高度試験午前Ⅱ - システム戦略

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高度試験午前Ⅱ - システム戦略 @yokkuns : 里 洋平 情報処理技術勉強会 2010.07.29

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高度試験午前Ⅱ - システム戦略

@yokkuns : 里 洋平情報処理技術勉強会

2010.07.29

Page 3: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

情報戦略の立案

情報戦略の立案時に、必ず整合性を取るべき対象はどれか?

ア 新しく登場した情報技術

イ 基幹システムの改修計画

ウ 情報システム部門の年度計画

エ 中長期の経営計画

Page 4: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

情報戦略の立案

一般的に、経営戦略が最上位概念

ITストラテジスト試験の対象者像 企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定

のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者

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情報戦略の立案

一般的に、経営戦略が最上位概念

ITストラテジスト試験の対象者像 企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定

のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者

情報戦略の立案にあたっては、上位概念である経営戦略との整合性をとる

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情報戦略の立案

情報戦略の立案時に、必ず整合性を取るべき対象はどれか?

ア 新しく登場した情報技術

イ 基幹システムの改修計画

ウ 情報システム部門の年度計画

エ 中長期の経営計画

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情報戦略の立案

情報戦略の立案時に、必ず整合性を取るべき対象はどれか?

ア 新しく登場した情報技術

イ 基幹システムの改修計画

ウ 情報システム部門の年度計画

エ 中長期の経営計画

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情報システムのあるべき姿を明確にする計画

“システム管理基準”によれば、組織全体の情報システムのあるべき姿を明確にする計画はどれか?

ア 開発計画

イ 事業継続計画

ウ 全体最適化計画

エ 年間運用計画

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情報システムのあるべき姿を明確にする計画

システム管理基準 2004年に経済産業省が公表した実践規範

「組織体が主体的に経営戦略に沿って効果的な情報システム戦略を立案」することが目的の1つ

http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/downloadfiles/system_kanri.pdf

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情報システムのあるべき姿を明確にする計画

“システム管理基準”によれば、組織全体の情報システムのあるべき姿を明確にする計画はどれか?

ア 開発計画

イ 事業継続計画

ウ 全体最適化計画

エ 年間運用計画

Page 11: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

情報システムのあるべき姿を明確にする計画

“システム管理基準”によれば、組織全体の情報システムのあるべき姿を明確にする計画はどれか?

ア 開発計画

イ 事業継続計画

ウ 全体最適化計画

エ 年間運用計画

Page 12: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

業務モデルを定義する目的

“システム管理基準”によれば、全体最適化計画策定の段階で、業務モデルを定義する目的はどれか?

ア 企業の全体業務としようされる情報の関連を整理し、情報システムの全体像を明確にすること

イ システム化の範囲や開発規模を把握し、システム化に要する期間、開発工数、開発費用を見積もること

ウ 情報システムの構築のために必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの構成要素を洗い出すこと

エ 情報システムを実際に運用するために必要なユーザマニュアルや運用マニュアルを作成するために、業務手順を確認すること

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業務モデルを定義する目的

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業務モデルを定義する目的

“システム管理基準”によれば、全体最適化計画策定の段階で、業務モデルを定義する目的はどれか?

ア 企業の全体業務としようされる情報の関連を整理し、情報システムの全体像を明確にすること

イ システム化の範囲や開発規模を把握し、システム化に要する期間、開発工数、開発費用を見積もること

ウ 情報システムの構築のために必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの構成要素を洗い出すこと

エ 情報システムを実際に運用するために必要なユーザマニュアルや運用マニュアルを作成するために、業務手順を確認すること

Page 15: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

業務モデルを定義する目的

“システム管理基準”によれば、全体最適化計画策定の段階で、業務モデルを定義する目的はどれか?

ア 企業の全体業務としようされる情報の関連を整理し、情報システムの全体像を明確にすること

イ システム化の範囲や開発規模を把握し、システム化に要する期間、開発工数、開発費用を見積もること

ウ 情報システムの構築のために必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどの構成要素を洗い出すこと

エ 情報システムを実際に運用するために必要なユーザマニュアルや運用マニュアルを作成するために、業務手順を確認すること

Page 16: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

業務のあるべき姿を表す論理モデル

業務のあるべき姿を表す論理モデルを説明したものはどれか?

ア 企業における主要機能を明確にして、現状の業務機能を分析し、体系化したもの

イ 経営目標の達成に必要な業務機能を定義し、体系化したもの

ウ 現状の業務機能と情報システムでの処理を分析し、相互の関係を明確化したもの

エ 本来あるべき業務機能と現状を比較・分析し、評価したもの

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業務のあるべき姿を表す論理モデル

エンタープライズアーキテクチャ(EA)の計画フェーズにおける、論理モデルの問題 EA

組織のプロセス/情報システム/人事・部門などの構造と機能を包括的かつ厳密な手法で記述する手法であり、それによって組織がその戦略的目

的に沿って機能 するように方向性を与えるもの

EAでは、業務の現状(As Is)を洗い出し、業務のあるべき姿(To Be)を描き、そのギャップをうめるように業務の最適化を図る

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業務のあるべき姿を表す論理モデル

業務のあるべき姿を表す論理モデルを説明したものはどれか?

ア 企業における主要機能を明確にして、現状の業務機能を分析し、体系化したもの

イ 経営目標の達成に必要な業務機能を定義し、体系化したもの

ウ 現状の業務機能と情報システムでの処理を分析し、相互の関係を明確化したもの

エ 本来あるべき業務機能と現状を比較・分析し、評価したもの

Page 19: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

業務のあるべき姿を表す論理モデル

業務のあるべき姿を表す論理モデルを説明したものはどれか?

ア 企業における主要機能を明確にして、現状の業務機能を分析し、体系化したもの

イ 経営目標の達成に必要な業務機能を定義し、体系化したもの

ウ 現状の業務機能と情報システムでの処理を分析し、相互の関係を明確化したもの

エ 本来あるべき業務機能と現状を比較・分析し、評価したもの

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ビジネスアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャ(EA)を構成する4つの体系のうち、ビジネスアーキテクチャを策定する場合の成果物はどれか?

ア 業務流れ図

イ 実体関連ダイアグラム

ウ 情報システム関連図

エ ソフトウェア構成図

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ビジネスアーキテクチャ

EAを構成する4つの体系 ビジネスアーキテクチャ

戦略マップ、目標、経営ポリシー 機能構成(例えばIDEF0)、 組織モデル ビジネスプロセス

ハードウェア、ソフトウェア、サービス等の提供業者 データアーキテクチャ

メタデータ データモデル: 概念データモデル、論理データモデル、物理データモデル

アプリケーションアーキテクチャ アプリケーションソフトウェアの資産状況把握 API - イベント、メッセージ、データフローなど コンピュータネットワークおよびその上のサービスの接続&使用状況

テクノロジアーキテクチャ サーバプラットフォームは何で、具体的にどこで誰が管理しているか LAN、WAN、インターネットの具体的な接続図 オペレーティングシステム 情報基盤ソフトウェア: アプリケーションサーバ、DBMSなど

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ビジネスアーキテクチャ

政策・業務の内容、実施主体業務フローなどについて、共通化・合理化など実現すべき姿を体系的に示したもの

成果物 業務説明書

機能構成図(DMM) 機能情報関連図(DFD) 業務流れ図(WFA)

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データアーキテクチャ

各業務・システムにおいて利用される情報の内容、各情報間の関連性を体系的に示したもの

成果物 情報体系整理図(UMLクラス図)

実体関連ダイアグラム(ERD) データ定義表

Page 24: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

アプリケーションアーキテクチャ

業務処理に最適な情報システムの形態を体系的に示したもの

成果物 情報システム関連図

情報システム機能構成図

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テクノロジアーキテクチャ

実際にシステムを構築する際に利用する、諸々の技術的構成要素及びセキュリティ基盤を体系的に示したもの

成果物 ネットワーク構成図

ソフトウェア構成図

ハードウェア構成図

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ビジネスアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャ(EA)を構成する4つの体系のうち、ビジネスアーキテクチャを策定する場合の成果物はどれか?

ア 業務流れ図

イ 実体関連ダイアグラム

ウ 情報システム関連図

エ ソフトウェア構成図

Page 27: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

ビジネスアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャ(EA)を構成する4つの体系のうち、ビジネスアーキテクチャを策定する場合の成果物はどれか?

ア 業務流れ図

イ 実体関連ダイアグラム

ウ 情報システム関連図

エ ソフトウェア構成図

Page 28: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

アプリケーションアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか?

ア 業務に必要なデータの内容、データ間の関連や構造などを体系的に示したもの

イ 業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの

ウ 情報システムの構築・運用に必要な技術的構成要素を体系的に示したもの

エ ビジネス戦略に必要な業務プロセスや情報の流れを体系的に示したもの

Page 29: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

アプリケーションアーキテクチャ

業務処理に最適な情報システムの形態を体系的に示したもの

成果物 情報システム関連図

情報システム機能構成図

Page 30: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

アプリケーションアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか?

ア 業務に必要なデータの内容、データ間の関連や構造などを体系的に示したもの

イ 業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの

ウ 情報システムの構築・運用に必要な技術的構成要素を体系的に示したもの

エ ビジネス戦略に必要な業務プロセスや情報の流れを体系的に示したもの

Page 31: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

アプリケーションアーキテクチャ

エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか?

ア 業務に必要なデータの内容、データ間の関連や構造などを体系的に示したもの

イ 業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの

ウ 情報システムの構築・運用に必要な技術的構成要素を体系的に示したもの

エ ビジネス戦略に必要な業務プロセスや情報の流れを体系的に示したもの

Page 32: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

データのオーナ

情報システムにおけるデータのオーナに相当する部門として、適切なものはどれか?

ア システム及びデータの維持管理を行っているシステム運用部門

イ システム部門に開発、システム運用及び保守を委託している業務の主管部門

ウ データのインテグリティを保証し、必要に応じてデータ内容の訂正を行う保守部門

エ データを取り扱う画面や帳票のレイアウトを決定する利用部門

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データのオーナ

データのオーナ データを用いて業務を行い、その内容に責任を負う部門や責任者

インテグリティ データもしくはシステムの完全性。セキュリティ上,正当なデータや

システムが動作し,正当な計算結果を保存したり,出力したりしていること。情報セキュリ ティの三つの目標事項の一つ。残る二つはConfidentiality(機密性)とAvailability(可用性)。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10005685/

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データのオーナ

情報システムにおけるデータのオーナに相当する部門として、適切なものはどれか?

ア システム及びデータの維持管理を行っているシステム運用部門

イ システム部門に開発、システム運用及び保守を委託している業務の主管部門

ウ データのインテグリティを保証し、必要に応じてデータ内容の訂正を行う保守部門

エ データを取り扱う画面や帳票のレイアウトを決定する利用部門

Page 35: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

データのオーナ

情報システムにおけるデータのオーナに相当する部門として、適切なものはどれか?

ア システム及びデータの維持管理を行っているシステム運用部門

イ システム部門に開発、システム運用及び保守を委託している業務の主管部門

ウ データのインテグリティを保証し、必要に応じてデータ内容の訂正を行う保守部門

エ データを取り扱う画面や帳票のレイアウトを決定する利用部門

Page 36: 高度試験午前Ⅱ - システム戦略

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