒■包括通常点滴注射(0点・手術日当日) 00000218 20060408循環器科 L8 ■DPC⇒■包括

日別・診療行為明細

AccessExcelの活用

AccessExcelの活用

個人の限界

E02データ識別番号E03退院年月日E04入院年月日入院日数E05データ区分名称 E06順序番号E07病院点数マスターE08レセ電算コードE09解釈番号E10診療行為名称 E11行為点数0000003073 20060425 20060406 1 60 検査 0003 65101 ホルター型心電図検査(8時間以上) 000015000000003073 20060425 20060406 1 90 入院基本0022 03482 190076070 夜間勤務等看護加算2 000000480000003073 20060425 20060406 1 90 入院基本0001 03101 一般病棟I群入院基本料1 000016610000003073 20060425 20060406 1 90 入院基本0021 03465 190100370 診療録管理体制加算 000000300000003073 20060425 20060406 1 60 検査 0002 65156 UCG(断層撮影法及びMモード法) (パルスドップラー加算)000010000000003073 20060425 20060406 1 60 検査 0001 65080 12心電図検査( 誘導) 000001500000003073 20060425 20060406 1 13 指導 0001 00058 薬剤管理指導料 000003500000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0034 06005 160062110 免疫学的検査判断料 000001440000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0033 06002 160061810 血液学的検査判断料 000001350000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0019 64050 TPHA試験(定性) 000000360000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0020 64205 HCV抗体価精密測定 000001400000003073 20060425 20060406 2 90 入院基本0023 03482 190076070 夜間勤務等看護加算2 000000480000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0018 64195 HBs抗原 000000340000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0017 62072 活性化部分トロンボプラスチン時間測定 000000340000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0008 62015 末梢血液像 000000220000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0035 06003 160061910 生化学的検査(I)判断料 000001550000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0037 00600 160170170 検体検査管理加算(I) 000000400000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0006 64350 C反応性蛋白(CRP)定量 000000200000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0021 62144 総蛋白 000001400000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0007 69620 生化学検査(I)入院初回加算 000000200000003073 20060425 20060406 2 90 入院基本0002 03101 一般病棟I群入院基本料1 000016610000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0004 62066 プロトロンビン時間測定 000000170000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0012 62057 末梢血液一般検査 000000270000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0011 64001 血液型(RH) 000000240000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0010 64000 血液型(ABO) 000000240000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0005 64025 ガラス板法(梅毒)(定性) 000000170000003073 20060425 20060406 2 60 検査 0016 60190 尿中一般物質定性半定量検査 000000280000003073 20060425 20060406 3 90 入院基本0003 03101 一般病棟I群入院基本料1 000016610000003073 20060425 20060406 3 90 入院基本0024 03482 190076070 夜間勤務等看護加算2 000000480000003073 20060425 20060406 3 60 検査 0038 65080 12心電図検査( 誘導) 000001350000003073 20060425 20060406 3 70 画像 0001 70030 170000410 胸部 X-P 000001640000003073 20060425 20060406 3 33 注射 0001 39003 通常点滴注射(0点・手術日当日) 00000218

Page 15: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

クリティカルパス

国際疾病分類日帰り手術

臨床の一貫性

数字の管理

経営状態の把握

経営の改善

病院の日常でのリソース(資源)の把握

標準マスタ類

Page 16: 「 DPC病院の産学間民連携」

患者別コスト

疾病別コスト

Dr 別コスト

P/L管理(病院全体)

科別損益(入外)部門別損益

経営者の目コスト構造

アウトソーシング

DPC・ICD

センター化

経営

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

AS術式 +半月版切除術請求額 利益 コスト合計 コスト内訳

122,080 12,966 109,114 材料費 10,071薬剤費 3,034

術者 11,238麻酔医 11,441看護婦 10,718その他 2,000重点リース加算 20,000手術室使用コスト 15,000消耗品重点コスト 6,043ds、病棟コスト 19,569

109,114 シェーバー 15,470 8円 回

ハンドピース 121,000 100円 回チップ 23,200 8円 回

25レーザーリース 回・月1 25 12ヶ月 日 時間稼動

70手術時間 分

他病院との比較 ( Positioning の確認)

Page 17: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

基礎データ 按分基礎データ 科別損益部門別損益

経理 P/ L 管理表 医事科 医事科統計 入院 患者数(入院、外来、検査、救急) 内科 増減点 循環器 診療行為別統計 外科 手術件数 ・ 薬剤集計

総務 人件費 外来 内科

資材 部署別使用金額 循環器 外科

各部署 業務量報告 ・ 訪問看護 透析

患者別損益資材 消費実績(材料、薬剤)

患者A 利益、支払額、コスト病歴 コーディングデータ

* オーダリングデータ ICD分類、DPC分類

院内コスト管理システム

バーコード管理システム

消費DB

①いつ、どこで、だれが ②だれに

材料、薬剤③何をした!

Page 18: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

Page 19: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCデータベースから経営マネジメントへDPCにおける病院スタッフのデータ活用

コスト管理システムイメージ

ハ ゙ー コート 材゙料、薬剤管理 システム

材料、薬剤消費データ、

医事会計オーダリング システム

医事データ オーダデータ

薬局

検査

給食

放射線

病歴管理システム

退院歴データ

オペデータ

科別損益 システム

科別損益データ科別損益データ

人件費 (総務)

Etc..

経費 (経理)

医療収入、患者

データ(医事課)

症例別コストデータ症例別コストデータ

・症例別コスト検討

・ドクター別コスト検討

・DPCシュミレーション

・経営シュミレーション

経営管理

Page 20: 「 DPC病院の産学間民連携」

メジャメント 客観化

情報収集、分析(シェア、顧客満足度、品質管理)

ストラクチャー 構造化

ポジショニング

コンセプト 差別化

戦略化、差別化

コストセンター

プロフィットセンター

モチベーション人を動かす

(コスト + 収益)

診療情報管理室

経営企画室

経営情報部など

病院が生き残りのためにやらなければならないこと

数字の管理

数字に表す

数字を読む

数字の検証

数字を理解

数字を創る

コスト、利益、売上、予算

コスト(科別、 Dr 別、患者別)

データ管理

診療情報管理士

医療情報技師

わが国で遅れている領域

データ管理 疾病の数字化

DPCデータの活用DPCデータの活用

診療内容の数値化業務

病院スタッフはデータの利活用手法を学ばなければならない

管理 経営

Page 21: 「 DPC病院の産学間民連携」

① 人財とは対応型人材ではなく、創造型人財② 人財とは指示待ち人材ではなく、チャレンジ型人財③ 人財とは感覚的人材ではなく、科学的人財④ 人財とは問題指摘型人材ではなく、問題解決型人財⑤ 人財とは事務処理型人材ではなく、企画・演出型人財⑥ 人財とは売上意識の強い人材ではなく、コスト意識・利益意識の強い人財

⑦ 人財とは減点主義を期待する人材ではなく、加点主義を期待する人財

⑧ 人財とは総花的人材ではなく、価値あるセールスポイントを有する人財

⑨ 人財とは組織志向の人材ではなく、顧客志向の人財⑩ 人財とはイエスマンではなく、ノーといえる人財⑪ 人財の確保は基本的に好不況で揺るがない⑫ 人財の確保は人柄(誠実・熱意・夢・チャレンジ精神)を最重視⑬ 概ね売上高の 0.5~ 1.5%を人財確保のために投資する⑭ 概ね売上高の 0.5~ 1.5%を人財育成のために投資する⑮ 求める人財・期待する人財を明確化させる⑯ 評価は年功をベースに、成果(能力)でプラスアルファ⑰ 評価は人財育成型評価

人財型病院経営 「人材格差が病院格差」

17条の人財病院術

【確保】核リーダー

定期募集教育体制

Page 22: 「 DPC病院の産学間民連携」

改善・解決

問題点を朝礼等で報告

現場の事情聴取

院長からの指示

現場

患者さま

中間管理職

経営者

現場・中間管理職・経営者・院長

多くの病院

DPC病院

院長

“毎日”、トップダウンで

問題を解決するシステムへ

高層な逆ピラミッド

平らなピラミッドへ

伝達経由

人財型病院経営 「病院理念・組織体制」

病院のビジョンを継続的に全体へ浸透させる

Page 23: 「 DPC病院の産学間民連携」

毎朝の幹部会と全体朝礼

年平均と比べて○検査件数が減っているが原因は何か?

院長昨日、検査業務報告・・・○件、○件、○件・・・・・以上です。

検査部・・・

30日超は29人。後方連携の状況ですが・・・

看護部DPC・様式1データとAPACHE入力で看護部にお願い・・・

医事課

病院4役

+司会者

ヒューマンネットワーク・ネゴシエーション

DPC対応型組織:情報伝達のスピード

多くの委員会開催より毎朝のミーティングを充実させる

決定権のある病院4役と毎日確認

スピード

意思伝達のスピード・情報収集のスピード  人的管理・物流管理など

Page 24: 「 DPC病院の産学間民連携」

収集/蓄積 報  告 状況把握/仮説設定

仮説検証/発見

予  測

業務

データ抽出データ統合クレンジング

日報、月報販売報告在庫状況

販売分析顧客分析在庫分析

顧客分類離反顧客判別

新店舗売上予測新商品生産計画配送ルート最適化

理論/手法

経験・勘努力執念根性

検索・抽出統合データベース

レポート作成 デシル分析RFM分析

分類判別相関

時系列空間分析ベイズ統計

テキスト、構造データ

ETL(Extract/

Transform/Load)RDBMS

OLAP 多次元分析スライス

ドリルダウン、アップ

決定木回帰分析

ニューラルネット連関規則

予測、システム化、オンライン

(スコアリング)

効果

収集と蓄積情報の履歴化情報活用の迅速化

タイムリーで臨機応変な状況報告

詳細な状況把握、原因追及および

判断可能

多変量間の相関、原因抽出、規則発見

高度な経営判断

DWH、BIとデータマイニングの概要

DWH   ビジネスインテリジェンス  

データマイニング  

出典 IBM 大塚商会 特集記事 2http://www-6.ibm.com/jp/software/smb/otsuka/article/index2.html

Page 25: 「 DPC病院の産学間民連携」

Tree sweeping technique

DPCデータベースの利活用   データマイニング技術

データマイニング手法Discovering Associations(相関関係分析))Discovering Sequential Patterns(時系列順パターン分析)Similar Time Sequences(類似時系列)Clustering(クラスター分割)Classification(クラス判別)Value Prediction(値の予測)

Page 26: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCにおける病院スタッフのあり方ー HROデータマネジメント -

・急性期病院(DPC)として生き残る為には、手術室、救急外来をいかに効率的に運営させるかが重要な鍵となる。・出来高となる外来機能の充実など

○ 救急外来、手術室、ICU・CCU、・・・差額ベッド(個室)○ 非侵襲医療機器の利用   超音波、低侵襲レーザ治療、内視鏡室○ 短期滞在型手術(日帰り手術)○ 高度先進医療○ オーダーメイド医療 ・・・

高信頼性組織(HRO: High Reliability Organization)部門のデータベース

○ 一般外来、クリニカルパス、地域連携パス○ ハイケア、亜急性、開放病床など

Fee-For-Service(FFS)DataDPC Clinical Data

Page 27: 「 DPC病院の産学間民連携」

ElectronicPatient Records

Database infrastructure

Medical Systems

Clinical/ Administrativ

e Systems

Supply chain systems

Security access control

Integration

architecture

Wireless systems

失敗が許されない過酷な条件下で常に活動しながら事故件数を抑えて高いパフォーマンスをあげる組織・・・医療、とくに救急医療や手術室に従事するスタッフ高信頼性組織( HRO: High Reliability Organization)

HRO( High Reliability Organization)データ

OLAP Cube

DPCデータ活用

DPC・MDC・ICD

併存症・合併症

手術・ ICU救急

EBM・治療法

DM・ P4P・地域連携

例 1:化学療法の種類・処置の種類・投薬の種類の LOS、 DPC 点数・症例数・転帰、など例 2: CABG、 PTCAの種類・ ICU、 CCUの治療内容・処置の種類・投薬の種類の LOS、 DPC 点数・症例数・転帰、など

Page 28: 「 DPC病院の産学間民連携」

Ope室における看護師の主な業務内容(一週間平均)

【まとめ】セット組部屋準備医材・薬品請求・補充ピッキングリネン展開消耗品展開術後器械カウント滅菌期限確認滅菌定数確認・補充針セット作成

看護師の業務フロー【術前準備~術中~術後】

セット組、部屋準備カンファレンス医材・薬品請求・補充リネン定数オペ室搬入、部屋準備リネン・消耗品展開麻酔・導尿準備術中、器械カウント、一次洗浄部屋清掃、術後汚染リネン・ゴミ針セット作成、期限切れ確認各翌日オペ準備 物品補充物品戻し、オペ伝票整理カンファレンス

中材業務フロー

セッシ、万能壺回収、洗浄、滅菌、AC滅菌EOG滅菌オペ室・病棟分滅菌バック包装リネンパック滅菌物補充、定数確認ガーゼ、針セット、ネラトン包装

DPCにおける病院スタッフのあり方ー HROデータマネジメント - Ope室

手術準備時間が全体の手術時間の3~4割りを占める

Page 29: 「 DPC病院の産学間民連携」

手術室の効率的な運営において問題となる点【人的要因】術者(医師)不足、麻酔科医不足、看護師不足、ME不足、患者数の減少、補助員不足(コンテナセットの人員不足)

【物理要因】手術室不足、手術器機不足滅菌器不足、ME機器不足材料不足、材料在庫スペース不足空き病床、洗浄器不足【問題点】

インターバルが予測できなく手術枠不足手術室の空き状況がわからない【改善】手術室の稼動分析調査 人的投入・配置内容 手術件数、術式内容、など手術室の運用見直し(閉鎖)へ

【改善】各部屋、器材の稼動率把握中材業務の把握セット化支援運用の変更IT化支援

DPCにおける病院スタッフのあり方ー HROデータマネジメント - Ope室

DPCではOpe室の運用見直しが重要

Page 30: 「 DPC病院の産学間民連携」

MDC1髄液検査 経頭蓋エコー検査 頸動脈エコー検査 経食道心エコー検査 脳波検査 単光子放出断層撮影検査( SPECT) 血管造影検査 病理組織迅速顕微鏡検査

MDC2眼底検査 蛍光造影検査 視野検査 細隙灯顕微鏡検査 単光子放出断層撮影検査( SPECT) 病理組織迅速顕微鏡検査

MDC3筋電図検査 聴力検査 精密聴力検査 血管造影検査 病理組織迅速顕微鏡検査 頸部エコー検査 耳鼻科内視鏡検査 補聴器適合検査 シンチグラフィ検査

MDC4腫瘍マーカー検査 胸腔鏡検査 縦隔鏡検査 病理組織迅速顕微鏡検査 気管支(喉頭)内視鏡検査 呼吸機能検査 ウイルス・細菌学的検査 シンチグラフィ検査

MDC5ホルター心電図 心エコー検査 ドップラー検査 経食道心エコー検査 血管内エコー検査 血管内視鏡検査 心カテーテル検査 血管造影検査 シンチグラフィ検査

MDC7滑液検査 腫瘍マーカー検査 血管造影検査 断層撮影検査 関節造影検査 CTミエログラフィ検査 選択的神経根造影検査 椎間板造影検査 筋電図検査 脊髄誘発電位検査 関節鏡検査 運動器エコー検査 病理組織迅速顕微鏡検査 シンチグラフィ検査

MDC8 MDC9 乳腺エコー検査 マンモグラフィ検査 サーモグラフィ検査 病理組織迅速顕微鏡検査

MDC10内分泌学的検査 内分泌負荷試験 頸部エコー検査 腹部エコー検査 心エコー検査 血管造影検査 病理組織迅速顕微鏡検査 シンチグラフィ検査 単光子放出断層撮影検査(SPECT)

MDC11腫瘍マーカー検査 腎尿管膀胱エコー検査 経直腸エコー検査 腹部エコー検査 膀胱造影検査 血管造影検査 経静脈腎盂造影検査( IVP) 逆行性腎盂造影検査 膀胱内視鏡検査 レノグラム検査 シンチグラフィ検査 病理組織迅速顕微鏡検査

MDC6 腫瘍マーカー検査 ウイルス学的検査 膵管内視鏡検査 消化管内視鏡検査 超音波内視鏡検査(EUS) 腹部エコー検査 膵管内エコー検査 血管造影検査 消化管造影検査 経皮経胆管造影検査( PTC) 内視鏡的逆行性胆管造影検査( ERC) 直接胆道造影検査磁気共鳴胆管膵管造影検査(MRCP) 内視鏡的逆行性膵胆管造影検査( ERCP) 経皮経肝胆道鏡検査( PTCS) 病理組織迅速顕微鏡検査 シンチグラフィ検査

MDC12 腹部エコー検査 経腟エコー検査 腫瘍マーカー検査 病理組織迅速顕微鏡検査 シンチグラフィ検査 内分泌学的検査 内分泌負荷試験 血管造影検査 子宮・卵管造影検査

MDC13、MDC14、MDC15、MDC16

MDC分類毎 標準的に行われる検査健保連ではICとの関連付け HP上で

Page 31: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCデータの活用 医療安全対策

薬剤部機能 処方箋枚数 プレアボイド件数 延べ患者数 薬剤管理指導算定 ( 退院時、麻薬 )数 対象薬品投与患者数 特定薬剤治療管理算定 (TDM)数  TPN投与患者数 無菌製剤処理加算件 (TPN,抗悪性腫瘍剤 )数  8種類以上の処方数 処方箋枚数 薬剤師による疑義紹介数 抗菌薬使用許可制の有無 採用品目数 年間増加品目数

放射線部機能  CT・MRI 検査依頼件数(外部医療機関から) 予約待ち日数( CT,MRI:現時点での空き日までの日数 )

検査部機能 迅速性:緊急 /一般 /細菌 /病理 /輸血検査の TAT パニック値検出後連絡ルールの有無

病理部機能 全ての手術病理検体の実施の有無 病理迅速診断への対応の有無 手術患者数  CPCの検討症例数

栄養部機能 学会認定によるNST(栄養サポートチーム)の有無

医療事故報告件数 期間中の退院患者数に対する、報告されたヒヤリハット報告件数(評価機構届出分) 期間中の退院患者数に対する、患者及び家族から受けた苦情件数 ボランテイア受け入れ有無

副作用報告 延べ患者数 薬事法に基づく医薬品・医療用具等安全性情報報告制度による報告件数

その他の有害事象 入院延べ日数 入院患者延べ日数 労働時間 100万時間当たり or延べ入院・外来患者数 労災件数(公立大学病院の取り扱いが未定) 刺傷件数 設備事故件数 褥創発生件数 抑制件数 失踪件数 自殺件数 転倒・転落件数 総転倒・転落件数 転倒による骨折・意識障害患者数(障害別:程度 1-3)  程度:1:傷害を伴わないもの  程度:2-1:後遺障害を残さず、また在院日数の延長を生じないもの  程度:2-2:後遺障害を残さないが、在院日数の延長を生じるもの  程度:2-3:後遺障害を生じ、あるいは死亡にいたるもの   回数: 2回以上の件数  手術関係   誤った部位への手術   誤術式   誤った患者への手術

Page 32: 「 DPC病院の産学間民連携」

病院の特性化(差別化)戦略 大病院で価格が下がり始めている

ベッドルーム

全国の主要病院 差額ベッド代(日額)

会議室

受付 談話室東京大学:ベッドルームの他に会議室・談話室・受付・キッチンキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、加熱調理器、バス、シャワー、洗面所、トイレ(ウォシュレット)2箇所、ウォークインクローゼット、ロッカー、応接セット、ドレッサー、ソファー、床頭台、テレビ2台、電話 FAX(受発信可)、ビデオデッキ、茶器、ポットなどhttp://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/pamphlet.html

病院名 総床 差額床 ( )最高額 円 ( )広さ㎡北海道大 923 65 12,000 31東北大 1296 144 18,000 31金沢大 832 157 30,000 42東京大 1046 470 189,000 155慈恵医大 1076 506 300,000 131聖路加 520 259 100,000 40横浜市大 623 98 25,000 30千葉大 835 104 10,000 14京都大 1240 131 13,500 20大阪大 1076 95 30,000 30九州大 1308 180 20,000 37

大病院の戦略  300,000 ⇒  250,000 ⇒ 189,000( 現在 ) {特別室A( 1室) 14F 上野公園、旧岩崎邸庭園が見える絶景}

2004年 2005年 2006年

DPCにおける病院スタッフのあり方ー HROデータマネジメント - 差額ベッド

Page 33: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCを用いたコスト管理

今中マニュアル・・・患者別原価計算の方法論の開発が今中雄一教授 ( 京大 )池上マニュアル・・・部門別原価計算の方法論の開発が池上直己教授 (慶大 )鹿児島大学病院方式・・・疾患別原価計算の方法論の開発が熊本一朗教授(鹿児島大)

両方法論のミックスにより医療機関における原価計算の標準方式の仕組みとの整合性が図られつつある。

 (国)  (主な会計法)国立病院機構・・・独立行政法人会計基準国立大学法人・・・国立大学法人会計基準労働福祉事業団・・・特殊法人等会計処理基準自治体 (都道府県)・・・地方財政法、地方公営企業法(市町村)・・・地方財政法、地方公営企業法日赤・・・日本赤十字社法及び施行規則済生会・・・会福祉法人会計基準北海道社会事業協会・・・社会福祉法人会計基準厚生連・・・農業共同組合法および施行規則

国民健康保険団体連合会・・・国民健康保険法社会保険関係団体・・・公益法人会計基準等公益法人・・・公益法人会計基準医療法人・・・病院会計準則学校法人・・・学校法人会計基準会社個人・・・商法施行規則、財務諸法等規則個人・・・税法 など

引用:新日本監査法人 医療福祉部 近藤浩明先生より

D、 E、 Fファイルにて共通部分を整理

標準的原価プログラムと実際原価プログラムの二つが混同しかし開設主体の会計基準(下記)や配賦基準が違うなど問題点は多い

Page 34: 「 DPC病院の産学間民連携」

DPCにおける病院スタッフのあり方

患者確保、在院日数短縮医材コスト削減業務委託見直し超過勤務予算削減人件費等の削減勤務評価による給与差別導入過剰な減価償却管理etc   ・・・戦略の基データ整備

結論全スタッフが戦略的思考を持つ 3~5年の中期計画=BSC活用

スピード経営が求められるため4役・各部署リーダーの役回りが極めて重要となる

ビジョン= DPCデータの効率的利用がポイント 

DPC病院=ナースの確保(7対1体制)不平不満のでない組織体制

最大のアウトカムは「退院」 退院支援・後方連携

Page 35: 「 DPC病院の産学間民連携」

出典:松田先生の産業医科大HP資料集より

DPCデータの活用による医療計画への対応

Page 36: 「 DPC病院の産学間民連携」

ライフスコープアプローチ(1)

Page 37: 「 DPC病院の産学間民連携」

厚労省「医療計画の見直し等に関する検討会」<検討すべき課題と方向性>(案)(平成17年1月25日)より http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/s0125-6b.html

ライフスコープアプローチ(2)

DPC

ライフスコープアプローチ図1,2とも厚労省資料より

Page 38: 「 DPC病院の産学間民連携」

  ライフスコープアプローチ

・・・・・ ・・・・・産科 小児科

生活習慣病ガン・脳・心血圧・DM外傷

福祉介護

お産産科

・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・

・・・・・ ・・・・・

・・・・・ ・・・・・

Aesthetic美容

皮膚表面

Anti Ageing痴呆

骨粗しょう症内分泌・運動

Plastic形成

皮膚表面真皮・筋皮下・骨

・・・・

Memory Clinic物忘れ・痴呆

Healthy AgeingHealthy Memory

0 5 10 15 5520 25 30 35 80 85-1 60 65 70 7540 45 50

GENOME

救急

Generation Marketing

生命

生命の輝き

Aesthetic Dentistry

Anti Aging Dentistry

2年後の医療計画への対応

医療計画の見直し等に関する検討会医療計画の見直し等に関する検討会ワーキンググループ新しい医療計画の作成に向けた都道府県と国との懇談会http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#isei

Page 39: 「 DPC病院の産学間民連携」

 

美容形成エステ

形成外科

Anti Ageing

Healthy Ageing

Memory Clinic

10年後は Generation Marketing

QOL

推進力プライド

(医療人としての)

インセンティブ 遺伝子治療Anti

Ageing

For the Patient

救急医療

Service Management

Risk Management

Quality Control

救急医療DPC

小児産婦

形成

外科整形循環器心外ガン

脳卒中

DPC病院のフィッシュボーン

オーダーメイド医療出来高

臨床研究の必要性

Page 40: 「 DPC病院の産学間民連携」

保険者構成員の疾病構造や2次医療圏内における医療構造、例えば糖尿病の耐糖能異常者数や、そのうちの経口糖尿病薬内服者、インシュリン使用者、合併症、慢性疾患既往者などの把握、およびそれぞれの医療費状況、治療状況というような詳細な情報があることによって、構成員の疾病予防(Disease Management)へのインセンティブを向上させることが可能・・・⇒ 悪化や再発を防ぎ、医療費の需要を減らすことができる( 2年後の医療計画策定では確実にこの概念が組み入れられる。地域連携パスなども)

フランスでは、その目的でいくつかのDRGをまとめたRuiz分類を作成してマネジメントや公衆衛生管理上のツールとして利用。

上記のデータマネジメント推進には、レセ電算マスターの標準化と電子レセプト化促進が必要。この二つが実現すれば各医療機関におけるDPCへの対応は格段に容易となる。

諸外国のDPC(DRG)データ活用法

DPCデータでできること・活用法(参考としてDM患者の管理)

Page 41: 「 DPC病院の産学間民連携」

我が国でDPCデータを活用するためには海外の事例なども参考に

NY市の取り組み HbA1c法施行 (2006年1月 )

・ New York City Web site( ニューヨーク市の糖尿病モニタリングサイト )   http://www.nyc.gov/html/doh/html/diabetes/diabetes-hcp.shtml

南ブロンクス地区で試験的運用

http://www.natap.org/2006/HIV/012506_03.htmhttp://www.nyba.org/news/member_news/apr112006_3.shtml

・ Emisphere Completes Enrollment for Phase II Oral Insulin Clinical Trial・ Healthy People  2010  http://www.healthypeople.gov/

○ ニューヨーク市のDiabetes Mellitus 状況・患者数 52万人 罹患率 9.0% (2003年 ) 予備軍 26.5万人。・Healthy People 2010目標 (2.5% )を大幅に上回る。・糖尿病年間医療費が約 83億ドル・ 2006年 1月 15日HbA1c法施行(DMデータOnLine強制提出)・同意書取得 データ提出率 94.8% (2006年 6月現在 )・サウスブロンクス地区 (糖尿病患者 4.8万人 )のモニタリング開始・報告は全て電子媒体(IT利活用)・米国、スウェーデンなどの研究所、製薬会社による多国籍研究

Page 42: 「 DPC病院の産学間民連携」

総蛋白

γ -GTP

TTTZTT

LDHALP肝機能

総ビリルビン

GOT

GPT

赤血球白血球

電解質

ナトリウムカリウムクロール

カルシウム無機リン

腎機能尿素窒素クレアチニン尿酸

ぶどう糖

沈渣

蛋白尿

ウロビリノーゲンビリルビンケトン体潜血反応

我が国でDPCデータを活用するためには海外の事例なども参考に

NY市の取り組み HbA1c法施行 (2006年1月 )南ブロンクス地区で試験的運用

E10-E14 糖尿病

  E10 インスリン依存性糖尿病<IDDM>   E100 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,昏睡を伴うもの   E101 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,ケトアシドーシスを伴うもの   E102 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,腎合併症を伴うもの   E103 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,眼合併症を伴うもの   E104 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,神経 (学的 ) 合併症を伴うもの   E105 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,末梢循環合併症を伴うもの   E106 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,その他の明示された合併症を伴うもの   E107 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,多発合併症をを伴うもの   E109 インスリン依存性糖尿病<IDDM>,合併症を伴わないもの

  E11 インスリン非依存性糖尿病<NIDDM>  E12 栄養障害に関連する糖尿病  E13 その他の明示された糖尿病  E14 詳細不明の糖尿病  E15-E16 その他のグルコース調節及び膵内分泌障害   E15 非糖尿病性低血糖性昏睡

通し番号 924~診断群分類番号 100060xxxxxxxx診断群分類名称 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)100080xxxxxxxx その他の糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)

糖尿病

血沈 1時間値

好中球棹状核分節核リンパ球単球好酸球好塩基球異型リンパ

血液像

血液学

白血球赤血球

ヘモグロビン

ヘマトクリット血小板

RPR法TPHA法

グリコヘモ1グロビンA 1HbAc

糖質

空腹時血糖60GTT 分120GTT 分

脂質

総コレステロール中性脂肪

HDLコレステロール

血清STS定性

HBs抗原HCV抗体

膵 血清アミラーゼ尿アミラーゼ

検査“結果” 治療“結果”生臨床データの収集

Fusion技術

Page 43: 「 DPC病院の産学間民連携」

NY市の取り組み HbA1c法施行 (2006年1月 )南ブロンクス地区で試験的運用

分類番号 名称 マスタ件数 (区分内 )1 尿糞便等検査  84件 (D000-D004)2 血液学的検査  96(D005-D006)31 生化学的検査1 ( 包括 )  71件 (D007-D007)32 生化学的検査1 ( 包括以外 )  138(D007-D007)41 生化学的検査2 ( 包括 )  113(D008-D010)42 生化学的検査2 ( 包括以外 )  55(D008-D010)5 免疫学的検査  244(D011-D016)6 微生物学的検査  54(D017-D024)7 病理学的検査  22件 (D100-D103)8 基本的検体検査実施料  2件 (D025-D025)11 呼吸循環機能検査  95件 (D200-D214)12 超音波検査  21件 (D215-D217)13 監視装置による諸検査  57件 (D218-D234)14 脳波検査  17件 (D235-D238)15 神経筋検査  18件 (D239-D242)16 耳鼻咽喉科学的検査  44件 (D243-D254)17 眼科学的検査  54件 (D255-D282)18 臨床心理神経心理検査  8件 (D283-D285)19 負荷試験  45件 (D286-D291)20 ラジオアイソトープを用いた諸検査  13件(D292-D294)21 内視鏡検査  49件 (D295-D324)22 診断穿刺検体採取料  60件 (D400-D419)98 労災検査  14件99 その他検査  57件以上、検査 1500 薬剤 1万 7千

同種同効 3200薬効分類 440などなど

DPCで最も重要なことは「データを意味ある単位へグルーピング化させること」粗過ぎず、細粒過ぎず、適度な粒度疾病および処置・手術等の診療行為や同じ効能・効果の薬、または人件費、 材料費、設備費などの経営資源もグルーピング化させ、 PDCA サイクルによって質とコストをマネジメントする、コストビヘイビア分析手法をベースにした患者のグルーピング化。経営・管理の点からも最も医療界で有益なツールとされる。

グルーピング化させる技術

薬剤種類毎(例 内服、屯服、外用)

Page 44: 「 DPC病院の産学間民連携」

医療情報のデジタル化 10年で 300億ドルが節約

Future HealthCare Model  HIPAAなど

                                                                                

★法律制定のねらい★( 1)企業従業員の医療保険のカバーを保証すること(転職時などの変更で効果あり)( 2)膨大な保険事務処理を標準化すること( 3)ヘルスケアシステムにかかるコストを下げられること保険会社は各社で異なる事務処理システムを採用。請求間違いが多く効率の悪い紙書類での処理を減らし、ペーパーレス化を進め、統一的なフォーマットを使うことで、全体的なコストダウンを図るというもの。 10年で 300億ドルの節約。

この HIPAA法によりオンライン請求を法制化したので公的保険(Medicare・Medicaid)に限れば電子請求 100%

米国の病院では義務づけ( CIO)米国 2007年度 IT予算 6300億ドル超 医療分野への投資さらに充実反面、これまでのお粗末な管理が原因で多くの IT プロジェクトを失敗IT プロジェクト管理を支える人材と組織のあり方を見直すため CIO配置義務づけ例:米国 VA病院 多人数配置義務付け。プロジェクト管理を徹底される模様。 http://www.va.gov/    http://www.va.gov/oit/index.asp

Page 45: 「 DPC病院の産学間民連携」

Organization of Regulation

2005年 4月 21日2003年 4月 14日

2004年 7月 30日

2002年 10月16日

※小規模医療施設の例外・・・上記期限から1年間延長可  →  2006年 4月で全医療機関で義務づけ完了

2006年 4月 21日

2003年 10月16日

2004年 4月 14日

2005年 7月 30日

小規模医療施設  の例外施行日

小規模医療施設  の例外施行日

米国の戦略:医療費抑制は医療情報のデジタル化この HIPAA法によりオンライン請求を法制化したので公的保険(Medicare・Medicaid)に限れば電子請求 100%

日本・・・ 2008年度から 75歳以上「後期高齢者」新医療保険システム移行予定保険料徴収や医療費の支払いにあたる運営主体(保険者)は市町村やその広域連合方針。

新医療保険システムで電子請求義務化 !?

Page 46: 「 DPC病院の産学間民連携」

VPN(仮想個別専用線網)イメージ

市町村

県職員

医療機関

各種産業団体等

小中高校

一般県民

市町村VPN行政(県)VPN医療VPN

産業VPN

教育VPN

県民VPN

市町村

県職員

医療機関

各種産業団体等

小中高校

一般県民

利用者 利用者

・ 利用者は、各VPN上で稼動する個別のシステムを利用。・ VPNの中を流れるデータは、他のVPNの利用者から見ることができないので、データを安全に送ることができる。    ・・・特定機関では「 n:n VPN」導入

ダイアルアップ 専用線 アプリケーション利用等

情報発信

○○アクセスポイン

ト △△アクセスポイン

Page 47: 「 DPC病院の産学間民連携」

大村市医療産業都市構想(環境対応型 )

大村市医療産業都市構想(環境対応型 )

大村市 医療・環境産業都市プロジェクト  

はじめに(本資料の趣旨) 我が国の医療関連産業を取り巻く環境は急速に変化しており、今後、医療・福祉関連産業の市場は急速に成長( 1996年約 38兆円だった市場が 2010年約 91兆円)し、 2015年にはオーダーメイド医療の実現が予測されるなど、ライフサインエス分野産業の発展は明るさを増すばかりとなりました。このような中、九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)誘致では、佐賀県との共同誘致参考例として、「高度医療関連産業」が項目に上げられるなど重要事項として扱われ、また大村市への誘致が決まった長崎県環境保健研究センター(仮称)が来年完成するなど、いままで取り組みが遅れてきた長崎県におけるライフサイエンス分野産業育成に関しては、長崎県工業技術センターや長崎県建設技術研究センターなど高度研究施設が集中する大村市が中心となった具現化される「大村市医療・環境産業都市」構想(クラスター化)が早急に必要な状況となりました。

DPCデータを活用させた医療産業

Page 48: 「 DPC病院の産学間民連携」

【本資料において重要項目の抜粋】第二 企業誘致と地場産業の振興 一 企業誘致の推進 本市は、高速交通体系に恵まれた環境にあり、この地理的優位性を活かし、雇用の場の確保や経済の活性化のため、企業誘致を積極的に進めてまいります。 大村ハイテクパークにおいては、長崎県環境保健研究センター(仮称)が、平成 19年4月の開設に向けて本年1月に着工されました。完成後は、長崎県工業技術センターなどと共に、長崎県における技術研究の拠点として更に充実が図られ、高度技術産業集積地として益々発展するものと確信しております。 オフィスパーク大村については、平成 17年度に5社の企業進出が決定いたしました。引き続き、県や関係機関との連携を一層深め、先端技術を有した優良企業などの誘致を積極的に進めてまいります。 一方、操業中の誘致企業の増産に伴い、工業用水を増量する必要が生じたため、本年度から工業用水道の整備拡充を進めてまいります。

二 商業・サービス業の振興上駅通り地区市街地再開発事業については、本年1月に事業計画素案の提案を受け、平成 19年度着手に向けて県等との協議を進めてまいります。中心商店街については「まちかど研究室」や商店会、商工会議所と共に市民の参加を得ながら、各種イベントを開催するなど「中心商店街賑わいまちづくり事業」を実施し、より多くの集客を図ってまいります。

【本資料において重要項目の抜粋】第二 企業誘致と地場産業の振興 一 企業誘致の推進 本市は、高速交通体系に恵まれた環境にあり、この地理的優位性を活かし、雇用の場の確保や経済の活性化のため、企業誘致を積極的に進めてまいります。 大村ハイテクパークにおいては、長崎県環境保健研究センター(仮称)が、平成 19年4月の開設に向けて本年1月に着工されました。完成後は、長崎県工業技術センターなどと共に、長崎県における技術研究の拠点として更に充実が図られ、高度技術産業集積地として益々発展するものと確信しております。 オフィスパーク大村については、平成 17年度に5社の企業進出が決定いたしました。引き続き、県や関係機関との連携を一層深め、先端技術を有した優良企業などの誘致を積極的に進めてまいります。 一方、操業中の誘致企業の増産に伴い、工業用水を増量する必要が生じたため、本年度から工業用水道の整備拡充を進めてまいります。

二 商業・サービス業の振興上駅通り地区市街地再開発事業については、本年1月に事業計画素案の提案を受け、平成 19年度着手に向けて県等との協議を進めてまいります。中心商店街については「まちかど研究室」や商店会、商工会議所と共に市民の参加を得ながら、各種イベントを開催するなど「中心商店街賑わいまちづくり事業」を実施し、より多くの集客を図ってまいります。

市民恩恵・享受となる総合的な戦略の検討

平成18年度 施政方針 市長の部屋より ( 2006.03)

大村市 平成18年度 施政方針

Page 49: 「 DPC病院の産学間民連携」

医療産業都市

テーラーメイド医療の医薬品承認は 2015年までに実施

厚生労働省は、 2006年 2月 1日の厚生科学審議会科学技術部会で、厚生労働科学研究の研究開発目標を示す。同目標ではファーマコゲノミクスに基づく医薬品の評価手法は 2010年までに確立と明言。

・日米欧 6ヶ国で取り組んでいたヒトゲノム解読プロジェクトが完了し、ゲノム情報の応用により、医療技術も変化の時代へ。・医薬品は、疾病の原因を遺伝子レベルで特定して、そのターゲットに向けて開発されるケースが増える。(ゲノム創薬)・疾病遺伝子を特定した医薬品開発へ「テーラーメイド医療・オーダーメイド医療」

ただし、最新のテクノロジーを活用してもゲノム科学を進めることは難しい。 ITやナノテクノロジー分野と比べ、とくにバイオ分野は複雑な生 命 現象を対象とするだけあって、時間と労力が必要であり、分析機器の開発、薬の候補物質の探索や最適化、動物実験、臨床治験など、実用へのステップが多い。

大村地区に県の研究機関が集まっている中、「大村医療・環境産業都市」構想の実現がこれらの分野の最先端になれる近道。

【参考】・文部科学省 リーディングプロジェクト「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」 http://biobankjp.org/・第29回厚生科学審議会科学技術部会議事次第 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/03/s0308-6.html・第28回厚生科学審議会科学技術部会議事次第 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/02/s0201-5.htm 「九州大学病院の遺伝子治療臨床研究実施計画」など l

厚生労働省は、 2006年 2月 1日の厚生科学審議会科学技術部会で、厚生労働科学研究の研究開発目標を示す。同目標ではファーマコゲノミクスに基づく医薬品の評価手法は 2010年までに確立と明言。

・日米欧 6ヶ国で取り組んでいたヒトゲノム解読プロジェクトが完了し、ゲノム情報の応用により、医療技術も変化の時代へ。・医薬品は、疾病の原因を遺伝子レベルで特定して、そのターゲットに向けて開発されるケースが増える。(ゲノム創薬)・疾病遺伝子を特定した医薬品開発へ「テーラーメイド医療・オーダーメイド医療」

ただし、最新のテクノロジーを活用してもゲノム科学を進めることは難しい。 ITやナノテクノロジー分野と比べ、とくにバイオ分野は複雑な生 命 現象を対象とするだけあって、時間と労力が必要であり、分析機器の開発、薬の候補物質の探索や最適化、動物実験、臨床治験など、実用へのステップが多い。

大村地区に県の研究機関が集まっている中、「大村医療・環境産業都市」構想の実現がこれらの分野の最先端になれる近道。

【参考】・文部科学省 リーディングプロジェクト「オーダーメイド医療実現化プロジェクト」 http://biobankjp.org/・第29回厚生科学審議会科学技術部会議事次第 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/03/s0308-6.html・第28回厚生科学審議会科学技術部会議事次第 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/02/s0201-5.htm 「九州大学病院の遺伝子治療臨床研究実施計画」など l

Page 50: 「 DPC病院の産学間民連携」

医療産業都市構想

長崎県 2010年度までの目標「県外企業を 80社誘致することにより、 6,200人の雇用を創出します。(「長崎県産業振興構想」の目標数値)」 ⇒これらの目標を達成するためにも医療産業都市構想を具現化させ、産学官民の体制を築かなければならない

Page 51: 「 DPC病院の産学間民連携」

(波佐見町)長崎県窯業技術センター

(諫早市)長崎県総合農林試験場

(有田町)佐賀県窯業技術センター

(長崎市)長崎県総合水産試験

(佐賀市)佐賀県工業技術センター(小城市)佐賀県樹試験場

(山内町)佐賀県畜産試験場

(嬉野市)佐賀県茶業試験場

(唐津市)佐賀県上場営農センター

(小城市)佐賀県有明水産振興センター

(唐津市)佐賀県玄海水産振興センター

(佐賀市)佐賀県林業試験場

(鳥栖市)九州シンクロトロン光研究センター

佐賀空港

(佐賀市)佐賀産業保健推進センター

国立病院機構嬉野医療センター  424床

窯業産業連携

(島原市)長崎県畜産試験場

(大村市)長崎県工業技術センター(大村市)長崎県環境保健研究センター(仮称)H19年(大村市)長崎県果樹試験場

長崎空港

国立病院機構長崎神経医療センター  330床

国立病院機構長崎医療医療センター  650床大村市立病院  284床

医療産業都市構想

平成 17年 10月西九州地域振興懇話会「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進―【共同誘致産業例】佐賀、長崎両県が一体となった誘致を展開○自動車関連産業、IT関連産業、新エネルギー関連産業※水素燃料電池、バイオマス発電、太陽光発電等のエネルギー関連機器等の製造を行う産業○高度医療関連産業※ がんの早期発見や先進治療のための機器や新薬等製造を行う先進医療産業

平成 17年 10月西九州地域振興懇話会「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進―【共同誘致産業例】佐賀、長崎両県が一体となった誘致を展開○自動車関連産業、IT関連産業、新エネルギー関連産業※水素燃料電池、バイオマス発電、太陽光発電等のエネルギー関連機器等の製造を行う産業○高度医療関連産業※ がんの早期発見や先進治療のための機器や新薬等製造を行う先進医療産業

佐賀・長崎の研究試験場武雄~諫早間 医療施設

大村市医師会 約 70 診療所

最終とりまとめ本文 (PDF) http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/city_plan/pdf/200510honpen.pdf

諫早総合病院  324床

Page 52: 「 DPC病院の産学間民連携」

○感染症研究、ライフサイエンス分野、オーダーメイド医療への取り組み・・・細胞・遺伝子治療、生活習慣病予防に係る特定健康診査・特定保健指導の推進(環境保健研究センター、工業技術センター、総合農林試験場、長崎神経医療センター・長崎医療センター・嬉野医療センターなど) 具体的には・・・西九州地区で発生した感染症対策および発生後の速やかな対応。がん疾患を中心としたゲノム研究、ポストゲノム研究における医薬、診断薬の新規シーズ開発。西九州地区の医療産業都市化。

○臨床試験の促進・治験ネットワークの形成、がんの早期発見や先進治療のための医療機器の開発・・・製薬会社や医療研究施設の出張研究所等の誘致(全医療機関および全施設との連携) 具体的には・・・全国の国立病院機構内3位の実績を誇る長崎医療センターの治験事業や神経医療センター、嬉野医療センターなど研究事業を産学官民の連携促進にて西九州地区で発展させる。

○特定保健用食品(トクホ )の開発(関連医療機関と佐賀県畜産試験場、佐賀県茶業試験場、長崎県果樹試験場、長崎県総合農林試験場など) 具体的には・・・お茶(ビワ葉、嬉野茶、等)の機能研究、関連機関の連携促進・臨床研究。西九州茶農業協同組合連合会との連携。両試験場の得意とする牛、海苔、カンキツ新品種などのトクホ化。など

○半導体の少数キャリア拡散を利用した神経細胞デバイスの構成研究(工業技術センター、長崎神経医療センター・長崎医療センター・嬉野医療センターなど) 具体的には・・・文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア)」を発展させる特区化。企業誘致。

高度医療関連産業育成の取り組み※ がんの早期発見や先進治療のための機器や新薬等製造を行う先進医療産業

Page 53: 「 DPC病院の産学間民連携」

先行する福岡・熊本より先駆ける取り組みを

文部科学省 地域科学技術振興事業費補助金 都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア)

Page 54: 「 DPC病院の産学間民連携」

文部科学省 地域科学技術振興事業費補助金 都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア) 平成 17年度 研究成果報告会の開催について 平成 18年 3月17日 http://www.joho-nagasaki.or.jp/info/zaidan/tosieria/index.php「QOL医療診断に向けた非侵襲センシング技術」 「聴音のデジタル処理による異常の検出」  テーマ :「電子聴診器による肺音の異常検出」   報告者 :宮原 末治(長崎大学工学部教授)   テーマ :「聴音 心電計用・ LSIの開発」   報告者 :田中 義人(長崎総合科学大学工学部教授)「レーザによる血液成分(血糖値)の計測」の研究  テーマ :「レーザによる血糖値計測とその応用展開」   報告者 :下村 義昭(長崎県工業技術センター研究員) 「マイクロ波による初期乳がんの検出」の研究  テーマ :「マイクロ波による乳がん検出法に関する基礎的検討」   報告者 :竹中 隆(長崎大学工学部教授) 「超音波による蓄尿量の計測」の研究  テーマ :「超音波による蓄尿量の計測」   報告者 :阿部 貴志(長崎大学工学部助手)

文部科学省 地域科学技術振興事業費補助金 都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア) 平成 17年度 研究成果報告会の開催について 平成 18年 3月17日 http://www.joho-nagasaki.or.jp/info/zaidan/tosieria/index.php「QOL医療診断に向けた非侵襲センシング技術」 「聴音のデジタル処理による異常の検出」  テーマ :「電子聴診器による肺音の異常検出」   報告者 :宮原 末治(長崎大学工学部教授)   テーマ :「聴音 心電計用・ LSIの開発」   報告者 :田中 義人(長崎総合科学大学工学部教授)「レーザによる血液成分(血糖値)の計測」の研究  テーマ :「レーザによる血糖値計測とその応用展開」   報告者 :下村 義昭(長崎県工業技術センター研究員) 「マイクロ波による初期乳がんの検出」の研究  テーマ :「マイクロ波による乳がん検出法に関する基礎的検討」   報告者 :竹中 隆(長崎大学工学部教授) 「超音波による蓄尿量の計測」の研究  テーマ :「超音波による蓄尿量の計測」   報告者 :阿部 貴志(長崎大学工学部助手)

研究成果物の誘致

(「よかネット長崎」 )http://www.joho-nagasaki.or.jp/

文部科学省 地域科学技術振興事業費補助金 都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア)

Page 55: 「 DPC病院の産学間民連携」

長崎県の科学技術 長崎県科学技術振興課ホームページhttp://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/index.html

【長崎県内公設試験場】長崎県内公設試験場リンク ○衛生公害研究所(〒 852-8061 長崎県長崎市滑石 1-9-5) http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/( H19年より新衛生公害研究所:長崎県環境保健研究センター(仮称))                    {長崎県大村市池田 2丁目(ハイテクパーク 2-2工区)}○工業技術センター(〒 856-0026 大村市池田 2-1303-8)   http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/○果樹試験場(〒 856-0021 長崎県大村市鬼橋町 1370)   http://www.suisan.n-nourin.jp/kashi/kashiindex.html○窯業技術センター(〒 859-3726 長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷 605-2)   http://www.pref.nagasaki.jp/yogyo/○長崎県総合農林試験場(〒 854-0063 長崎県諫早市貝津町 3118)   http://www.n-nourin.jp/ah/agrilink/siken/sounousi/nourintop.html○畜産試験場(〒 859-1404 長崎県南高来郡有明町湯江丁 3600)   http://www.suisan.n-nourin.jp/tikusi/tikusan_i.html○水産試験場~マリンラボ長崎~(〒 851-2213 長崎市多以良町 1551-4)   http://www.marinelabo.nagasaki.nagasaki.jp/

     交通アクセスの利便性・・・大村市へ集中( 3/7 近隣に諫早・波佐見 5/7)     産学官民連携:ライフサイエンス分野への取り組みを大村市主導で

長崎県の科学技術 長崎県科学技術振興課ホームページhttp://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/index.html

【長崎県内公設試験場】長崎県内公設試験場リンク ○衛生公害研究所(〒 852-8061 長崎県長崎市滑石 1-9-5) http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/( H19年より新衛生公害研究所:長崎県環境保健研究センター(仮称))                    {長崎県大村市池田 2丁目(ハイテクパーク 2-2工区)}○工業技術センター(〒 856-0026 大村市池田 2-1303-8)   http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/○果樹試験場(〒 856-0021 長崎県大村市鬼橋町 1370)   http://www.suisan.n-nourin.jp/kashi/kashiindex.html○窯業技術センター(〒 859-3726 長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷 605-2)   http://www.pref.nagasaki.jp/yogyo/○長崎県総合農林試験場(〒 854-0063 長崎県諫早市貝津町 3118)   http://www.n-nourin.jp/ah/agrilink/siken/sounousi/nourintop.html○畜産試験場(〒 859-1404 長崎県南高来郡有明町湯江丁 3600)   http://www.suisan.n-nourin.jp/tikusi/tikusan_i.html○水産試験場~マリンラボ長崎~(〒 851-2213 長崎市多以良町 1551-4)   http://www.marinelabo.nagasaki.nagasaki.jp/

     交通アクセスの利便性・・・大村市へ集中( 3/7 近隣に諫早・波佐見 5/7)     産学官民連携:ライフサイエンス分野への取り組みを大村市主導で

長崎県内公設試験場 ~大村市近隣~

Page 56: 「 DPC病院の産学間民連携」

久留米 小郡 鳥栖 基山 都市未来委が発足 新幹線や医療で連携論議http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060726/20060726_002.shtml

 福岡県の久留米市と小郡市、佐賀県の鳥栖市と基山町の4つの地域が、県境を越えてどう連携していくかを探る有識者会議「都市未来委員会」が25日、西日本新聞社(福岡市)で初会合を開いた。九州新幹線の新駅設置や医療機関と物流施設の集積を生かした新たな地域づくりなど、住民生活の向上を主眼にした連携の在り方をテーマに論議を進めることを確認した。 同委員会は、西日本新聞の創刊130周年を記念したキャンペーン企画「都市未来プロジェクト」の一環。委員6人による現地調査や住民意識調査を踏まえて地域課題を探り、11月の提言に向け論議を重ねる。 座長に選出された矢田俊文北九州市立大学長は「依然として行政は(県庁所在地)中心主義。それをどう乗り越え、住民生活の向上に生かすか議論しよう。地域の特色である医療や物流、道州制などを論議のキーワードにしたい」と話した。 そのほかの委員は、石橋潔久留米大文学部情報社会学科助教授▽嶋田暁文九州大大学院法学研究院助教授▽田村馨福岡大商学部教授▽出口敦九州大大学院人間環境学研究院教授▽三島伸雄佐賀大理工学部都市工学科助教授。 4市町は1989年に県境を越えた発展を目指し「筑後川流域クロスロード協議会」を設立。昨年から首長による道州制の導入を視野に入れた勉強会を続けて6月に「州都誘致」を柱とする提言をまとめるなど、連携の機運が高まっている。 = 2006/07/26付 西日本新聞朝刊= 2006 年 07 月 26 日 00時 34分

九州新幹線の新駅設置や医療機関と物流施設の集積を生かした新たな地域づくり

Page 57: 「 DPC病院の産学間民連携」

「西九州地域振興懇話会」より 「九州新幹線西九州ルート (長崎ルート )が西九州地域の活性化に必要」「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)」  http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/ (下記に抜粋)

「西九州地域振興懇話会」より 「九州新幹線西九州ルート (長崎ルート )が西九州地域の活性化に必要」「九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)」  http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/ (下記に抜粋)

長崎県の方針も高度医療関連産業の育成を掲げている

停滞している長崎県科学技術振興事業の推進長崎県環境保健研究センター (仮称 )

Page 58: 「 DPC病院の産学間民連携」

高齢化ニューフロンティア技術の開発

長崎県の研究開発の重点化より

Page 59: 「 DPC病院の産学間民連携」

立地条件(地の利) ・・・近隣に大村市立病院や、長崎神経医療センター、準ナショナルセンターの長崎医療センターがある。 H19年より長崎県環境保健研究センター (仮称 )(活かしきれていない技術力の再活用 !!) 解放整備品、共同研究、依頼試験などで医療分野へ活用医療への技術転用・利用が容易にできる ( ロボット・バイオ・環境分野など )現在・・・長崎県工業技術センター http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/    (ロボット分野、食品・バイオ分野、光技術分野、機能性材料分野、環境・エネルギー分野)

立地条件(地の利) ・・・近隣に大村市立病院や、長崎神経医療センター、準ナショナルセンターの長崎医療センターがある。 H19年より長崎県環境保健研究センター (仮称 )(活かしきれていない技術力の再活用 !!) 解放整備品、共同研究、依頼試験などで医療分野へ活用医療への技術転用・利用が容易にできる ( ロボット・バイオ・環境分野など )現在・・・長崎県工業技術センター http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/    (ロボット分野、食品・バイオ分野、光技術分野、機能性材料分野、環境・エネルギー分野)

在宅医療や介護のための診断機器の開発 ttp://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/shinkou/pdf/kouhoushi.pdf

大村「医療」産業都市構想のねらい

Page 60: 「 DPC病院の産学間民連携」

○ 長崎県工業技術センター  http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/○ 長崎県建設技術研究センター http://www.nerc.or.jp/○ 長崎県産業振興財団 http://www.joho-nagasaki.or.jp/○ 長崎県果樹試験場 http://www.suisan.n-nourin.jp/kashi/kashiindex.html○ 長崎県環境保健研究センター (仮称 )    ( 現・長崎県衛生公害研究所:長崎市滑石 )   http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/index.html

長崎医療センター、長崎神経医療センター、精神医療センター、大村市立病院、大村市医師会、 など

それぞれの役割・理念・活動内容等を念頭に叩き台の作成

○ 長崎県工業技術センター  http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/○ 長崎県建設技術研究センター http://www.nerc.or.jp/○ 長崎県産業振興財団 http://www.joho-nagasaki.or.jp/○ 長崎県果樹試験場 http://www.suisan.n-nourin.jp/kashi/kashiindex.html○ 長崎県環境保健研究センター (仮称 )    ( 現・長崎県衛生公害研究所:長崎市滑石 )   http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/index.html

長崎医療センター、長崎神経医療センター、精神医療センター、大村市立病院、大村市医師会、 など

それぞれの役割・理念・活動内容等を念頭に叩き台の作成

長崎県工業技術センター

長崎県建設技術研究センター長崎県環境保健研究センター (仮称 ) 

長崎市出島町

大村「医療」産業都市構想のねらい

Page 61: 「 DPC病院の産学間民連携」

「長崎医療センター」の存在(医師 160人超)大村市は「市立病院経営懇話会報告書」 ( http://www.city.omura.nagasaki.jp/file/temp/6886407.pdf )の通り、長崎市・佐世保市に比べ、高機能病床が多く、高度先進医療が行いやすい地区である。また、近隣には神経医療センターや長崎空港に最も近い大村市立病院(感染症2種)もあるなど、医療産業都市化が行える環境にある。

治験管理室( H11年発足:長崎最大の治験センター)http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/chiken/chiken.htm/////////////////////////////////////////////////////////////臨床研究センター (研究 )http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/rinken/3rinken.htm 当院は我が国が推進すべき政策医療の一つとして肝疾患に関しての分野において、先駆的な医療や難治性の疾病等に関する診断、治療技術の機能強化を図るとして診療、臨床研究、情報発信、教育を担う高度専門医療施設(準ナショナルセンター)として位置づけがなされており、その具体的研究体制の強化の一環として 5部 15室からなる臨床研究センターが設置されました。 5部の研究部門には、それぞれ 1 名の流動研究員を置き、研究体制の強化を図っています。

「長崎医療センター」の存在(医師 160人超)大村市は「市立病院経営懇話会報告書」 ( http://www.city.omura.nagasaki.jp/file/temp/6886407.pdf )の通り、長崎市・佐世保市に比べ、高機能病床が多く、高度先進医療が行いやすい地区である。また、近隣には神経医療センターや長崎空港に最も近い大村市立病院(感染症2種)もあるなど、医療産業都市化が行える環境にある。

治験管理室( H11年発足:長崎最大の治験センター)http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/chiken/chiken.htm/////////////////////////////////////////////////////////////臨床研究センター (研究 )http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/rinken/3rinken.htm 当院は我が国が推進すべき政策医療の一つとして肝疾患に関しての分野において、先駆的な医療や難治性の疾病等に関する診断、治療技術の機能強化を図るとして診療、臨床研究、情報発信、教育を担う高度専門医療施設(準ナショナルセンター)として位置づけがなされており、その具体的研究体制の強化の一環として 5部 15室からなる臨床研究センターが設置されました。 5部の研究部門には、それぞれ 1 名の流動研究員を置き、研究体制の強化を図っています。 2.治療研究部 八橋 弘

肝炎治療研究室 大黒 学 肝癌治療研究室 大黒 学 肝不全治療研究室 高山 隼人

3.先端技術研究部 中村 稔 再生医療研究室 *小森 敦正 遺伝子研究室 中村 稔 薬理研究室 鬼塚 伸也

4.病因解析研究部 右田清志 ウイルス免疫研究室 右田 清志 自己免疫研究室 右田 清志

5.機能形態研究部 藤岡ひ かる 外科治療研究室 鬼塚 伸也 肝移植研究室 *谷口 堅 病理研究室 伊東 正博 画像形態研究室 *藤本 俊史

研究部・部長 研究室 室長 (*専任 ) 1.政策医療企画研究部 石橋大海 臨床疫学研究室 矢野 公士 情報推進研究室 *松本 武浩 治験管理室 八橋 弘 国際医療協力室 八橋 弘

大村「医療」産業都市構想のねらい

Page 62: 「 DPC病院の産学間民連携」

○ 悪性新生物 死亡率(人口 10 万対)大村市  196  225.5(県下 8番目)全国  309,543  245.4長崎県  4,352  290.9市部  2,686  282.1郡部  1,666  304.0(※全国平均下回る )

○ 悪性新生物 死亡率(人口 10 万対)大村市  196  225.5(県下 8番目)全国  309,543  245.4長崎県  4,352  290.9市部  2,686  282.1郡部  1,666  304.0(※全国平均下回る )

○ 心疾患 死亡率(人口 10 万対)大村市  70  80.5(県下 4番目)全国  159,545  126.5長崎県  2,184  146.0市部  1,215  127.6郡部  969  176.8(※全国平均大幅下回る )

○ 心疾患 死亡率(人口 10 万対)大村市  70  80.5(県下 4番目)全国  159,545  126.5長崎県  2,184  146.0市部  1,215  127.6郡部  969  176.8(※全国平均大幅下回る )

○ 脳血管疾患 死亡率(人口 10 万対)大村市  58  66.7(県下 6番目)全国  132,067  104.7長崎県  1,714  114.6市部  990  104.0郡部  724  132.1(※全国平均大幅下回る )

○ 脳血管疾患 死亡率(人口 10 万対)大村市  58  66.7(県下 6番目)全国  132,067  104.7長崎県  1,714  114.6市部  990  104.0郡部  724  132.1(※全国平均大幅下回る )

○ 肺炎 死亡率(人口 10 万対)大村市  56  64.4(県下 9番目)全国  94,942  75.3長崎県  1,457  97.4市部  823  86.4郡部  634  115.7(※全国平均下回る )

○ 肺炎 死亡率(人口 10 万対)大村市  56  64.4(県下 9番目)全国  94,942  75.3長崎県  1,457  97.4市部  823  86.4郡部  634  115.7(※全国平均下回る )

( 15.10.1 現在における統計 )○ 全体の死亡率      人口 死亡 率(人口 10 万対)大村市  86,933  602  692.5(県下 4番目)全国  126,139,000  1,014,951 804.6長崎県  1,496,000  14,152  946.0市部    952,110   8,283  870.0郡部    548,046   5,869 1070.9

( 15.10.1 現在における統計 )○ 全体の死亡率      人口 死亡 率(人口 10 万対)大村市  86,933  602  692.5(県下 4番目)全国  126,139,000  1,014,951 804.6長崎県  1,496,000  14,152  946.0市部    952,110   8,283  870.0郡部    548,046   5,869 1070.9

大村「医療」産業都市構想のねらい

Page 63: 「 DPC病院の産学間民連携」

大村市の直面する重要課題  ( 1)少子高齢化対策 ( 2)環境問題対策 ( 3)財政健全化対策

○大村市のポテンシャル ・絶好の交通アクセス。“地の利”を生かしたスピーディな企業活動が可能 長崎県の中央部に位置。大村インターチェンジまで2 km。長崎空港まで6km。 空港の利活用で中国、韓国に最も近い大村市。大きな可能性のビジネスチャンス。・大村ハイテクパーク、オフィスパーク大村  ・・・地域指定 長崎県環境保健研究センター (仮称 )、長崎県工業技術センター、長崎県建設技術研究センター・企業誘致:優遇措置、補助金、誘致・・・お金をかけない行政主導の「箱作り」

大村市の直面する重要課題  ( 1)少子高齢化対策 ( 2)環境問題対策 ( 3)財政健全化対策

○大村市のポテンシャル ・絶好の交通アクセス。“地の利”を生かしたスピーディな企業活動が可能 長崎県の中央部に位置。大村インターチェンジまで2 km。長崎空港まで6km。 空港の利活用で中国、韓国に最も近い大村市。大きな可能性のビジネスチャンス。・大村ハイテクパーク、オフィスパーク大村  ・・・地域指定 長崎県環境保健研究センター (仮称 )、長崎県工業技術センター、長崎県建設技術研究センター・企業誘致:優遇措置、補助金、誘致・・・お金をかけない行政主導の「箱作り」

直面する重要課題の解決として  =産学官民連携大村医療・環境産業都市構想!

大村市の直面する重要課題

DPCデータベースを中心とした治験事業推進、マーケットリサーチおよびバイオ産業データとのフージョン化

Page 64: 「 DPC病院の産学間民連携」

大村「医療」産業都市構想のねらい

H18年度目標ながさき治験医療環境整備委員会等の開催  12回現地指導医療機関数  15施設

H19年度目標治験実施体制整備医療機関数  31施設治験実施症例数  620症例

H18年度目標ながさき治験医療環境整備委員会等の開催  12回現地指導医療機関数  15施設

https://www.pref.nagasaki.jp/sehyo/h17/hyouka/pdf/sr50517001.pdf

Page 65: 「 DPC病院の産学間民連携」

大村「医療」産業都市構想のねらい

西九州治験ネットワーク(長崎県・佐賀県における治験事業:医療産業都市構想)

・県民への高度先端医療や良質な医療の提供を目指し、長崎大学、佐賀大学、両県医師会、両県病院協会、両県薬剤師会、両県看護協会および長崎県、佐賀県が連携して、迅速で質の高い治験の実施を支援します。 ・治験の実施によって倫理性、科学性、信頼性の高い医療を確立して、県民の健康・福祉の増進に寄与します。 ・平成17年度より長崎県が進める「ながさき治験医療環境づくり構想」や、ながさき治験医療環境整備委員会等との連携により、治験環境の醸成、人材の育成など治験の基盤整備を支援します。・特定保健用食品《 トクホ 》の臨床試験や、健康補助食品、栄養機能食品、特別用途食品などの開発を支援します。

Page 66: 「 DPC病院の産学間民連携」

大村「医療」産業都市構想のねらい

おなかの調子を整える食品 ( http://www.jhnfa.org/onaka.html) オリゴ糖類を含む食品 乳酸菌類を含む食品 食物繊維類を含む食品 その他の成分を含む食品 複数の成分を含む食品 コレステロールが高めの方の食品 ( http://www.jhnfa.org/kore-0.html) コレステロールが高めの方、おなかの調子を整える食品 ( http://www.jhnfa.org/kore-02.html) 血圧が高めの方の食品 ( http://www.jhnfa.org/ketsuatsu-0.html) ミネラルの吸収を助ける食品 ( http://www.jhnfa.org/mineraru-0.html) ミネラルの吸収を助け、おなかの調子を整える食品 ( http://www.jhnfa.org/mineraru-02.html) 骨の健康が気になる方の食品 ( http://www.jhnfa.org/hone-0.html) むし歯の原因になりにくい食品と歯を丈夫で健康にする食品 ( http://www.jhnfa.org/musiba-0.html) 血糖値が気になり始めた方の食品 ( http://www.jhnfa.org/ketou-0.html) 血中中性脂肪、体脂肪が気になる方の食品 ( http://www.jhnfa.org/syokugo-0.html) 血中中性脂肪、体脂肪が気になる方、コレステロールが高めの方の食品  ( http://www.jhnfa.org/syokugo-02.html)

「特定保健用食品」のマークです。生活習慣病の罹患を回避できるように工夫した食品で、 厚生労働省が「保健の用途・効果」を表示することを許可したマークです。