ふれあいかんだより 1 - seikyu-sha.com ·...

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ふれあいかんだより 川崎市ふれあい館 かわさきし かん 210-0833 川崎市川崎区桜本 1-5-6 TEL : 044-276-4800 http://www.seikyu-sha.com かわさきし かわさきく さくらもと 2011.1.1 1 No.262 e-mail : [email protected] ペえちゅんど 発行責任: 裵 重 度 MANIGONG BAGONG TAON 새해 복 많이 받으세요 謹賀新年 Feliz ano novo!! DAGATクラブのクリスマス会が開かれました かい ひら 12月18日(土)に開かれた今年のクリスマス会は、例年 に比べ小規模のプライベートなものとなりました。参加者 は大人25人、子ども30人。昨年と違い、今年は子ども たちが一から準備し、自分たちのクリスマス会を作り上げ ました。 プログラムは例年通りTiniklingをはじめとして、クリスマ スの歌を歌い、女の子のSalakot、男の子のMaglalatikが 新しく加わりました。最後のスペシャルダンスはKARAの 「Mr.」!主役の5人が踊った後には「アンコール」で観 客も参加。おいしい手作りフィリピン料理やビンゴ大会で、 大盛り上がりのクリスマス会となりました。 がつ   にち どようび    ひら とし かい    れいねん くら   しょう さん しゃ お と な にん   にん さくねん   ちが     とし いち    じゅんび     じ ぶん かい  つく   れいねんどお     うた うた    おんな おとこ  こ あたら    くわ             さい しゅやく にん  おど あと かん きゃく  さん づく りょうり たいかい おお あ                 かい あたら    とし むか           とし ねが とき   むか    さくねん                    あたら    とし こころがま    あらた さく ねん おお                なん   い         なが いっ しょ あゆ おも  しょう          せいねん    とつぜん  わか    とき  つづ がつ がつ          かた    ざいにち        さん せい  とつぜん  わか          さくらもと いくえん だい かか いき とも   い   かた つう わたし      と つづ     ふたり わたし ひと    かか      なか   おも  しょう かれ かのじょ       ひと   ひと かくじつ   むす やくわり は                 ふ ぼ  わたし          かれ かのじょ で あ おも      ほんとう  わたし           ちからづよ  そくせき 新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。 区切りの時を迎え、昨年をふりかえりながら、新しい年へ の心構えを新たにしています。 昨年の大きなできごとは、何と言っても、長く一緒に歩ん できた、重い障がいのある青年との突然の別れの時が続い たことです。4月と12月。どちらの方も、在日コリアン三 世、突然の別れでした。桜本保育園時代からの関わりで、 地域で共に生きることを、生き方を通じて、私たちに問い かけ続けた二人でした。あまりにもたくさんのことを、私 たちに投げかけてくれました。人との関わりの中で暮らし てきた重い障がいのある彼(女)らは、人と人を確実に結 びつける役割を果たしてきました。父母と私たちとは、彼 (女)らがいなければ、出会うことすらなかったであろう ことを想うと、本当に私たちにとって力強い足跡でした。 「共に生きる」なんてものは、ふわふわ、ニコニコしたも のではなく、人との関係において、「共に生きる」と言え る資格があるのかを常に迫られるものであることを日々想 います。仕事にかまけて最近は、目を合わせても、「この 人誰?」っていう顔しかしてもらえなくなってくるほど、 関係性が弱くなってきただけに、突然の別れを言い渡され、 思わず「すみません」という気持が襲ってきました。さま ざまな出会いを大切に、さまざまな課題をていねいに対処 し、積み残しなく着実な歩みを重ねることができるよう、 年の初めに改めて心に刻みたいと思います。そして、共生 社会を生きる資格を身につけた一員としての自覚と誇りを 取り戻せたらと心新たにしています。 本年もよろしくお願いします。 ふれあい館 館長 三浦知人 とも い           ひと    かんけい             とも い         い かく つね  せま                       おも ごと さいきん     ひと だれ かお   かんけいせい  よわ とつぜん  わか     い  わた おも                         き もち  おそ  たいせつ               だい たいしょ つ   のこ ちゃくじつ  あゆ    かさ とし はじ    あらた   こころ  きざ おも                きょうせい しゃかい い      し かく み         いちいん かく ほこ と   もど こころあら ほんねん ねが かん  かんちょう     み うら ともひと

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Page 1: ふれあいかんだより 1 - seikyu-sha.com · スの歌を歌い、女の子のSalakot、男の子のMaglalatik ...

ふれあいかんだより

川崎市ふれあい館かわさきし かん

〒210-0833 川崎市川崎区桜本 1-5-6 TEL : 044-276-4800 http://www.seikyu-sha.com

かわさきし かわさきく さくらもと

2011.1.1

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No.262e-mail : [email protected]

ペえちゅんど                                                                      り  よう しゃ     ふ

                    発行責任:裵 重 度

 

MANIGONG BAGONG TAON새해 복 많이 받으세요 謹賀新年Feliz ano novo!!★ ★ ★ ★ ★

● DAGATクラブのクリスマス会が開かれましたかい ひら

12月18日(土)に開かれた今年のクリスマス会は、例年

に比べ小規模のプライベートなものとなりました。参加者

は大人25人、子ども30人。昨年と違い、今年は子ども

たちが一から準備し、自分たちのクリスマス会を作り上げ

ました。

プログラムは例年通りTiniklingをはじめとして、クリスマ

スの歌を歌い、女の子のSalakot、男の子のMaglalatikが

新しく加わりました。最後のスペシャルダンスはKARAの

「Mr.」!主役の5人が踊った後には「アンコール」で観

客も参加。おいしい手作りフィリピン料理やビンゴ大会で、

大盛り上がりのクリスマス会となりました。

     がつ   にち どようび    ひら こ とし かい    れいねん

   くら   しょう き ぼ さん か しゃ

お と な にん   こ にん さくねん   ちが     こ とし こ

      いち    じゅんび     じ ぶん かい  つく   あ

                                

れいねんどお    

      うた うた    おんな  こ おとこ  こ

  あたら    くわ             さい ご

しゅやく にん  おど あと かん

 きゃく  さん か て づく りょう り たいかい

  おお も あ                 かい

     

あたら    とし むか           こ とし ねが

く ぎ とき   むか    さくねん                    あたら    とし

こころがま    あらた

さく ねん おお                なん   い         なが いっ しょ あゆ

おも  しょう          せいねん    とつぜん  わか    とき  つづ

              がつ がつ          かた    ざいにち        さん

せい  とつぜん  わか          さくらもと ほ いく えん じ だい かか

ち いき とも   い い   かた つう わたし      と

    つづ     ふたり わたし

       な ひと    かか      なか   く

      おも  しょう かれ  かのじょ       ひと   ひと かくじつ   むす

やくわり は                 ふ ぼ  わたし          かれ

かのじょ で あ

      おも      ほんとう  わたし           ちからづよ  そくせき

新しい年を迎えました。今年もよろしくお願いいたします。

区切りの時を迎え、昨年をふりかえりながら、新しい年へ

の心構えを新たにしています。

昨年の大きなできごとは、何と言っても、長く一緒に歩ん

できた、重い障がいのある青年との突然の別れの時が続い

たことです。4月と12月。どちらの方も、在日コリアン三

世、突然の別れでした。桜本保育園時代からの関わりで、

地域で共に生きることを、生き方を通じて、私たちに問い

かけ続けた二人でした。あまりにもたくさんのことを、私

たちに投げかけてくれました。人との関わりの中で暮らし

てきた重い障がいのある彼(女)らは、人と人を確実に結

びつける役割を果たしてきました。父母と私たちとは、彼

(女)らがいなければ、出会うことすらなかったであろう

ことを想うと、本当に私たちにとって力強い足跡でした。

「共に生きる」なんてものは、ふわふわ、ニコニコしたも

のではなく、人との関係において、「共に生きる」と言え

る資格があるのかを常に迫られるものであることを日々想

います。仕事にかまけて最近は、目を合わせても、「この

人誰?」っていう顔しかしてもらえなくなってくるほど、

関係性が弱くなってきただけに、突然の別れを言い渡され、

思わず「すみません」という気持が襲ってきました。さま

ざまな出会いを大切に、さまざまな課題をていねいに対処

し、積み残しなく着実な歩みを重ねることができるよう、

年の初めに改めて心に刻みたいと思います。そして、共生

社会を生きる資格を身につけた一員としての自覚と誇りを

取り戻せたらと心新たにしています。

本年もよろしくお願いします。 

            ふれあい館 館長  三浦知人

   とも い          

            ひと    かんけい             とも い         い

   し かく つね  せま                       ひ び おも

し ごと さいきん     め あ

ひと だれ かお  

かんけいせい  よわ とつぜん  わか     い  わた

おも                         き もち  おそ 

       で あ たいせつ               か だい たいしょ

     つ   のこ ちゃくじつ  あゆ    かさ

とし はじ    あらた   こころ  きざ おも                きょうせい

しゃかい い      し かく み         いちいん じ かく ほこ

と   もど こころあら

ほんねん ねが

                                かん  かんちょう     み うら ともひと