Post on 04-Sep-2020
1988 1990JAF Grand Prix
グループCの時代
時代を反映し、JAF GPはスポーツカーレースへ移行
1988 JAFグランプリ(7月24日)全日本富士500mileレース 富士スピードウェイ/4.4km×179周=800.1km
総合順位 ドライバー 車名
1 岡田秀樹/S.ディケンズ フロムエーポルシェ962C
2 K.アチソン/P.コップ オムロンポルシェ
3 長谷見昌弘/鈴木亜久里 ニッサンR88C
4 寺田陽次朗/D.ケネディ MAZDA767
5 星野一義/高橋健二 カルソニックニッサンR88C
6 佐々木秀六/浅井順久 SARD MC88S
PP:長谷見昌弘(ニッサンR88C)/1'19"179
1989 JAFグランプリ(4月30日)全日本富士1000kmレース 富士スピードウェイ/4.4km×224周=1001.2km
総合順位 ドライバー 車名
1 V.シュパン/E.エルグ/松本恵二 OMRON PORSCHE
2 G.フーシェ/S.アンドスカー 日石トラストポルシェ
3 長谷見昌弘/A.オロフソン YHP・ニッサンR88C
4 高橋国光/S.ディケンズ ADVAN alpha 962C
5 関谷正徳/岡田秀樹/影山正彦 レイトンハウスポルシェ962
6 星野一義/鈴木利男 カルソニック・ニッサンR88C
PP:長谷見昌弘(ニッサンR88C)/1'17"293
1990 JAFグランプリ(3月11日)全日本富士500kmレース 富士スピードウェイ/4.4km×112周=500.6km
総合順位 ドライバー 車名
1 関谷正徳/小河等 ミノルタトヨタ 90C-V
2 長谷見昌弘/A.オロフソン YHP ニッサン R90CP
3 G.フーシェ/S.アンドスカー 日石トラストポルシェ
4 星野一義/鈴木利男 カルソニック・ニッサンR90CP
5 中谷明彦/V.ヴァイドラー/羽根幸浩 フロム・エーポルシェ962C
6 S.ディケンズ/W.ホイ TAISAN alpha ポルシェ
PP:小河等(トヨタ 90C-V)/1'16"270
1989 YHP・ニッサンR88C1988 フロムA・ポルシェ962C
1988 ニッサンR88C
1990 小河等/関谷正徳 1990 ミノルタトヨタ90C-V
1年の休止を挟んで、JAFグランプリの名称が復活したのは1988年のことでした。冠されたのはF2に代わる国内トップフォーミュラのF3000ではなく、グループCカーによる全日本スポーツプロタイプカー選手権(JSPC)でした。期間は1988年から1990年までの3シーズンで、1988年の全日本富士500マ
イルレース、1989年の全日本富士1000kmレース、1990年は全日本富士500kmレースにそのタイトルが付されることとなりました。 当時のJSPCは、グループCカー独特の強力なエンジンパワーによるスピードが大きな魅力で、開催ごとに観客席が埋め尽くされる人気の高いイベント
となっていました。レースは、ポルシェを中心に、トヨタ、日産、マツダといった国内3メーカーが積極的な参戦姿勢を見せ、ここで切磋琢磨しながらル・マン24時間や世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)などで輝かしい戦績を残してきたことはよく知られるとおりです。