新須磨病院 1/2 - Toto Ltd.外観 1F 受付 1F 外来 多機能トイレ 1F 外来...

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外観 1F 受付 1F 外来 多機能トイレ 1F 外来 トイレ図面

新須磨病院 1/2

新須磨病院は神戸市西部に位置し、夏は海水浴客で賑わう須磨海岸の北300m、須磨海浜公園駅から徒歩数分のところにある。

ベージュを基調とした明るく開放的な受付コーナー。温かみのある木製の家具を採用し、癒しの空間を演出している。

使いやすさと同時に空間としての統一感のあるデザインを実現した、RESTROOM ITEM 01の多機能トイレパックを採用。オストメイトの方に配慮し、汚物流しを備えている。緊急時対応として呼出ボタンを設置。

1F 外来 トイレ入口 1F 外来 洗面コーナー 1F 外来 授乳室 1F 救急処置室

遠くからでもわかりやすい、オリジナルのトイレサインを掲示している。 洗面カウンターは、ボウルとカウンターに継ぎ目がなく清掃性が高い、ボウル一体タイプのツインデッキカウンターを採用。水栓金具は感染対策として、ノンタッチで水の出し止めができる自動水栓を設置。

1Fの外来には、小さなお子様連れの患者さんに配慮し、ベビーシートや手洗器、ソファを備えた授乳室を設置している。

外来の救急患者の処置を行なう救急処置室には、機器などを洗浄するシンク、足や頭髪を洗うシャワーと出入り口横に、手洗器を配置している。

1F 外来 大便器ブース 1F 外来 男性トイレ 小便器コーナー 1F HCU 1F 外科処置室

大便器は、すべて床の清掃性に優れた壁掛式を採用。小さなお子様連れに配慮し 男 女トイ とも 所 大便器ブ はベビ を設置し

小便器は、床の清掃性に優れた壁掛式自動洗浄小便器を採用。小便器間 は 緊急時対応とし 呼出ボタ を設置し る

手術直後や重症患者を一時的に収容する高度治療室。感染対策として、出入 近くと動線 考慮し治療室奥 も タ 用手洗器を設置し る

外科処置室には、汚物流しと足などを洗うためのシンクとシャワーを設置してる配慮して、男・女トイレとも1ヶ所の大便器ブースにはベビーチェアを設置して

いる。小便器間には、緊急時対応として呼出ボタンを設置している。 出入口近くと動線に考慮し治療室奥にもスタッフ用手洗器を設置している。 いる。

2016.01 作成 無断複製・転載禁止 (C) TOTO. LTD. 2016 All Rights Reserved 28228

2F スタッフステーション 3F 病棟 全体 3F・4F 個室 洗面・シャワールーム 3F 病棟 平面図

新須磨病院 2/2

2F~4Fのすべてのスタッフステーションには、感染対策として、出入口近くにスタッフ用手洗器を設置している。

スタッフステーションを中心に配置した病棟。南北に配置された病室入口には、神戸の地形にあわせて北側の病室には山、南側の病室には海をテーマにしたサインを掲示し機能性と癒しの演出をしている。

洗面器は、車いすが入りやすく洗面器の手前のふち部分に両肘を乗せ、安定した姿勢で手洗いができるタイプを採用。大便器は、快適性の向上や介助負担軽減からウォシュレットを設置している。

3F・4F病棟 多機能トイレ 3F・4F病棟 シャワー室 5F 機械浴室 5F 調理室 前室

オストメイトの方に配慮し、ストーマ装具を洗浄するための、パウチしびん洗浄水栓付背もたれを設置。男性患者さんの要望を反映し小便器を設置している。病棟には複数の多機能トイレを設置している。

オーバーヘッドシャワーと座ってシャワーを楽しめるアーチチェアを搭載したシャワールーム。脱衣室には、車いす使用者の洗髪に配慮し、高さを調節できる昇降機能付き洗面化粧台を採用した。

寝たままの姿勢でシャワー浴と洗体ができる介護浴槽を設置。洗い場には、手元で湯水の出し止めができるクリックシャワーを採用している。

調理室前室には、全身を確認できる姿見と感染対策からスタッフ用手洗器を2個配置した。

3F・4F 4床室 3F・4F 個室

新須磨病院名 称

建築概要

<施設の概要>

水まわりの特長

病室の中央部には、車いすでアプローチしやすい壁掛式の洗面器を設置。水栓金具は感染対策とし タ 水 出し止めが きる自動水栓を

病棟の個室には、大便器を備えたシャワーユニットと洗面器を備える。

新須磨病院

神戸市須磨区衣掛町3丁目1番14号

医療法人社団慈恵会

株式会社ゆう建築設計

株式会社新井組

2015年7月

147床

RC造 地下1階、地上5階

名 称

所 在 地

施 主

設 計

施 工

竣 工 年 月

病 床 数

構 造

旧病院のトイレは和式便器が多く、車いす使用者に配慮したトイレが少ないという問題があった。そこで新病院のトイレは、すべて洋式便器を採用。病棟には男女別を廃止し、複数の多機能トイレを設置している。清掃性に配慮して大便器や小便器は、床の清掃性に優れた壁掛式を採用。感染対策として洗面器の水栓金具はノンタッチで水を出し止めできる自動水栓を採用し、スタッフステーションや処置室などの出入口近くにはスタッフ用手洗器を設置するなど、病院に求められる高度な衛生配慮を実現している。

<水まわりの特長>

1960年に開設された新須磨病院は、「質の高い医療を実践し、患者様本位

の、信頼される病院を目指す。」理念のもと、 「親切で安全で 高の医療を!」を合言葉にした、内科・外科・整形外科を始め17の診療科を有する総合病院。開設以来、地域中核病院として地域住民の健康管理の役割を担っており、ガンマナイフやMRI・CTなどの医療機器を完備し、幅広い特殊治療にも対応している。築50年以上が経過し、施設の老朽化や施設が3棟に分かれていたことによる不便さなどから建て替えを実施。新病院は、患者への利便性に配慮、旧病院から徒歩3分のところにあった病院駐車場とその隣接地を合わせた敷地に移転し開設した。

<施設の概要>

水栓金具は感染対策として、ノンタッチで水の出し止めができる自動水栓を採用。

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