Pentaho Reporting Tutorial 20140729

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オープンソースBI勉強会 #8 の発表資料です。 https://atnd.org/events/52510 #pentaho_jp

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Pentaho定型レポート入門

オープンソースBI 勉強会 #8

[2014/07/29]

TwitterID:@teruu

1

自己紹介

川崎照夫

TwitterID: teruu

所属:KSKアナリティクス

BI歴:1年9か月

DB歴:20年

2

本日の内容

•BIの概要

•定型レポートの概要

•ダウンロード

•起動

•レポート作成

– レポートウィザード

– 新規

3

BIの目的

BIの目的:会計、販売、顧客、在庫、購買、生産といった業務系のデータを取り出し、色々な形で活用する

BIシステム構築実践入門平井明夫 (2005)

4

具体的には

• 会計データを活用→利益/コストを部門別に分析

• プロジェクト管理データ→利益/コストをプロジェクト別に分析

• 販売管理データ→売上実績/目標達成度を部門/製品/顧客別に分析

• 生産管理データ→生産高/生産性/計画達成度を部門/製品別に分析

• 在庫管理データ→在庫量/在庫金額/不良在庫を部門/品目別に分析

• 購買管理データ→購入金額/納期/不良率を部門/仕入先別に分析

• 顧客管理データ→顧客/Webサイト会員の分布/行動を年齢などのプロファイル別に分析

• ECサイトのデータ→商品/コンテンツの人気度やキャンペーン効果

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BIの定義

•企業内外の事実に基づくデータを組織的かつ系統的に蓄積・分類・検索・分析・加工して、ビジネス上の各種の意思決定に有用な知識や洞察を生み出すこと

ガートナーグループのアナリスト

ハワード・ドレスナー氏による定義 (1989年)ITmediaITmediaITmediaITmedia エンタープライズエンタープライズエンタープライズエンタープライズ

「「「「5555分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス分で絶対に分かるビジネス・インテリジェンス」」」」

(http(http(http(http://://://://www.itmedia.co.jp/im/articles/0803/28/news136.html)www.itmedia.co.jp/im/articles/0803/28/news136.html)www.itmedia.co.jp/im/articles/0803/28/news136.html)www.itmedia.co.jp/im/articles/0803/28/news136.html)

6

BIの歴史(データ分析の変遷)

@ITビジネスインテリジェンスとは何か(http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0612/09/news010.html)

7

トピック

•日経BP

– 超Excel

•人間BI脱出の切り札、超「Excel」•http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131227/257658/

•超Excelソフト8製品の実力•http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20140312/542945/

•BIはExcelとの闘いである

8

最近のBIの対立軸

•フォーマルBI

– 多次元キューブ/OLAP

– 構造化

– データ分析基盤

•カジュアルBI

– データ可視化

– アドホック分析

– 統計ソフト、データ分析ソフト的

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BIの基本的なシステム構成

BI/DWH | 特集/コラム | TIS Direct Web(http://www.tis.jp/special/keyword/bi_dwh.html)

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Pentahoについて

•オープンソースベースのBIスイート

•以下の製品群で構成EE CE 主な対象

ダッシュボード ダッシュボードエディタ

CDF(Community

Dashboard

Framework)

経営陣

Reporting Reporting(定型レポート) ビジネスユーザ

メタデータインタラクティブレポート

Adhocレポート

OLAP(多次元分析)

Analyzer JPivot/saiku/Pivot4

J

アナリスト・ビジネスユーザ

ETL(データ統合) Data Integration 開発者、DB管理者

データマイニング Weka アナリスト、パワーユーザ

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定型レポートについて

• 関連書籍

Pentaho 5.0 Reporting by Example: Beginner's GuidePentaho 5.0 Reporting by Example: Beginner's GuidePentaho 5.0 Reporting by Example: Beginner's GuidePentaho 5.0 Reporting by Example: Beginner's Guide

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ダウンロード

•Pentahoコミュニティエディションhttp://community.pentaho.com/

•Pentaho配布サイトhttp://sourceforge.net/projects/pentaho/files/

•Pentaho配布サイト レポートデザイナーhttp://sourceforge.net/projects/pentaho/files/Report%20Designer/

•ダウンロード候補(Ver5.1)

prd-ce-5.1.0.0-752.zip (Windows/Linux)

prd-ce-mac-5.1.0.0-752.zip (Mac)

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インストール

•ダウンロードするだけ(Javaの環境があれば)

•DBのJDBCドライバを追加

– postgresqlのドライバは同梱されている

•SourceForgeのサイトからダウンロードし、Windowsであれば、解凍したフォルダ中のreport-designer.batをダブルクリック

•起動後、言語の設定を確認(日本語になっているか)

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特徴①

オープンソース(LGPLライセンス)

Java

クロスプラットフォーム(Windows/Mac/Linux)

GUIツールで設計、Webで参照

ファイル形式:PRPT

多様なデータソース

多様な出力形式(HTML、PDF、Excel、CSV、RTF)

多様なチャート形式、スパークライン

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特徴②

レポートウィザード

パラメータ

計算式

サブレポート

埋め込みリンク

スタイルシート

クロス集計

スケジューリング

PDIによるバースティング

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構成要素

Pentahoレポートデザイナー

BAサーバ

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使い方

BIサーバ上で公開

Javaアプリへの組み込み

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歴史

2002年 JFreeReportプロジェクト開始2006年 主要な開発者Thomas MorgnerがPentahoに加

入名称をPentaho Reportingに変更2007年 Ver1.62008年 Ver1.7 データソースとしてOLAPに対応2009年 Ver3.52010年 Ver3.72011年 Ver3.8 スパークライン機能追加2012年 Ver3.92013年 Ver5.02014年 Ver5.1

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レポート作成の手順

・レポートを新規作成

・データソースを作成

・クエリーを作成し、データを取得

・ワークスペース上にレイアウト

・取得したデータを使い計算式及び関数を作成

・レポートを保存

・BIサーバーにパブリッシュ

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レポート作成①

•レポートウィザード利用

•データソース:1テーブル

•データ:foodmartデータセット

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起動 Windowsの場合、report-designer.batをダブルクリックして起動

22

ようこそ画面 レポートウィザードをクリック

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ウィザード・外観 ここでは「Maple」を選択

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ウィザード・データソース 右上の+をクリック

25

データソースの種類 「JDBC」を選択

26

JDBCデータソース 「接続」欄の+をクリックしデータベース接続を作成

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データベース接続 パラメータを適宜入力し[Test]をクリック

28

JDBCデータソース 利用可能クエリー欄の+をクリックし、クエリーを作成

29

JDBCデータソース クエリー名を入力し、クエリー欄の鉛筆マークをクリック

30

SQLクエリーデザイナー 画面左側中段のプルダウンメニューをクリック

31

スキーマ選択 「foodmart」を選択するとテーブル一覧が表示される

32

「製品」表 「製品」をダブルクリックして追加。OKボタンをクリック

33

JDBCデータソース クエリーを確認して「プレビュー」ボタンをクリック

34

プレビュー プレビューの内容を確認し「Close」をクリック

35

「次へ」 「製品クエリー」を選択して「次へ」をクリック

36

レイアウト [グループ化]欄に「ブランド名」、[選択アイテム]欄に「製品ID」~「総重量」をそれぞれ追加。

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フォーマット(製品ID) 製品ID列のCount

38

フォーマット(メーカー希望小売価格) データ形式を指定

39

フォーマット(総重量) [終了]ボタンをクリックして、ウィザードを終了

40

レポートウィザード終了 [印刷プレビュー]を選択

41

印刷プレビューで文字化け →フォントを指定

42

フォントを一括指定 [構造]タブの[マスターレポート]を選択

43

マスターレポートのフォント変更

44

再度、印刷プレビュー 文字化け解消を確認

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PDF文書

46

HTML文書

47

Excel文書 最後に[File]-[保存]を選択し、作成したレポートを保存

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レポート作成①

•レポートウィザード利用

•データソース:1テーブル

•データ:foodmartデータセット

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レポート作成②

•新規レポート作成

•データソース:2テーブル(JOIN)

50

新規 [File]-[新規]を選択

51

[データセット] [データ]タブの[データセット]を右クリック

52

データソース「JDBC」 JDBCを選択

53

クエリー追加 +をクリック。クエリー名を入力し、クエリー欄の鉛筆マークをクリック。

54

SQLクエリーデザイナー 「製品」「製品クラス」をダブルクリックして追加

55

JOIN 製造の「製品クラスID」をドラッグして製品クラスの「製品クラスID」にドロップ

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一旦選択解除 それぞれの表でテーブル名の欄を右クリックして[deselect all]を選択

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必要な列を追加製品の「製品名」、製品クラスの「製品サブカテゴリー」~「製品グループ」を追加

58

列順を変更 列をドラッグして列順を変更

59

[syntax]タブ [syntax]タブをクリックしてSQLを確認

60

JDBCデータソース [プレビュー]をクリック

61

プレビュー プレビューの内容を確認し「Close」をクリック

62

ワークスペース [File]-[ページ設定]を選択

63

ページ設定 [ページサイズ]を[A4]に変更

64

レポート要素のサイズを変更 [レイアウトを変更しない]を選択

65

詳細エリア クエリーで選択した列を[詳細]エリアにドラッグ

66

列幅調整 [構造]タブの[詳細]を表示し5列を選択

67

列幅調整 [スタイル]タブの[width]欄をデフォルトの「100.0」→「20%」に変更

68

[layout] 上位の[詳細]の[layout]を[row]に変更

69

ラベル追加 [パレット]エリアの[ラベル]をクリック

70

[詳細ヘッダー] [詳細ヘッダー]を選択し[属性]タブを表示。[hide-on-canvas]を[False]に変更

71

ラベル追加 [パレット]エリアの[ラベル]をクリック

72

ラベル追加 [詳細ヘッダー]にラベルを5つ追加

73

[layout] [詳細ヘッダー]の[layout]を[row]に変更

74

ラベル幅調整 ラベルを選択し[スタイル]タブの[width]欄をデフォルトの「100.0」→「20%」に変更

75

ラベルの値を入力 [属性]タブの[値]欄にそれぞれの値を入力

76

印刷プレビュー [印刷プレビュー]を表示して内容を確認

77

罫線設定 borderの設定

78

罫線設定

79

レポート作成②

•新規レポート作成

•データソース:2テーブル(JOIN)

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レポート作成③(次回以降)

•チャート

•パラメータ

•計算フィールド

•サブレポート

•スパークライン

•ハイパーリンク

•クロスタブ

•スタイルシート

•エンベッド(組込)

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まとめ

•BIの概要

•定型レポートの概要

•ダウンロード

•起動

•レポート作成

– レポートウィザード

– 新規

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不明な点

•Pentahoのフォーラムへ

– 日本語でコミュニティー・サポート

http://forums.pentaho.com/forumdisplay.php?86

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次回以降の予定

•8月

– CTools(ダッシュボード)(予定)

•9月以降

– OLAP/ETL/Reporingのハンズオンを順次開催