「健やか親子21 -...

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「健やか親子「健やか親子2211」」とと

「次世代育成支援対策推進法」「次世代育成支援対策推進法」2004.1.262004.1.26 福岡 福岡

山縣然太朗山縣然太朗

山梨大学大学院医学工学総合研究部山梨大学大学院医学工学総合研究部山梨大学医学部医学科山梨大学医学部医学科

保健学Ⅱ講座保健学Ⅱ講座

11--11 健やか親子 健やか親子2121の性格の性格

nn 2121世紀の母子保健の主要な取り組みを提示するビ世紀の母子保健の主要な取り組みを提示するビジョンであり、かつ、関係者、関係機関・団体が一ジョンであり、かつ、関係者、関係機関・団体が一体となって推進する体となって推進する国民運動計画国民運動計画

nn 安心して子どもを産み、ゆとりを持って健やかに育安心して子どもを産み、ゆとりを持って健やかに育てるための家庭や地域の環境づくりというてるための家庭や地域の環境づくりという少子化対少子化対策策としての意義としての意義

nn 少子・高齢社会における健康な生活の実現を目指少子・高齢社会における健康な生活の実現を目指すす「健康日本21」の一翼「健康日本21」の一翼

nn 20012001年から年から20102010年年((20052005年に評価と見直し)年に評価と見直し)

11--22 基本視点 基本視点

① ① 2020世紀中に達成した世紀中に達成した母子保健水準を低下させ母子保健水準を低下させないない努力努力

② ② 2121世紀中に達成し切れなかった課題を世紀中に達成し切れなかった課題を早期に早期に克服克服

③ ③ 2020世紀終盤に顕著化し、世紀終盤に顕著化し、2121世紀にさらに深刻世紀にさらに深刻化することが予想される化することが予想される新たな課題に対応新たな課題に対応

④ 新たな価値尺度や国際的な動向を踏まえた④ 新たな価値尺度や国際的な動向を踏まえた斬斬新な発想や手法新な発想や手法により取り組むべき課題を探求により取り組むべき課題を探求

11--33 「健やか親子 「健やか親子2121」の課題設定」の課題設定

1. 思春期の保健対策の強化と健康教育の推進1. 思春期の保健対策の強化と健康教育の推進

2. 妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保と2. 妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保と

不妊への支援不妊への支援

3. 小児保健医療水準を維持・向上させるための3. 小児保健医療水準を維持・向上させるための

環境整備環境整備

4. 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不4. 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不

安の軽減安の軽減

11--44 「健やか親子 「健やか親子2121」の推進方策」の推進方策

11.基本理念.基本理念

      19861986年の年のWHOWHO国際会議で提唱された公衆国際会議で提唱された公衆衛生戦略である衛生戦略であるヘルスプロモーションヘルスプロモーションにおくにおく

22.推進方策.推進方策

① 各団体の取り組み内容の明確化と自主的活① 各団体の取り組み内容の明確化と自主的活動の推進動の推進

② 「健やか親子② 「健やか親子2121推進協議会」の設置推進協議会」の設置

③ 具体的課題を明確にした目標の設定③ 具体的課題を明確にした目標の設定

乳幼児死亡率の年次推移乳幼児死亡率の年次推移

0

10

20

30

40

50

60

70

1950 '53 '56 '59 '62 '65 '68 '71 '74 '77 '80 '83 '86 '89 '92 '95 '98

生後1週未満死亡 生後1週以上4週未満死亡生後4週以上1年未満死亡 乳児死亡率

乳幼児死亡の国際比較乳幼児死亡の国際比較

0

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100

120

0歳 1-4歳 5-14歳 15-24歳

日本アメリカイギリスフランスドイツカナダスウェーデン

不慮の事故による乳幼児死亡の不慮の事故による乳幼児死亡の国際比較国際比較

0

5

10

15

20

25

30

日本

日本

H12

イギリス

オランダドイツ

イタリア

スウェーデン

0歳1-4歳

11--44 「健やか親子 「健やか親子2121」の推進方策」の推進方策

11.基本理念.基本理念

      19861986年の年のWHOWHO国際会議で提唱された公衆国際会議で提唱された公衆衛生戦略である衛生戦略であるヘルスプロモーションヘルスプロモーションにおくにおく

22.推進方策.推進方策

① 各団体の取り組み内容の明確化と自主的活① 各団体の取り組み内容の明確化と自主的活動の推進動の推進

② 「健やか親子② 「健やか親子2121推進協議会」の設置推進協議会」の設置

③ 具体的課題を明確にした目標の設定③ 具体的課題を明確にした目標の設定

22--44 子どもの心の安らかな発達の 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減促進と育児不安の軽減

1.問題認識1.問題認識①母子保健での心の健康は 1)両親の育児不安・ストレスと子どもの心の関係 2)児童虐待に代表される親子関係②乳幼児期の子どもの心の発達は、一番身近な養育者

(母親)の心の状態と密接に関係があリ、乳幼児期の子どもの心の健康のためには母親が育児を楽しめるような育児環境の整備が不可欠

③母親の不安を軽減し、育児を楽しみ、子どもの豊かな心の成長を育むための取り組みを全国的に総合的に取り組むことの必要性

22--44 子どもの心の安らかな発達の 子どもの心の安らかな発達の促進と育児不安の軽減促進と育児不安の軽減

2.取り組みの方向性2.取り組みの方向性

① 育児に焦点を当てた心の問題の観点からのケ① 育児に焦点を当てた心の問題の観点からのケアシステムの構築アシステムの構築

② 母子健康手帳の交付から始まる地域母子保健② 母子健康手帳の交付から始まる地域母子保健と、妊産婦健診から始まる地域医療との融合、連と、妊産婦健診から始まる地域医療との融合、連続性の担保続性の担保

③ 地域保健・地域医療での対応が児童虐待の予③ 地域保健・地域医療での対応が児童虐待の予防と早期発見及び再発予防に大きな役割を果し防と早期発見及び再発予防に大きな役割を果しうることの認識を持つことうることの認識を持つこと

22--44 具体的な取り組み 具体的な取り組み

(1)子どもの心と育児不安対策(1)子どもの心と育児不安対策

① 地域母子保健を育児支援の観点から見直す。乳幼児① 地域母子保健を育児支援の観点から見直す。乳幼児健診を親子関係、親子の心の状態の観察、育児交流の健診を親子関係、親子の心の状態の観察、育児交流の場として活用場として活用

② 保健所はハイリスク集団の周産期から退院後のケアシ② 保健所はハイリスク集団の周産期から退院後のケアシステムの構築と福祉分野との連携、民間育児グループのステムの構築と福祉分野との連携、民間育児グループの育成を図る育成を図る

③ 産科は妊婦の育児への意識、不安のチェックと地域保③ 産科は妊婦の育児への意識、不安のチェックと地域保健、小児科との連携により、親子の愛着形成を促進する健、小児科との連携により、親子の愛着形成を促進する

④ 小児科は子どもの心の問題に対応できる体制を整備す④ 小児科は子どもの心の問題に対応できる体制を整備するる

22--44 具体的な取り組み 具体的な取り組み

(1)児童虐待対策(1)児童虐待対策

① 保健所・市町村保健センター等では児童虐待対策を母① 保健所・市町村保健センター等では児童虐待対策を母子保健の主要事業の一つとして明確に位置付け、積極子保健の主要事業の一つとして明確に位置付け、積極的な活動を展開的な活動を展開

② 医療機関と地域保健が協力し、被虐待児の発見、救出② 医療機関と地域保健が協力し、被虐待児の発見、救出した後の保護、再発防止、治療、親子関係の修復、長期した後の保護、再発防止、治療、親子関係の修復、長期のフォローアップの取り組みを進めるのフォローアップの取り組みを進める

③ これらの活動にあたっては児童相談所、情緒障害児短③ これらの活動にあたっては児童相談所、情緒障害児短期治療施設等の福祉関係機関、警察、民間団体との連期治療施設等の福祉関係機関、警察、民間団体との連携を図る携を図る

取り組みの目標(例示)取り組みの目標(例示)

思春期の保健対策の強化と健康教育の推進思春期の保健対策の強化と健康教育の推進保健水準の指標保健水準の指標  1010代の自殺率      代の自殺率      1515--1919歳代歳代 7.1/100,0007.1/100,000 → 減少 → 減少  1010代の性感染症罹患率                調査→減少代の性感染症罹患率                調査→減少住民の行動の指標住民の行動の指標 薬物乱用の有害性について正確に知っている児童生徒の割合  薬物乱用の有害性について正確に知っている児童生徒の割合 

                            調査→                            調査→100100%%  1010代の喫煙率     高校代の喫煙率     高校33年男年男36.9%36.9% 女 女15.615.6%→%→00%%行政・関係機関等の取り組み行政・関係機関等の取り組み 学校保健委員会を開催している学校の割合   調査→ 学校保健委員会を開催している学校の割合   調査→100%100% スクールカウンセラーを配置している中学校の割合  → スクールカウンセラーを配置している中学校の割合  →100100%% 思春期外来の数                    調査→ 思春期外来の数                    調査→100100%%

2121世紀初頭における母子保健の世紀初頭における母子保健の国民運動計画(国民運動計画(20012001--20102010年)年)

国(厚生労働省、文部科学省等)国(厚生労働省、文部科学省等)

健やか親子健やか親子2121推進協議会推進協議会

国民(住民)国民(住民)

思春期の保思春期の保健対対策の健対対策の

強化と健康教強化と健康教育の推進育の推進

妊娠・出産に関妊娠・出産に関する安全性と快する安全性と快適さの確保と不適さの確保と不

妊への支援妊への支援

小児保健医療小児保健医療水準を維持・水準を維持・向上させるた向上させるための環境整備めの環境整備

子どもの心の子どもの心の安らかな発達安らかな発達の促進と育児の促進と育児不安の軽減不安の軽減

支援支援

国民の生きる力の向上と運動推進のた国民の生きる力の向上と運動推進のための環境整備めの環境整備

地方公共団体・専門団体・民間団体地方公共団体・専門団体・民間団体

少子化対策推進基本方針(平成11年12月)新エンゼルプラン仕事と子育て両立支援対策方針待機児童ゼロ作戦少子化対策プラスワン(平成14年9月)次世代育成支援対策推進法

男性を含めた働き方の見直し地域における子育て支援社会保障における次世代支援子どもの社会性の向上や自立の促進

もう一段の少子化対策もう一段の少子化対策「次世代育成支援対策推進法」「次世代育成支援対策推進法」

背景と趣旨

nn 晩婚、未婚化に加えて「夫婦の出生力そのものの低晩婚、未婚化に加えて「夫婦の出生力そのものの低下」に対する、もう一段の対策を推進することが必要下」に対する、もう一段の対策を推進することが必要

nn 1515年年33月:次世代育成支援に関する当面の取組方針月:次世代育成支援に関する当面の取組方針

nn 1515年年77月:次世代育成支援対策推進法月:次世代育成支援対策推進法

nn 1717年年33月までに:市町村行動計画、都道府県行動計月までに:市町村行動計画、都道府県行動計画、一般事業主行動計画、特定事業主行動計画の策画、一般事業主行動計画、特定事業主行動計画の策定定

基本的な事項

nn 基本理念基本理念nn 父母その他の保護者が子育ての第一義的責任者であり、父母その他の保護者が子育ての第一義的責任者であり、

子育ての意義についての理解を深め、子育てに伴う喜び子育ての意義についての理解を深め、子育てに伴う喜びが実感されるように配慮するが実感されるように配慮する

nn 策定の目的策定の目的nn 1010年間の集中的・計画的取り組みを推進するために目年間の集中的・計画的取り組みを推進するために目

標、内容、実施時期を定める標、内容、実施時期を定める

nn 関係者の連携関係者の連携nn 市町村および都道府県内の関係部局間の連携市町村および都道府県内の関係部局間の連携nn 市町村および都道府県ならびに市町村間の連携市町村および都道府県ならびに市町村間の連携nn 国、地方公共団体等と一般事業主との連携国、地方公共団体等と一般事業主との連携

nn 次世代育成協議会の活用次世代育成協議会の活用

基本的な視点(市町村行動計画)

(1) (1) 子どもの視点子どもの視点

(2) (2) 次代の親づくりという視点次代の親づくりという視点

(3) (3) サービス利用者の視点サービス利用者の視点

(4) (4) 社会全体による支援の視点社会全体による支援の視点

(5) (5) 全ての子どもと家庭への支援の視点全ての子どもと家庭への支援の視点

(6) (6) 地域における社会資源の効果的な活用の視点地域における社会資源の効果的な活用の視点

(7) (7) サービスの質の視点サービスの質の視点

(8) (8) 地域特性の視点地域特性の視点

必要な手続き(市町村行動計画)

(1) (1) 現状の分析現状の分析

(2) (2) ニーズ調査の実施ニーズ調査の実施

(3) (3) 住民参加と情報公開住民参加と情報公開

策定の時期(市町村行動計画)

(1) 平成17年3月までに策定(2) 5年を1期

(3) 21年に見直しをし、22年から26年の計画を策定

点検と推進体制(市町村行動計画)

(1) 全庁的な体制の下に、各年度においてその実施状況を一括して把握・点検する

(2) 毎年少なくとも1回は、実施状況を公表する:広報誌、ホームページなど(第8条第5項)

(3) 住民の意見を聞き、見直しに反映させる

内容に関する事項(市町村行動計画)

(1) 地域における子育て支援(2) 母性ならびに乳児および幼児の健康の確保及び

推進 「健やか親子21」の趣旨を十分踏まえたものとする(3) 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境

の確保(4) 子どもを育成する家庭に適した良質な住宅及び

良好な居住環境の確保(5) 職業生活と家庭生活との両立の推進(6) 子どもの安全の確保(7) 要保護児童への対応などきめ細かな取り組みの

推進

(1)地域における子育て支援

n 地域における子育て支援サービスの充実n 児童及びその保護者またはその他の居宅において保護

者の児童の養育を支援する事業n 保育所の他の施設において保護者の児童の養育を支援

する事業n 地域の児童の養育に関する各般の問題につき、保護者

からの相談に応じ、必要な情報の提供および助言を行う事業

n 市町村における子育て支援事業に関する情報提供、相談及び助言ならびに斡旋、調整および要請等の実施

n 保育サービスの充実n 子育て支援ネットワークづくりn 児童健全育成n その他 高齢者の参画など

(2)母性ならびに乳幼児等の健康の確保及び増進

n 子どもや母親の健康確保n 食育の推進n 思春期保健対策の充実

n 小児医療の充実

(2)は「健やか親子21」の法制化の色彩が強い

今、何をすべきか?

n 次世代育成支援対策地域協議会(地域協議会)への参加

n 福祉担当者との連携n ニーズ調査結果の検討n 地域住民のニーズn 母子保健計画、児童育成計画、保育計画、地域福

祉計画などとの整合性n 子育て支援NPOとの連携

地域での取り組み(山梨県塩山市)

塩山市事故予防プログラム

乳児リーフレット配布

使用法パンフレットの配布

誤飲チェッカーと

5歳

3歳

1歳6ヶ月

7ヶ月

3ヶ月

乳児リーフレット配布(

お風呂)

風呂のマジックテープ配布

誤飲チェッカー使用状況評価

一歳六ヶ月リーフレット配布

風呂のマジックテープ評価

誤飲チェッカーの評価

3歳リーフレット配布

年齢

観察期間

介入行動

誤飲チェッカー

風呂のマジックテープ

誤飲チェッカー

企画制作:社団法人日本家族計画協会

監  修 :

 ・ 山中龍宏( 子どもの安全ネットワーク・ジャパン         副代表/緑園子ども病院院長)

 ・ 田村康夫(朝日大学歯学部教授)

①誤飲チェッカーをもらったことを覚えていますか。1. はい

  2. いいえ →これで質問は終わりです。ありがとうございました。②家で誤飲チェッカーを使ってみましたか

1. はい2. いいえ →使わなかった理由は何ですか

1) なくしてしまった2) 使い方がわからない3) チェックするのが面倒4) チェックする時間がない5) 気をつけているから大丈夫6) その他( )

③誤飲チェッカーは誰が使いましたか(複数回答可)1. 母  2. 父  3. 祖母  4. 祖父  5. その他()

④誤飲チェッカーを使って、赤ちゃんの口に入るものは1m以上に置きかえましたか1. いいえ2. はい →それは何ですか(例:たばこ・硬貨:  )

⑤誤飲チェッカーは使いやすいですか1. はい2. わからない3. いいえ →その理由は何ですか( )

⑥誤飲チェッカーについて何か意見はありますか。ご自由にお書きください。

 利用者の83%が誤飲の危険のあるものを除去する行動をしたことは誤飲の減少につながると期待された。 誤飲チェッカー利用率が60%弱であり、非利用者への指導方法が今後の課題である。

考察考察

地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステムの構築に関する研究 (H13-子ども-002)

主任研究者

山縣然太朗山梨大学医学部教授

分担研究者:松浦賢長(福岡県立大学教授)山中龍宏(緑園子どもクリニック院長)近藤直司(山梨県立精神保健福祉センター所長)中村 敬(日本子ども家庭総合研究所部長)谷原真一(島根医科大学環境保健医学第1講座)武田康久(山梨大学医学部保健学II講座助教授)研究協力者:豊嶋英明(名古屋大学医学部公衆衛生学教授)玉腰浩司(名古屋大学医学部公衆衛生学講師)長瀬博文(富山県衛生研究所)中村和彦(山梨大学教育人間科学部助教授)水谷隆史(山梨大学医学部保健学II講座助手)近藤尚己(山梨大学医学部保健学II講座助手)山田七重(厚生科学推進事業リサーチレジデント)薬袋淳子(山梨大学医学部保健学II講座技術補佐員)

研究の目的

 「健やか親子21」に資するため、この国民運動計画実施主体のうち特に地域ベースに着目した統合的な推進手法を開発し、一種のヘルスケア・コンサルティングシステムを提言することを最終目的としている。

 研究を構成する骨子として、次の3つのフェーズを提示する。

実際に重点的に保健指導、環境整備等の介入をおこない、その効果について定量的、定性的評価を加えて、有効な地域ヘルスケア・プログラムに関する知見(Evidence)を蓄積

情報の集積・評価・活用を1元化したシステムの構築及び試験運用

情報システム等を利用した継続的な地域マーケティング・リサーチ

一連の流れを一般化することにより、地域レベルにおいて、保健課題に対する現状把握と対策の立案、実施を即応的に行い、その評価をフィードバックする

ヘルスケアシステム手法のプロトタイプを提示

当該研究フィールドにおける介入研究

研究を構成する骨子

研究フィールドとする地域集団の背後に存在する特性、課題を把握し、問題に対して地域の保有資源をいかに効率的に運用するかについて多面的に検討

1st phase 2ed phase

3rd phase Final phase

ホームページの構築、母子保健医療情報データベースの構築、健やか親子21取り組みのデータベースの構築

ホームページの内容で必要な項目

21.5 21.1

69.4

52.8

70.9

47.9

23.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

報告書推進協議会調査研究データベース母子保健統計地域での取り組み情報関係団体取り組み情報質問

月別アクセス数及び    一日平均アクセス数の推移

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

7000

8000

5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月

アクセス数

0

50

100

150

200

250

300

一日平均アクセス数

アクセス数

一日平均アクセス数

7月平均アクセス数

248件/日

約190,000件のアクセス数

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n 事業の企画立案n 事業の評価n 事業の見直しと新しい展開

n 事業の終了と新事業の立案

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