平成２７年８月１２日

経済解析室

平成２７年６月の 第３次産業と鉱工業の概況

第３次産業活動指数URL：http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result-1.html 鉱工業指数URL : http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html

2

統合指数（試算値）の動向 • 平成２７年６月の統合指数（試算値）は９７．６（前月比０．４％）と２か月ぶりの上昇。 • 平成２７年４月の９８．０以来の指数水準。

（注）１．統合指数（試算値）は、鉱工業生産指数及び第３次産業活動指数の季節調整済指数を全産業活動指数の ウエイトで加重平均することにより算出。 ２．シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

○鉱工業および第３次産業の統合指数（試算値）

98.0

97.6

85

90

95

100

105

110

123456789101112123456789101112123456789101112123456789101112123456789101112123456789101112123456789101112123456

20 21 22 23 24 25 26 27

（１７年＝１００）

（月／年）

東日本大震災発生

リーマンショック発生

消費税率引上げ

3

統合指数（試算値）に対する産業別寄与度分解

• 平成２７年６月の統合指数（前月比、季節調整済）は、第３次産業活動、鉱工業生産がともに上昇したことにより、前月比０．４％の上昇。

7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

26 27

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

第３次産業活動指数

鉱工業生産指数

統合指数

（月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

4

平成２７年６月 第３次産業活動指数の状況 月次（H27年6月） 第３次産業総合 広義対個人サービス 広義対事業所サービス

季調済指数 99.0 104.7 95.2

前月比 0.3％ 0.0％ 0.3％

指数水準H27.4　99.3以来 H27.3　105.0以来 H27.4　95.7以来

下位　　　　　上位ⅠH19.8 　 103.5 ①H23.3 95.8　ⅠH26.3 108.5 ⅠH19.11　105.7ⅡH19.6　 103.3 ②H15.4 97.0　ⅡH26.1 105.5 ⅠH20.1　 105.7ⅡH19.11　103.3 ③H15.2 97.2　ⅢH27.1等105.0 ⅠH20.2 　105.7

前月比の動き４か月ぶり＋ ２か月ぶり＋（H27.2以来） － （H27.4以来）

前月比幅H27.1　0.6％以来 H27.4　0.6％以来

ⅠH26.3　2.2％ － ⅠH22.4　2.5％ⅡH23.4　2.1％ ⅡH23.4　2.3％ⅢH21.4　2.0％ ⅢH22.1　2.2％

原指数　前年同月比 1.5％ 1.2％ 1.8％

前年同月比の動き３か月連続＋ ３か月連続＋ ２か月ぶり＋（H27.4以来） （H27.4以来） （H27.4以来）

前年同月比幅H27.4　2.2％以来 H27.4　2.0％以来 H27.4　2.5％以来

ⅠH24.3　4.2％ ⅠH24.3　7.1％ ⅠH18.5　 5.4％ⅡH18.5　3.4％ ⅡH22.3　3.9％ ⅡH16.11　4.3％ⅢH17.8　3.2％ ⅢH22.8､H24.4　3.7％ ⅢH18.1､18.10　4.0％

１）　▲はマイナス２）　ローマ数字のデータは平成17年基準における最大値からのもの、○数字は最小値からのもの３）　【】内は平成17年基準以外

5

平成２７年４～６月期 第３次産業活動指数の状況 第３次産業総合 広義対個人サービス 広義対事業所サービス

季調済指数 99.0 104.6 95.3

前期比 ▲ 0.9％ ▲ 0.3％ ▲ 0.9％

指数水準H26.Ⅲ 98.3以来 H26.Ⅳ 104.2以来 H26.Ⅲ 94.5以来

①H15.Ⅱ 96.0 ①H15.Ⅰ 97.3 ①H26.Ⅱ 93.9①H15.Ⅰ 96.1 ①H15.Ⅱ 97.3 ②H26.Ⅲ 94.5③H21.Ⅱ 96.2 ③H15.Ⅲ 97.7 ③H21.Ⅱ､Ⅳ　94.6

前期比の動き４期ぶり▲ ４期ぶり▲ ４期ぶり▲

（H26.Ⅱ以来） （H26.Ⅱ以来） （H26.Ⅱ以来）

前期比幅H26.Ⅱ ▲3.9％以来 H26.Ⅱ ▲2.8％以来 H26.Ⅱ ▲4.5％以来

①H26.Ⅱ ▲3.9％ ①H26.Ⅱ ▲2.8％ ①H21.Ⅰ ▲5.0％②H21.Ⅰ ▲3.1％ ②H23.Ⅰ ▲1.3％ ②H26.Ⅱ ▲4.5％③H20.Ⅳ ▲1.7％ ③H19.Ⅳ ▲0.6％ ③H20.Ⅳ ▲2.5％

原指数　前年同期比 1.3％ 1.5％ 1.4％

前年同期比の動き５期ぶり＋ ５期ぶり＋ ５期ぶり＋

（H26.Ⅰ以来） （H26.Ⅰ以来） （H26.Ⅰ以来）

前年同期比幅H26.Ⅰ 2.0％以来 H26.Ⅰ 1.7％以来 H26.Ⅰ 2.2％以来

ⅠH17.Ⅳ 2.5％ ⅠH24.Ⅰ 4.1％ ⅠH18.Ⅱ 3.9％ⅡH18.Ⅱ 2.4％ ⅡH22.Ⅲ 3.1％ ⅡH18.Ⅰ 3.3％ⅡH24.Ⅰ 2.4％ ⅢH24.Ⅱ 2.8％ ⅢH17.Ⅳ 2.8％

１）　▲はマイナス２）　ローマ数字のデータは平成17年基準における最大値からのもの、○数字は最小値からのもの３）　【】内は平成17年基準以外

四半期（H27年4～6月期）

6

第３次産業活動指数の動向 • 平成２７年６月の第３次産業活動指数は９９．０（前月比０．３％）の上昇。 • 平成２７年４月の９９．３以来の指数水準。

（注）１．シャドー部分は景気後退局面。平成２４年５月～１１月は暫定。

○第３次産業活動指数（ITA）

99.3

99.0

91

94

97

100

103

106

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

（月／年）

（１７年＝１００、季節調整済）

東日本大震災発生

リーマンショック発生

消費税率引上げ

7

• 平成２７年６月の第３次産業活動指数（前月比、季節調整済）は情報通信業、金融業，保険業、医療，福祉などが上昇したため、前月比０．３％の上昇。

６月の第３次産業活動指数の業種別寄与度分解

7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

26 27

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5 電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業，郵便業

卸売業，小売業

金融業，保険業

不動産業，物品賃貸業

学術研究，専門・技術サービス業

宿泊業，飲食サービス業

生活関連サービス業，娯楽業

学習支援業

医療，福祉

複合サービス事業

その他サービス業（公務等を除く）

第３次産業総合 （月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

8

広義対個人サービスと広義対事業所サービス活動指数の動向

（注）シャドー部分は景気後退局面。平成２４年５月～１１月は暫定。

90

92

94

96

98

100

102

104

106

108

110

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

第３次産業総合

広義対個人サービス

広義対事業所サービス

（月／年）

（１７年＝１００、季節調整済）

9

広義対個人サービスの内訳寄与

• 平成２７年６月の広義対個人サービスは、非選択的個人向けサービスが上昇したものの、し好的個人向けサービスが低下したことにより、前月比０．０％と横ばい。

7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

26 27

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

広義し好的個人向けサービス

広義非選択的個人向けサービス

広義対個人サービス

（月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

し好的個人向けサービスの変動寄与系列

10

平成２７年６月の第３次産業活動指数のうち、し好的サービスの寄与の大きいサービスの系列は次のとおりである。

（注）「その他の小売業」は、ドラッグストア、ホームセンター、家具店など。

名　　称 平成27年6月分 前月比

機械器具小売業 207.1 ▲ 5.8

その他の小売業 102.8 ▲ 2.2

食堂、レストラン、専門店 106.0 ▲ 1.0

各種商品小売業 80.7 ▲ 2.3

織物・衣服・身の回り品小売業 100.4 ▲ 1.1

11

小売業活動指数の業種別寄与度分解 • 平成２７年６月の小売業活動指数（前年同月比）は、自動車小売業、飲食料

品小売業などが上昇したものの、機械器具小売業、各種商品小売業などが低下したことにより、前年同月比０．０％と横ばい。

7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

26 27

▲ 14

▲ 12

▲ 10

▲ 8

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6その他の小売業

燃料小売業

機械器具小売業

自動車小売業

飲食料品小売業

織物・衣服・身の回り品小売業

各種商品小売業

小売業 （月／年）

（前年同月比、％、％ポイント）

12

平成２７年６月 稼働率・生産能力指数の状況 月次 稼働率 能　　力

季調済指数 97.1 95.4 (原指数)

前月比 0.7％ ▲ 0.1％

指数水準 H27.4 99.4以来 H27.4 95.4以来

(超) H26.12 95.3以来

ⅠH20.2 119.4 ①H26.7, 8 95.0ⅡH20.1 118.8 ②H26.6, 9 95.1ⅢH20.3 118.7 ③H26.4, 10, 11 95.2

前月比の動き５か月ぶり＋ ２か月ぶり▲（H27.1以来） （H27.4以来）

前月比幅H27.1 3.1%以来 H27.4 　 ▲0.1%以来

(超) H26.6 　 ▲0.2%以来

ⅠH23.5 14.4% ①H21.4 ▲1.2%ⅡH21.4 9.8% ②H26.1 　▲1.1%ⅢH23.6 6.5% ③H24.1, H26.4 　▲0.9%

前年同月比（原指数） ▲ 0.9％ 0.3％

前年同月比の動き６か月連続▲ ３か月連続＋(H27.1～当月) (H27.4～当月)

　・直近で６か月以上連続▲ 　・直近で３か月以上連続＋（H24.8～H25.6　１１か月連続▲） （H22.6～H22.9　４か月連続＋）

前年同月比幅H27.5 ▲6.8%以来 H22.8 0.4%以来

①H21.2 　 ▲43.9% ⅠH22.8 0.4%②H21.3 ▲40.5% ⅡH22.7 0.3%③H21.1 ▲35.0% ⅢH22.6, 9, H27.4, 5 0.2%

１） ▲はマイナス

２）　Ⅰ～Ⅲは22年基準における最大値から３位まで、①～③は最小値から３位までの数値

３）　【　】内は22年基準以外

13

平成２７年４～６月期 稼働率・生産能力指数の状況 四半期 稼働率 能力 （期末）

季調済指数 97.6 95.4 (原指数)

前期比 ▲ 4.0％ ▲ 0.1％

指数水準 ２２年基準③H25.Ⅱ　 96.3以来 H26.Ⅳ　 95.3以来

①H21.Ⅰ　 72.6 ①H26.Ⅱ,Ⅲ　　 95.1②H21.Ⅱ　 80.5 ②H26.Ⅳ 95.3③H21.Ⅲ　 87.3 ③H27.Ⅱ 95.4

前期比の動き３期ぶり▲ ４期ぶり▲

(H26.Ⅲ以来) (H26.Ⅱ以来)

前期比幅H24.Ⅲ 　▲4.5%以来 H26.Ⅱ 　▲1.0%以来

① H21.Ⅰ ▲26.5% ①H21.Ⅱ ▲1.4② H20.Ⅳ ▲11.3% ②H26.Ⅰ,Ⅱ ▲1.0③ H23.Ⅱ ▲ 7.2% ③H24.Ⅰ,25.Ⅱ ▲0.9

前年同期比（原指数） ▲ 3.4％ 0.3％

前年同期比の動き２期連続▲ １９期ぶり＋

(H27.Ⅰ～当期) (H22.Ⅲ以来)

　・直近で２期以上連続▲（H24.Ⅲ～H25.Ⅱ：４期連続▲）

前年同期比幅 ２２年基準最高伸び幅H25.Ⅰ　 ▲9.1%以来 【H20.Ⅳ　 1.4%以来】

①H21.Ⅰ ▲39.9% Ⅰ H27.Ⅱ 0.3%②H21.Ⅱ　　 ▲30.7% Ⅱ H22.Ⅱ,Ⅲ 0.2%③H21.Ⅲ ▲21.5%

１） ▲はマイナス２）　Ⅰ～Ⅲは22年基準における最大値から３位まで、①～③は最小値から３位までの数値３）　【　】内は22年基準以外

14

生産能力－稼働率の循環関係（２２年＝１００）

注：２７年Ⅱ期の生産能力指数は平成２７年６月末。

２３年Ⅱ

２６年Ⅰ

２６年Ⅲ ２６年Ⅱ

２７年Ⅰ

94

95

96

97

98

99

100

101

102

103

60 70 80 90 100 110 120 130

生産

能力

稼働率

１４年Ⅰ

２１年Ⅰ

２５年Ⅰ

１７年Ⅰ

２０年Ⅰ

１４年Ⅰ

２１年Ⅰ

２５年Ⅰ

１７年Ⅰ

２０年Ⅰ

２７年Ⅱ

15

製造工業生産能力指数の動向 • 平成２７年６月の生産能力指数は９５．４（前月比▲０．１％）と２か月ぶりの低下。 • 平成２６年１２月の９５．３以来の水準。

（注）１．製造工業生産能力指数とは、月々の製造工業の生産能力を基準年（現在は平成22年）の12か月平均＝100 として指数化したもの。 ２．シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

○製造工業生産能力指数・稼働率指数

95.3 95.4

90

95

100

105

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

生産能力（原指数）

（２２年＝１００）

（月／年）

東日本大震災発生

リーマンショック発生

消費税率引上げ

16

製造工業（除.機械工業）と機械工業の生産能力指数の動向 • 平成２７年６月の機械工業は９６．２（前月比０．０％）の横ばい。 • 一方、製造工業（除.機械工業）は、９４．１（前月比▲０．３％）と２か月ぶりの低下。

（注）シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

94.1

96.2

93

94

95

96

97

98

99

100

101

102

103

104

105

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

製造工業（除．機械工業）

機械工業

（２２年＝１００）

（月／年）

東日本大震災発生

リーマンショック発生

消費税率引上げ

17

製造工業稼働率指数の動向 • 平成２７年６月の稼働率指数は９７．１（前月比０．７％）と５か月ぶりの上昇。 • 平成２７年４月の９９．４以来の指数水準。

（注）１．製造工業稼働率指数とは、月々の製造工業の稼働率を基準年（現在は平成22年）の12か月平均＝100として 指数化したもの。 ２．シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

99.4

97.1

60

70

80

90

100

110

120

130

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

稼働率指数（季節調整済）

（２２年＝１００）

（月／年）

東日本大震災発生

リーマンショック発生

消費税率引上げ

18

稼働率指数への業種別寄与度分解 • 平成２７年６月の稼働率指数（前月比、季節調整済）は、輸送機械工業などが

上昇したため、前月比０．７％の上昇。

注：その他には、非鉄金属工業、金属製品工業、窯業・土石製品工業、石油・石炭製品工業、 パルプ・紙・紙加工品工業、繊維工業、その他工業が含まれる。

7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

26 27

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

4鉄鋼業

はん用･生産用･業務用機械工業

電子部品・デバイス工業

電気機械工業

情報通信機械工業

輸送機械工業

化学工業

その他

製造工業

（月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

19

出荷内訳表の動向 • 平成２７年６月の鉱工業出荷は９６．６（前月比０．６％）と２か月ぶりの上昇。 • 内訳をみると、国内向けは９６．１（同０．６％）と５か月ぶりの上昇、 輸出向けは９８．４（同２．１％）と２か月ぶりの上昇となった。

（注）シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

○鉱工業出荷内訳表、総供給表

60

70

80

90

100

110

120

130

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

鉱工業出荷 輸出向け 国内向け

（２２年＝１００、季節調整済）

（月／年）

20

出荷内訳表（後方３か月移動平均・前月比寄与度）の動向

• 後方３か月移動平均で均してみると、平成２７年６月の鉱工業出荷は、前月比▲０．３％の低下。 • 国内向け（前月比寄与度▲０．３３％ポイント）、輸出向け（同▲０．１０％ポイント）ともに 低下している。

6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

25 26 27

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3国内向け 輸出向け 鉱工業出荷

（月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

21

総供給表の動向 • 平成２７年６月の鉱工業総供給は１００．１（前月比▲０．２％）と２か月連続の低下。 • 内訳をみると、国産は９６．２（同０．８％）と５か月ぶりの上昇となったものの、 輸入は１１６．５（同▲０．２％）と２か月連続の低下となっている。

（注）シャドー部分は景気後退局面。２４年５月～１１月は暫定。

70

80

90

100

110

120

130

1 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6 7 8 91011121 2 3 4 5 6

20 21 22 23 24 25 26 27

鉱工業総供給 国産 輸入

（２２年＝１００、季節調整済）

（月／年）

22

総供給表（後方３か月移動平均・前月比）の動向 • 後方３か月移動平均で均してみると、平成２７年６月の鉱工業総供給は、前月比０．０％と横ばい。 • 国産は前月から低下（前月比寄与度▲０．３１％ポイント）したものの、輸入が上昇（同０．３１％ポイ

ント）したため、両者の動きが相殺された。

6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6

25 26 27

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3国産 輸入 鉱工業総供給

（月／年）

（季節調整済、前月比、％、％ポイント）

23

平成２７年６月（確報）各指数の状況 生産・出荷・在庫・在庫率指数

月次 生産 出荷 在庫 在庫率

季調済指数 98.3 96.6 114.6 113.5

前月比 1.1％ 0.6％ 1.5％ ▲ 1.6％

指数水準H27.4 99.3以来 H27.4 97.9以来 H21.2 114.8以来 H27.4 113.2以来

ⅠH20.2 117.3 ⅠH20.1,2 118.2 ⅠH20.12 119.8 ①H20.2 　94.6ⅡH20.1 117.0 ⅡH20.3 118.1 ⅡH21.1 119.5 ②H20.4 95.9ⅢH20.3 116.2 ⅢH20.5 116.4 ⅢH20.11 119.1 ③H20.5 97.0

前月比の動き２か月ぶり＋ ２か月ぶり＋ ２か月ぶり＋ ２か月ぶり▲(H27.4以来) (H27.4以来) (H27.4以来) (H27.4以来)

前月比幅H27.4 1.2%以来 H27.4 0.6%以来 H26.5 1.9%以来 H27.1 ▲3.3%以来

(超) H27.1 5.5%以来

ⅠH23.5 　 6.8% ⅠH23.6 8.0% ⅠH23.5 4.7% ①H23.6 ▲11.7%ⅡH21.4 　 4.4% ⅡH23.5 5.6% ⅡH24.3 2.5% ②H21.6 ▲6.7%ⅢH23.6 　 4.2% ⅢH27.1 5.5% ⅢH22.12,H23.4 2.3% ③H21.3 ▲6.0%

前年同月比（原指数） 2.3％ 1.8％ 4.0％ 1.3％

前年同月比の動き２か月ぶり＋ ２か月ぶり＋ １４か月連続＋ １４か月連続＋(H27.4以来) (H27.4以来) （H26.5～当月) （H26.5～当月)

・直近で１４ヶ月以上連続＋ ・直近で１４ヶ月以上連続＋

２２か月連続＋ ２０か月連続＋（H23.5～H25.2） （H20.3～H21.10）

前年同月比幅H26.6 3.2%以来 H26.6 1.9%以来 H27.4 6.6%以来 H27.5 6.4%以来

ⅠH22.3 29.2% ⅠH22.3 28.4% ⅠH24.3, 4 12.1% ⅠH21.2 64.6%ⅡH22.2 28.8% ⅡH22.2 27.0% ⅡH23.8 9.0% ⅡH21.1 54.8%ⅢH22.4 23.8% ⅢH22.4 25.4% ⅢH23.9 8.1% ⅢH21.3 47.9%

１） ▲はマイナス２）　Ⅰ～Ⅲは22年基準における最大値から上位３位まで、①～③は最小値から下位３位までの数値３）　【　】内は22年基準以外

24

平成２７年４～６月期（確報）各指数の状況 生産・出荷・在庫・在庫率指数

生産 出荷 在庫（期末） 在庫率

季調済指数 98.3 96.8 114.6 114.0

前期比 ▲ 1.4％ ▲ 2.4％ 1.1％ 1.5％

指数水準 ２２年基準ⅤH26.Ⅳ 98.2以来 H26.Ⅲ 96.6以来 H20.Ⅳ 119.8以来 Ⅳ H24.Ⅳ 117.7以来

①H21.Ⅰ 79.3 ①H21.Ⅰ 80.7 ⅠH20.Ⅳ 119.8 ⅠH21.Ⅰ 150.7②H21.Ⅱ　　83.5 ②H21.Ⅱ　　83.0 ⅡH20.Ⅲ 116.9 ⅡH21.Ⅱ 132.4③H21.Ⅲ　　88.6 ③H21.Ⅲ　　88.2 ⅢH20.Ⅱ 115.7 ⅢH20.Ⅳ 123.8

前期比の動き３期ぶり▲ ３期ぶり▲ ６期連続＋ ２期ぶり＋

(H26.Ⅲ以来) (H26.Ⅲ以来) (H26.Ⅰ～当期) (H26.Ⅳ以来)

・直近で６期連続＋【H2.Ⅲ～ 3.Ⅳ】

・直近で６期を超える連続＋

８期連続＋【S54.Ⅲ～56.Ⅱ】

前期比幅 H26.Ⅲ　▲1.4%以来 H26.Ⅱ　▲4.5%以来 H26.Ⅲ　1.1%以来 H26.Ⅲ　4.1%以来(超) H26.Ⅱ ▲3.0%以来 (超) H26.Ⅱ 3.1%以来

①H21.Ⅰ　 ▲20.5% ①H21.Ⅰ　 ▲18.5% ⅠH23.Ⅱ　7.2% ⅠH21.Ⅰ　 21.7%②H20.Ⅳ　 ▲9.7% ②H20.Ⅳ　 ▲9.5% ⅡH24.Ⅰ 4.9% ⅡH20.Ⅳ 　18.1%③H23.Ⅱ　 ▲4.1% ③H23.Ⅱ　 ▲8.6% ⅢH26.Ⅱ 3.1% ⅢH23.Ⅱ 　10.5%

前年同期比（原指数） ▲ 0.5％ ▲ 0.3％ 4.0％ 4.8％

前年同期比の動き４期連続▲ ４期連続▲ ５期連続＋ ５期連続＋

(H26.Ⅲ～当期) (H26.Ⅲ～当期) (H26.Ⅱ～当期) (H26.Ⅱ～当期)

・直近で４期連続▲ ・直近で４期連続▲ ・直近で５期以上連続＋ ・直近で５期連続＋（H24.Ⅲ～25.Ⅱ） （H24.Ⅲ～25.Ⅱ） ７期連続＋ （H23.Ⅰ～24.Ⅰ）

（H23.Ⅱ～24.Ⅳ）・直近で４期を超える連続▲ ・直近で４期を超える連続▲ ・直近で５期を超える連続＋

６期連続▲ ６期連続▲ １０期連続＋（H20.Ⅲ～21.Ⅳ） （H20.Ⅲ～21.Ⅳ） （H19.Ⅱ～21.Ⅲ）

前年同期比幅H27.Ⅰ ▲2.1%以来 H27.Ⅰ ▲2.4%以来 　　 H27.Ⅰ 6.2%以来 　　 H27.Ⅰ 8.8%以来

①H21.Ⅰ ▲33.2% ①H21.Ⅰ ▲33.1% ⅠH24.Ⅰ 12.1% ⅠH21.Ⅰ 56.2%②H21.Ⅱ ▲27.3% ②H21.Ⅱ ▲27.7% ⅡH23.Ⅲ 8.1% ⅡH21.Ⅱ 35.6%③H21.Ⅲ ▲19.7% ③H21.Ⅲ ▲19.2% ⅢH26.Ⅳ 6.2% ⅢH23.Ⅱ 16.5%

１） ▲はマイナス２）　ローマ数字のデータは22年基準における最大値からのもの、○数字は最小値からのもの３）　【　】内は平成22年基準以外

四半期

25

鉱工業生産への業種別寄与度分解

• 平成２７年４～６月の生産指数（前月比、季節調整済）は、輸送機械工業などが低下したため、前期比▲１．４％の低下。

注：その他には、非鉄金属工業、金属製品工業、窯業・土石製品工業、石油・石炭製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、 繊維工業、食料品・たばこ工業、その他工業、鉱業が含まれる。

Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

26 27

▲ 2.5

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0 輸送機械工業

はん用・生産用・業務用機械工業

化学工業

鉄鋼業

プラスチック製品工業

電子部品・デバイス工業

その他

情報通信機械工業

電気機械工業

鉱工業

（季節調整済、前期比、％、％ポイント）

（期／年）

26

鉱工業の在庫循環図

▲15

▲10

▲5

0

5

10

15

▲15 ▲10 ▲5 0 5 10 15

在庫前年同期末比（％）

生産前年同期比（％）

２７Ⅱ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

２５Ⅰ ２５Ⅱ ２５Ⅲ ２５Ⅳ

２６Ⅰ

２６Ⅱ

２６Ⅲ

２６Ⅳ ２７Ⅰ