SICE VPP 12.ppt [互換モード] SICEビジョンプロデュースプログラム(VPP) ~SICE...

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SICE ビジョン プロデュース プログラム(VPP)SICE ビジョン プロデュース プログラム(VPP)

~SICE と育む未来の芽~

協力関係の構築

新産業 ・新分野創出

ビジョンプロデュース

過程で生み出される成果

先の見えにくい世界、複雑システムとしての社会

ビジョン

ニーズ、シーズの俯瞰

問題の発見

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SICEが提案する Smart Water CitySICEが提案する Smart Water City

スマートクリーク

~分散型水処理・循環システム~

自然と共生する水の流れ

~水の3次元性の活用~Ⅱ

地下水脈との循環

大気との循環

水需給最適バランス制御

新しい水の街

~水の多様な機能を活用した街~Ⅰ

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「究極の水システム」を実現するキーワード「究極の水システム」を実現するキーワード

自然との共生

水が備えている性質を最大限活かす

水で冷やす・温める、水で融通する、地下水脈を保存する

水の3次元性の活用

点と点をパイプで結ぶ水システムから

面と空間のシステムへ (パイプから脱却)

スマートクリーク: 水の分散処理

ローカル再生水が拓く多目的 水活用システム

・ 街に小川を

・ ローカル循環処理で、いつでもどこでも取水・放水

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社会的諸課題を水で解決社会的諸課題を水で解決

生命を生み出す自然システムの根幹

食糧をはじめ、生命を生み出す根幹物質としての水。現在の水システムはそのポテンシャルを生かし切っているか?

環境・エネルギー問題

常時莫大なエネルギー循環を作り出している水。それをエネルギー問題の解決に生かし切っているか?

災害に対する耐性

現在の水システムは災害に対し強いシステムと言えるだろうか?

さらに大きな自然・社会システムとして水を捉え直す

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新しい水の空間の設計新しい水の空間の設計

新しい水の街の設計 Smart Water City

災害

ヒートアイランド

地盤沈下

エネルギー問題

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3次元性活用の可能性3次元性活用の可能性

ローカル下水処理システム

(膜分離活性汚泥法)環境負荷調整バルブ

環境負荷バランス最適制御システム

MBR設備

室内循環している水を使い放熱する

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広域での活用広域での活用

◆ 地域全体の環境負荷を水により平準化する

◆ 災害時には自律的に機能し、融通しあう機能を持つ

1. 対象とする地域全体の熱解析、気流解析、蒸散解析、等を行い区域負荷バランスを把握する2. 各区域では建物毎に自律的生活排水処理を行い、処理水、雨水(中水)、スマートクリーク、および

自然水(川、地下水)を居住空間に循環させ省エネ空調を行う3. 温熱を必要とする施設がある場合は上下水ネットワーク網を用いて熱供給する4. 熱的に比較的厳しくない区域はスマートクリークや、自然水路(川、地下水路、海)に熱を放出し、

熱を拡散させる5. 熱的に厳しい区域は熱的に厳しくない周辺区域や、自然水路(川、地下水路、海)に熱を放出し、

熱を拡散させる6. 熱の放出や自然水循環は、地域熱バランスのリアルタイム最適計算結果に応じて環境負荷調整バルブ

によりネットワーク制御される

1.区域熱負荷バランスの把握

2.建物毎の自律的生活排水処理と水循省エネ空調

放熱パネル

病院 温室 養殖場 浴場

3.温熱を必要とする施設への熱供給

他区域に熱放出 自然水路に熱放出

4.熱的に厳しくない区域

スマートクリーク、自然水路に熱放出

6.ネットワーク負荷バランス最適制御

5.熱的に厳しい区域

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スマートクリーク (分散型水処理・循環システム)スマートクリーク (分散型水処理・循環システム)

水質計

水量計

DCS

浄化層

MBR設備

スマートクリーク ユニット

中水利用例洗濯、空調(床暖房他)、壁面通水トイレ、洗車 、潅水(植栽、打ち水)

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スマートクリーク (分散型水処理・循環システム)の定義スマートクリーク (分散型水処理・循環システム)の定義

分散型水処理施設とクリーク(掘割、中水の貯留・循環)を核とし、そこに各種ワイヤレスセンサ/アクチュエータ、診断・制御アルゴリズムを活用することで、環境に優しく災害に強い水の利用と景観の維持・向上を実現する。

SICEが提案する Smart Water City を構成する、最小単位である。– 単一スマートクリークの規模は、最小で都市部マンションの場合100世帯程

度(既存の小規模MBR処理施設の設置面積40m3処理能力200m3/d(安全係数を見込み2倍)に対応)を想定している。

水門付きの用水路により、他のスマートクリークもしくは地域に既存の中水網(雨水等)、下水網と相互接続(Water Grid)される。– すでに水道網が整備された地域に隣接して構築する場合も、既存のインフ

ラをそのまま活かして拡張することができ、既存インフラが老朽化した順に段階的に置き換えることも可能である。

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スマートクリーク(分散型水処理・循環システム)のメリットスマートクリーク(分散型水処理・循環システム)のメリット

環境に優しい

– ヒートアイランド抑制

– 水資源の保全(水の循環再利用)

災害に強い(渇水、断水、水害等への対応)

– クリーク貯留水の飲み水利用(災害用簡易ろ過器等の利用による)

– クリーク貯留水の近隣間での融通

– クリーク水位の制御

暮らしに潤いを与える

– 水辺の植物・生物の生育最適化

– 金魚、鯉などの成育

水と街の安全を守る

– 水の成分のリアルタイム監視

– 水上からの巡回による防犯

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Advanced Sensing : よりスマートな環境を目指してAdvanced Sensing : よりスマートな環境を目指して

3. より強く (Resilient)

美しさと清潔さを磨き上げ、人に潤いを与える環境を作る。

2. より安全に (Safe)

1. より綺麗に (Attractive)

人にも環境にも優しくあるべく、万全の品質管理を行う。

リスク管理のためにあらゆるデータを測定し、人へのフィードバックを促進することで、災害に備え復元力を高める。

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スマートクリーク実現のための水制御系スマートクリーク実現のための水制御系

G

B

水を利用したメッセージ&アート・屋外広告、情報伝達

ハイブリッド制御

自動散水技術都市内

ヒートシンク水路

水質制御技術

SC内環境温度制御技術・温度センサ(地表、大気、地中、中水)・気象予報とのリンケージ

水のルーティング質・温度・量の最適配分