【対象河川:古川・井川・名木川、弥陀次郎川、戦川・新田 …...宇治川圏域-3 表 1 宇治川圏域の河川一覧表 1次支川 2次支川 3次支川 4次支川
グランドウッド品川 「品川」徒歩12分 全⼾南向き ⽇本...
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断⾯図 A2:1/200
基準階平⾯図(b平⾯,c平⾯ ) A2:1/200
1階平⾯図(a平⾯ ) A2:1/200
⼭⼿線「品川」徒歩 12 分
東京モノレール「天王洲アイル」徒歩 10 分全⼾南向き⽇本初 駅前 耐⽕⽊造 6 階建新構法採⽤で⽊質構造なのに⾃由な空間リビング天井⾼さ最⼤ 5.6m
⼭⼿線
東京モグランドウッド品川
基本プランは、スキップフロアと⼤きな窓を活かした⼼地よい空間を実現。を実現。
1 階床はフラットでバリアフリー対応済み。ホームEVも設置可能。
建物概要敷地⾯積 500 ㎡ 建築⾯積 310 ㎡延床⾯積 1,900 ㎡階数 地上 6 階,地下なし屋根ふき材 ガルバリウム鋼板 t=0.5mm外装材 ガルバリウム鋼板 t=0.5mm
構造 CLT 壁式構造(短辺⽅向), CLT 耐震壁付きラーメン構造(⻑辺⽅向), RC 造(1 階床,基礎)基礎 杭基礎(⽻根付鋼管杭)材料 スギ(CLT 壁・床,LVL ⼤梁)耐⽕ 1・2 階:2h 耐⽕,3~6 階:1h 耐⽕
床も重ねる。CLT2枚綴り構法による床の⼀体化・⾃由な跳ね出し
建物正⾯は CLT 現し。CLT を広くアピール
利⽤価値は∞。スギ材の積極的な活⽤
従来構法では、CLT床勝ちの納まりで、鉛直荷重や地震時の変動軸⼒をCLTの弱点である厚さ⽅向(繊維直交⽅向)で伝達せざるを得ず、CLT構造建物の⾼層化への障壁となっていた。また、同⼀階で複数の床レベルを設定するのが難しく、建築計画に制限を課していた。本堤案では、CLT壁勝ちの納まりとし、鉛直荷重や地震時の変動軸⼒はCLT床を介さず伝達させることで、この課題を克服した。また、CLT床は、2枚重ねのCLT壁部材のうちの1枚で⽀持することで、本堤案のような⾃由な床レベル設定を可能とし、CLT造の新たな可能性を⽰すことが出来た。
従来構法では、床CLTの⼀体化に使⽤する接合⾦物がCLT床⾯から⾶び出しており、仕上げ⼯事を煩雑なものとしていた。特に耐⽕被覆を施⼯する場合は⽀障が⼤きい。本堤案では、2枚のCLT床部材を直交させて重ねてビスで⼀体化することで、地震時における床の⾯内せん断伝達(床の⼀体化)をスムーズに⾏えるようにし、この課題を克服した。また、上側のCLT床部材は簡単に跳出し床とすることが可能で、本堤案でも鉄⾻階段取合い部の跳出し床として活⽤している。
6階建ての集合住宅は、建築基準法の第2条第2号の特殊建築物に該当し、耐⽕構造とする必要がある。本提案では、建物正⾯(間⼝⽅向)の壁は耐震壁としての⽤途のみに特化することでCLT現し(耐⽕被覆なし)を可能としている。
6階建ての建物を⽊造で計画する場合、ラーメン構造だと柱梁部材端部の耐⼒や剛性(固定度)を確保し地震時の変形を⽌めることが⾮常に困難である。集合住宅(マンション)は耐震壁の壁量を確保することが⽐較的容易であることから壁式構造を選択した。耐⼒壁には構造⽤合板などに⽐べ容易に⼤断⾯を得られることからスギCLTの採⽤が最も合理的である。また、主架構のCLTはもちろんのこと、床フローリング、階段の踏板などの建材にも国内供給量が多いスギ材を多く使⽤することで、建物全体での積極的な森林資源の循環利⽤を提案している。
CLT 床の解放。CLT 壁勝ちの納まり
従来構法では、CLT壁部材の耐⼒および剛性は頂部と脚部の接合⾦物とアンカーボルトで決まりCLTの性能を⼗分活⽤できておらず、CLT構造建物の⾼層化への障壁となっていた。本堤案では、2枚のCLT壁部材をずらしながら重ねてビスで⼀体化していくことで、CLT⾃体の持つ耐⼒および剛性を発揮できるようにし、この課題を克服した。また、材料コストのうちこれらの⾦物が占める割合は少なくないため、本堤案ではコスト削減効果も期待できる。
鋼板とアンカーボルトを使わない。 CLT2枚綴り構法による壁の構築審査基準 ① 技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案 ⑤ CLTを使⽤した⼯法の新たな技術開発に資するもの
審査基準 ① 技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案 ⑤ CLTを使⽤した⼯法の新たな技術開発に資するもの
審査基準 ① 技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案 ⑤ CLTを使⽤した⼯法の新たな技術開発に資するもの
審査基準 ③ CLTの利⽤について普及効果があるもの
審査基準 ④ 林業・林産業の振興に資するもの内観パース上:中間階よりリビングを望む下:キッチンよりリビングを望む吹抜部の⾼天井と⼤開⼝により壁の多さを感じさせない
BIM による基本住⼾プラン架構モデルの構成検証(BIM ソフト Tekla Structures を⽤いて作成)
(a) 組⽴前;CLT1 枚ごとに分解した図 (b) 組⽴後
断⾯詳細図 A2:1/40
GL+1.0mまではRC造;CLTの防腐処理は不要としている
2枚のCLT壁部材をずらしながら重ねてビスで⼀体化;CLT⾃体の持つ耐⼒および剛性を発揮
2枚のCLT床部材を直交させて重ねてビスで⼀体化;地震時における床の⾯内せん断伝達(床の⼀体化)をスムーズに
界壁の遮⾳性40dB確保
CLT壁勝ちの納まり;鉛直荷重や地震時の変動軸⼒はCLT床を介さず伝達⾃由な床レベル設定が可能
2枚のCLT壁部材をずらしながら重ねてビスで⼀体化;CLT⾃体の持つ耐⼒および剛性を発揮
スギLVL⼤梁で間⼝⽅向耐震壁を⽀持
間⼝⽅向壁は耐震壁としての⽤途のみに特化;CLT現し(耐⽕被覆なし)を可能とした
上側のCLT床部材は簡単に跳出し床とすることが可能
間⼝⽅向壁は耐震壁としての⽤途のみに特化;CLT現し(耐⽕被覆なし)を可能とした天井⾼5.6m
床の衝撃⾳対策も実施