Post on 21-Dec-2014
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APACHE Jmeter
外山 寛
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アジェンダ
①JMeter とは
② インストール方法
③ 使用方法
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①Jmeter とは
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Jmeter とは
•JMeter とは、パフォーマンス測定および負荷テストを行うツールです。多数の機能を備えていることから、 Web アプリケーションおよびWeb サーバの性能測定に広く利用されています。
•HTTP 以外にも、 FTP 、 LDAP 、 JMS ( Java Message Service )、 TCP接続、 メール送信などの単体テストとしても使えます。
メモ•2011 年に Apache のトップレベルプロジェクトに昇格しました。
Jmeter – wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/JMeter
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② インストール方法
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インストール方法Jmeter をダウンロードします。 ※バージョン 2.7(2012/07/27 現在 )
Apache JMeter – Downloadhttp://jmeter.apache.org/download_jmeter.cgi
ここからダウンロード
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インストール方法ダウンロードが完了したら、任意のフォルダにファイルを解凍してください。
解凍したディレクトから、『 apache-jmeter-2.7¥bin¥jmeter.bat 』を実行してください。起動画面まで、確認できればインストール完了です。
起動画面
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③ 使用方法
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作業手順
実際に、 Web サーバーに負荷をかけて、画面表示速度の検証を行う、手順を説明します。
処理の流れは、以下になります。
・負荷の設定・検証用のシナリオ作成・負荷テスト・試験結果の確認
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起動方法
起動画面
『 .¥apache-jmeter-2.7¥bin¥jmeter.bat 』を実行してください。
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計測の設定左ペインの「テスト計画」を右クリックし、
「追加」 → 「 Threads(Users) 」 → 「スレッドグループ」を選択します。
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計測の設定「スレッド数」と「 Ramp-Up 期間(秒)」を設定してください。
「スレッド数」:サイトにアクセスする回数(負荷の大きさ)Ramp-Up 期間(秒):何秒かけてスレッドを作るか(負荷をかける秒数)※ 下記設定では 10 秒の間に 100 回のアクセスになります。
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計測設定左ペインの「スレッドグループ」を右クリックし、
「追加」→「リスナー」→「結果を表で表示」を選択します。
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テスト計画の作成左ペインの「ワークベンチ」を右クリックし、
「追加」→ 「 Non-Test エレメント」→「 HTTP プロキシサーバ」を選択します。
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テスト計画の作成左ペインの「ワークベンチ」→「 HTTP プロキシサーバ」を選択し、ポートが「 8080 」に設定されているのを確認します。
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テスト計画の作成ブラウザのプロキシを下記で設定します。アドレス: 127.0.0.1ポート :8080
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テスト計画の作成JMeter の画面に戻り、「開始」ボタンをクリックします。
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テスト計画の作成ブラウザ側で、実際に画面遷移してみましょう。※社内向け管理ツールのサイト例) SearchSuiteTop→ ログイン→ Report Manager→QuickViewReport
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テスト計画の作成画面遷移が完了したら、 JMeter の画面に戻り、「停止」ボタンをクリックします。
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テスト計画の実行画面上部メニューバーの「実行」→「開始」で計測を開始します。
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テスト結果の確認「スレッドグループ」→「結果を表で表示」をクリックすると、計測結果が表示されます。「 Sample Time 」や、「平均」の数値を計測の指標とし判断を行なってください。
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テスト計画の精査注意点:左ペインのアクセスを行うリクエストを確認し、計測の妨げとなりそうなものは消しましょう。
例 )GoogleAnalytics へのデータ送信
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データまとめ例eAccelarator 導入後パフォーマンスが 2 倍になりました!という検証結果まとめる際、以下のように資料化してました。
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テスト計画の保存最後に、テスト計画を保存し、計測終了です。
チューニング前、チューニング後で見比べて検証するとき、テスト計画を残しておくと捗ります。
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・ 許可なくサーバーに負荷をかけてはいけません。•DoS 攻撃と判断されアクセス禁止となる可能性が高いため、
避けましょう。
注意事項
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・ プログラムのチューニングする際、 Jmeter を使えば、性能検証をする際、可視化することができます。
・ 楽するために使っちゃいましょう!
・ 再検証しやすいよう、テストパターンもあらかじめ、保存しておきしょう。
まとめ