Project Koukai-zu

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プロジェクト航海図 2007/12/03 PFP(プロジェクト•ファシリテーション•プロジェクト)関西ワークショップ#11講演資料 プロジェクト航海図とは?  ベースはCCPMの「工程表」。  これをチームビルディングのみの視点で構成したものである。 内容  プロジェクト航海図の説明  プロジェクト航海図の作り方  プロジェクト航海図の使い方

Transcript of Project Koukai-zu

プロジェクト航海図こしば としあき

koshiba@4038nullpointer.com

Agenda

自己紹介プロジェクト航海図の説明プロジェクト航海図の作り方プロジェクト航海図の使い方プロジェクト航海図のまとめ

自己紹介

名前:こしばとしあき特技:エレクトーン演奏仕事:アプリケーション開発銀行/金融/運輸系システム開発•移行システム移行ソリューション設計Webのサービス立ち上げ

仕事外の活動Blog「koeだめ」http://d.hatena.ne.jp/bash0C7/

「Excel正規表現アドイン」の公開http://wiki.fdiary.net/toshiaki/

「カラ練メソッド」第3回 関西ライフハック研究会

「Railsconf europe 2007 Digest」Ruby/Rails勉強会@関西-20

プロジェクト航海図の説明

大事な事

全員の力を

活かす集中する

構成主題

ルートと工程

ゴール

由来ベース:工程表

由来

航海メタファルートを決定寄港地=工程を経てゴール=目的地へ

解決したい問題

天から降ってくる作業各々ばらばらに突進レンガ積みのゴール

天から降ってくる作業コマンド•コントロール偉いさんが作業の指示を下す末端のミッションは作業をこなす事

天から降ってくる作業作業の本当の意味合いは?ゴールに達するのが目的偉いさんはよくわかってるメンバー全員が意識しておきたい

作業はゴールに達する手段作業者はこなす事が目的に変化

天から降ってくる作業

偉いさんの視点は大事トップダウンで考える

みんなが偉いさんになるボトムアップで作るリーダーシップ•コラボレーション

天から降ってくる作業リーダーシップ•コラボレーション

各々ばらばらに突進多種多様な対立軸経験立場役割考え方場所

各々ばらばらに突進

それぞれの軸で最適化最終ゴールを忘れる自分は自分、他所は他所

各々ばらばらに突進

最終ゴールをみんなが目指す全体最適化

お互いをわかり合うゴールへのルートと立ち位置を共有

レンガ積みのゴール

二人の男がレンガを積んでいた一人目「レンガを積んでいるのだ」二人目「教会を作っているのだ」

二人の未来はまったく別になったゴール意識の違いが未来を作る

レンガ積みのゴール

何もなしに「二人目」になれる?ただの「レンガ積み作業」から、「教会」をイメージできる?自分一人でイメージできる?

レンガ積みのゴール

全員がゴールのイメージを心に刻む全員で協力してイメージ作り目指したくなる未来辛い作業でも常に思い出せる

要するにみんなが偉いさんになる自分らの工程は自分らで考える

お互いをわかりあう全員のゴールとルートを明示

全員がゴールのイメージを心に刻む助け合ってイメージを具現化

プロジェクト航海図の作り方

作り方のステップ

1.主題を決める2.ゴールの設定3.大まかマップの作成(工程出し)4.航海図を仕立てる(ルート作り)5.見積もりを立てる

主題を決める

何の航海図を描きたいか計画立ててやるべき課題を選択例: PFPのWSで講演する

主題を決める

適切なメンバー数全員が全員の話聞ける人数1人~5、6人ぐらい

主題を決める

ゴールの設定最重要部分!とことん話し合う!!主題を満たしたら得られる物事例:参加者が笑顔になってもらう

この航海を通じて得たい物事例:ワークショップのノウハウ

主題を満たす上での制約条件例:12/3がワークショプ本番!

ゴールの設定

大まかマップの作成

どんな工程を行えばいいか検討するゴールに向かう為の手段を考える発散思考モレ•ムダは次のステップでフォロー

大まかマップの作成工程の粒度の例主題:PFPのWSで講演するゴール:講演内容を分かってもらう工程例話のアウトライン書き出し× MacでKeynoteを起動

スタッフレビューを受ける× 見直す

大まかマップの作成

航海図を仕立てる大まかマップでの工程を、ゴールから逆順に並べる漏れ•ダブりは適宜調整する

前後関係にある工程を線で結ぶ工程に愛称を付けると親しみが湧く例:メソッド名、都市名、大陸名

航海図を仕立てる

見積もりを立てる最適な実行計画を立てる(PMの領域)工程の工数を見積もる航海図のタイムラインを作成する工程にリソースを割り振る工程の前後関係を調整する工程の同時並行数を勘案する適切なバッファを設定する

プロジェクト航海図の使い方

使い方

公開する作業に取りかかる記録を残す実績を見る振り返り•再検討

公開する目立つところに貼り出す問題対メンバー

作業に取りかかる

誰がどの工程に携わっているかをマーキングする駒を置いて明示

担当者は、工程をタスクに分解するタスク管理はかんばん利用おすすめ

記録を残す

航跡を残す=実績や感想を書き込む着手日、完了日、担当者苦労したところ工夫したところ

日々のKPTのまとめを書くのもGOOD

実績を見る

鳥の視点で進捗を全員が確認するやけに苦労している工程は?手戻りした工程は?

ピンチな工程の早期発見•早期フォロー

振り返り•再検討

工程をこなす問題点を見直す航海図のルートを再検討大陸や島の発見=新しい問題の発見攻略方法(回避方法)を考えよう

プロジェクト航海図のまとめ

ゴールに向かって力を合わせて進もうこれこそチームプレイの味わい!

ご清聴ありがとうございました