かまぼこ、ちくわ、手作り体験教室会 (株)小田原鈴廣 

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3-9 株式会社小田原鈴廣 かまぼこ、ちくわ、手作り体験教室

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3-9

株式会社小田原鈴廣

かまぼこ、ちくわ、手作り体験教室

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①背景・課題

若い世代の方たちへ魚の魅力・不思議を伝える

魚の特性を活かした「かまぼこづくり」を題材に

伝統的なかまぼこづくりを重んじながら よりおいしい魚のいただき方を提案

伝統的製法を受け継ぐ職人の経験、ノウハウを守る一方、 技術や魚の性質を自社で科学的に解析しています。 伝統を重んじながらも、かまぼこの革新にチャレンジしています。

企業紹介

課題

最近は家庭で魚を調理する機会が減っており、魚が持つ性質も知られなくなってきたように感じます。 海に囲まれた日本では、魚は性質に応じて様々な方法で昔から調理されていました。 中でも、かまぼこは歴史的な魚料理の一つであり、魚の特性を最大限に引き出した「先人の知恵」が詰まった食べ物です。

慶応元年 神奈川県小田原市に創業以来148年に渡り、 厳選した天然素材の原料でかまぼこを製造している企業です。

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②教育応援活動 テーマ

赤身と白身の性質を比較し、違いが生じる原理を学ぶ かまぼこは、魚の身に含まれるタンパク質を原料にしています。 魚の身には、赤い色をした「赤身」と、白い色をした「白身」の2種類あります。 赤身と白身は、ただ色が違うだけではありません。タンパク質にも違いがあり、昔からその個性を活かして調理されてきました。 かまぼこづくりでも、原料の魚を選ぶ工程が最も重要視されています。 いいかまぼこができるかどうかは、原料で決まってくるためです。 私たちは、長年培ってきた原料選びのコツを科学的に分析し、より良い原料選びをしたいと考えています。 今回は赤身と白身のタンパク質の違いに注目し、かまぼこづくりの知恵の一端を一緒に考えていきたいと思います。

多くの方に親しまれているかまぼこですが、製造工程やその原理を知る方は多くないと思います。この活動を通じて、魚の魅力を新たに伝えていきます。

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③これまでの活動内容

1)赤身もしくは白身のすりみに塩を加え、混ぜる

2)赤身と白身を加熱する

→手触りを比較

→固さ・弾力を比較

対象:小学校高学年 児童 時間:45分  参加人数:20名

体験教室

1)、2)の体験の後、自社の研究員が分かりやすく原理を解説

夏のイベントにて開催し、数多くの好評をいただきました。 「白身と赤身の魚では、タンパク質の種類が違うことが分かりました」 「かまぼこづくりに理科の知識が活かされていることを初めて知りました」など

赤身と白身 かまぼこに向いているのはどっち?

実習内容

赤身? 白身?

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④今後のスケジュール・展望 若い世代の方たちに、魚の魅力・不思議を伝え続ける

1) 体験教室を通じて、原理を学び、体感する

2) かまぼこを通じて、食育や環境保全教育の一助に

鈴廣オリジナルキャラクター「ぐちのグッちゃん」を はじめとするアクア探検隊のメンバーが、さかなや海、水の魅力を動画絵本で分かりやすく解説します。     

魚の特性を科学的に解説するだけでなく、伝統的なかまぼこの製法を実践する機会も設けます。 学術的な知識がものづくりにどのように反映されているかを学び、魚に対する親近感を深めます。

くわしくはこちらのホームページへ!! http://www.kamabo.co.jp/

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教育応援プロジェクト事務局(株式会社リバネス内)

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