診療邪放射線科 医療機器 全身用...

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診療部放射線科 医療機器

全身用 X 線CT診断装置

従来のシンチレータと比較すると約 100 倍の変換速度を達成した新開発素材ガーネットを検出器に用いた GE 社製の64列

Multidetector-CT が 2014 年に導入されました。高分解能化、低線量撮影などで増加するノイズの低減が可能となった画像を提供できる

様になりました。通常の横断像以外にワークステーションを用いた脳血管、大血管の3次元構築、CT コロノグラフィー、心臓の冠状動

脈の描出なども行っています。放射線被爆を最小限にしながら良好な画像が得られる工夫もされ、以前の装置に比べ、患者様への放射線

被ばくの減少に寄与できるようになりました。

GE社製 Discovery CT 750HD ワークステーション Advantage Workstation

全身用MRI装置

MRI は核磁気共鳴という現象を利用した画像診断法です。

外観はCTに似た装置ですが、CTのようにX線を利用して画像を

得るのではなく磁石とラジオ波を利用して断面像を撮影します。

MRIの特徴として、放射線被爆がないこと、軟部組織の画像、

拡散・血流情報・代謝情報を得ることができます。

体内に金属(特にペースメーカーなど)が入っている方は検査が

できない可能性がありますので、必ず教えてください。

検査時間が長く、狭いところに入って検査をしますので閉所恐怖症

の方は技師・看護師にお伝えください。

SIEMENS社製 1.5T Magnetom Symphony

据置型デジタル式循環器用(多目的)血管撮影装置

足の付け根や手首の血管より細い管(カテーテル)を目的血管の傍まで進め、動脈に直接造影剤を流し込み造影して心臓や四肢の検査

や治療を行います。2015 年に新しい装置が導入され、高画質と低被爆を両立した装置になり患者様の安全性も更に向上されました。

PHILIPS 社製 バイプレーンシステム Allura clarity FD20/10

ビューワー Photron 社製 KADA-VIEW

サーバー Photron 社製 KADA-SERVE

据置型汎用一般撮影装置

胸部、腹部、骨系の一般撮影は、高画質、被ばく線量が少ない CsI タイプの平面検出器FPD(フラットパネルディテクター)で撮影

しています。取得した画像をコンピューターで診断に適した画像処理を行い精度の高い画像を提供しています。

泌尿器科系の造影検査(IVP、DIP)にも FPD を用い一般撮影室で行っています。

装置 撮影室1番 島津製作所 Rad Speed Pro UD150B-40 (CXDI システム)

撮影室2番 島津製作所 Rad Speed Pro UD150B-40 (DRX-1C システム)

撮影室7番 東芝メディカル MRAD-A50S RADREX (DRX-1C システム)

据置型デジタル式乳房用 X 線診断装置

乳房は柔らかい組織で出来ているため専用のX線装置を使用します。乳房を片方ずつ撮影台と透明なプラスチックの板で挟んで圧迫し

て撮影します。やや強めに圧迫しますので、多少の痛みも伴います。圧迫することで病巣か正常乳腺かの区別がしやすくなり、被爆線量

も少なくなります。圧迫している時間は数秒程度ですが、痛みが強い時は担当技師に伝えてください。

2005 年から、平面検出器方式マンモグラフィを採用しています。2015 年に以前よりも X 線検出効率の高い FPD 方式に更新され、高画

質化、更なる被ばく線量の低下が可能となりました。また、マンモサーバーの導入により、現在で過去 10 年の FPD 画像の比較読影が

可能となりました。当院はNPO法人精中機構からマンモグラフィ検診画像認定施設と認定されています。乳房の撮影は検診、診療とも

検診マンモグフィ認定資格を持つ診療放射線技師が担当しています。

装置 GE社製 Senographe Essential 間接変換方式FPD

ビューワー Panasonic Plissimo MG モニター BARCO 製 5MP

マンモサーバー Panasonic PlissiomoServe

据置型汎用 X 線透視診断装置

消化器科系(胃、大腸のバリウム検査や胆道、膵管の内視鏡的造影検査及び内視鏡的乳頭大口径バルーン拡張術などの治療等)、整形外科

(神経根ブロック、関節造影検査、骨折時の整復治療など)、外科や泌尿器科の造影検査等が行われます。

装置 TOSHIBA ZEXIRA DREX-ZX80 FPD1717

TOSHIBA ZEXIRA DREX-ZX80 DR

移動型ポータブル撮影装置

集中治療室や各病棟に出向いて、移動が困難な患者様の病室等での撮影を行います。2016 年に、ケアーストリーム社製一体型の FPD

ポータブル撮影装置が設置されました。本体に 19 インチモニタを搭載してあり、撮影後瞬時に読影診断が可能となります。また、救急

や停電等で電源を喪失した際、また非常事態において、重要な装置になりえると思われます。

・島津製作所 MobileArt Evolution + CANON CXDI FPD システム

・ケアーストリーム Revolution FPD システム

・GE AMX-4 (アナログ式 CR 用)

骨密度(二重エネルギー骨 X 線吸収)測定装置

測定は、腰椎、大腿骨頸部です。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線

の被爆量も少ないという利点がある二重X線エネルギーを用いる DEXA 法

で撮影しています。このため骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症

の精密検査や、骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に

有用なものです。

GE社製 DPX-BRAVO

デジタル画像処理系システム

画像保存配信用 PACS サーバー Carestream 社製 Vue PACS

放射線科情報システム Carestream 社製 RIS-J システム

病棟画像無線配信システム(タブレット) Carestream 社製 Vue motion

※平面検出器 FPD システム

画質の向上、被ばく線量の少ない CsI を採用しています。

CANON CXDI システム ケアーストリーム社製 DRX システム

※CR 装置

撮影したIP(イメージングプレート)を

レーザー光線で読み込み、DICOM 画像化する

装置です。

Carestream 社製 CR Elite

検像システム

撮影した画像をチェックします。

Array 社製 Quartina

デジタイザー Array 社製 2905M

紹介、転院用のアナログ検査データの取り込みを行います。

移動型汎用 X 線透視診断装置

整形外科や泌尿器科等の透視を利用しながらおこなう

手術に対し、移動して術中透視に使用します。

装置 GE 社製 OEC 9900

GE 社製 OEC 8800