楽2ライブラリ Document Manager インストールガイ … 、ターミナル...

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P2WW-2192-03

インストールガイド(サーバ編)

●楽 2 ライブラリ Document Manager をご購入いただき、誠にありがとうご

ざいます。

●楽 2 ライブラリ Document Manager のシステム管理者の方を対象に、製品

をサーバにインストールする方法について説明しています。

はじめにお読みください。

▼はじめて製品を イ ンス ト ールする .............................................. 17▼製品を アン イ ンス ト ールする ..................................................... 39▼旧バージ ョ ンからア ッ プグ レ ー ド する ...................................... 42▼イ ンス ト ール後に設定を変更する .............................................. 46▼ク ラ イ アン ト をサ イ レ ン ト イ ンス ト ールする ............................ 58▼シ ン ク ラ イ アン ト 構成時の設定/留意事項 ............................... 69

はじめに

はじめに ........................................................................................... 1製品概要 ........................................................................................... 5導入手順 ......................................................................................... 11マニュ アルについて ....................................................................... 13動作環境 (楽 2DM サーバ) ............................................................ 15イ ンス ト ールの前に ....................................................................... 17イ ンス ト ールする ........................................................................... 19イ ンス ト ールの後に ....................................................................... 34接続を確認する .............................................................................. 36ログイ ン を確認する ....................................................................... 38アン イ ンス ト ールする ................................................................... 39ア ッ プグ レ ー ド する ....................................................................... 42楽 2DM サーバの環境を変更する ................................................... 46ア ッ プグ レ ー ド時の留意事項......................................................... 56ク ラ イ アン ト をサ イ レ ン ト イ ンス ト ールする ............................... 58シ ン ク ラ イ アン ト サーバの設定 ..................................................... 69

本製品は、 一般事務用、 パー ソ ナル用、 家庭用、 通常の産業等の一般的用途を想定し て開発 ・ 設計 ・ 製造されているものであり、 原子力施設における核

反応制御、 航空機自動飛行制御、 航空交通管制、 大量輸送システムにおける

運行制御、 生命維持のための医療用機器、 兵器システムにおける ミサ イ ル発射制御など、 極めて高度な安全性が要求され、 仮に当該安全性が確保されな

い場合、 直接生命 ・ 身体に対する重大な危険性を伴う用途 (以下 「ハ イ セ イフテ ィ 用途」 という) に使用されるよう開発 ・ 設計 ・ 製造されたものではあ

り ません。

お客様は本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなく ハ イ セ イ フテ ィ 用途に使用しないでください。 また、 お客様がハ イ セ イ フテ ィ 用途に本

製品を使用し たことによ り発生する、 お客様または第三者からのいかなる請求または損害賠償に対し て も株式会社 PFU およびその関連会社は一切責任

を負いかねます。

もくじ

高度な安全性が要求される用途への使用について

1

本書では、 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager 関連製品/用語を以下のよ

うに表記し ます。

• 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager」 を本製品と表記し ます。

• 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager Active Directory® 連携オプ

シ ョ ン」 を 「Active Directory 連携オプシ ョ ン」 と表記し ます。

• 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager サーバ」 を 「楽 2DM サー

バ」 と表記し ます。

• 「楽 2 ビュ ーア」 の画面を 「ビュ ーア画面」 と表記し ます。

• シ ン ク ラ イ アン ト 構成時に Citrix® Presentation Server、 Citrix XenApp™、 タ ー ミナル サーバー、 タ ー ミナル サービス、 または

リ モー ト デス ク ト ッ プ サービス を実行するサーバを 「シ ン ク ラ イ

アン ト サーバ」 と表記し ています。

• リ モー ト デス ク ト ッ プなどによ り シ ン ク ラ イ アン ト サーバにログ

オ ン し て、 シ ン ク ラ イ アン ト サーバ上でアプ リ ケー シ ョ ン を実行する端末を 「シ ン ク ラ イ アン ト 端末」 と表記し ています。

本製品のマニュ アルでは、他社の製品/サービス を次のように表記し ていま

す。

製品名称/サービス名称 略記

Microsoft® Windows Server® 2008 R2

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008

Windows

Microsoft® Windows Server® 2008

Windows Server 2008(SP2 まで)

Microsoft® Windows Server® 2003 R2

Windows Server 2003 R2

Windows Server 2003

Microsoft® Windows Server® 2003

Windows Server 2003(SP1/SP2)

Microsoft® Windows® 2000 Server

Windows 2000 Server

(Advanced Server は含まず)

Windows 2000 Server

Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server

Windows 2000 Advanced Server

Microsoft® Windows® 2000 Windows 2000

Microsoft® Windows® XP Windows XP

Windows Vista® Windows Vista

表記について

2

Windows® 7 Windows 7

Microsoft® Active Directory® Active Directory

Windows® Internet Explorer® Internet Explorer

Microsoft® Internet Explorer®

Microsoft® Office Microsoft Office

Microsoft® Word Microsoft Word

Microsoft Excel® Microsoft Excel

Microsoft® PowerPoint® Microsoft PowerPoint

Windows® Search Windows Search

Microsoft® .NET Framework .NET Framework

Citrix® Presentation Server CPS

Citrix XenApp™ Citrix XenApp

Citrix® XenApp Plugin XenApp Plugin

Citrix® XenApp Web Plugin XenApp Web Plugin

Citrix® Program Neighborhood® Program Neighborhood

ターミナル サーバー リモートデスクトップサービス

ターミナル サービス

リモート デスクトップ サービス

Adobe® Acrobat® Adobe Acrobat

Adobe Reader® Adobe Reader

Adobe® Flash® Player Adobe Flash Player

Adobe® PDF iFilter Adobe PDF iFilter

製品名称/サービス名称 略記

3

Microsoft、 Windows、 Windows Server、 Windows Vista、 Excel、 PowerPoint、

Active Directory は、 米国 Microsoft Corporation の、 米国、 日本およびその

他の国における登録商標または商標です。

Pentium、 Xeon は、 Intel Corporation の登録商標です。

Adobe、Acrobat、Adobe PDF ロゴ、および Adobe Reader は Adobe Systems Incorporated (ア ド ビ システムズ社) の米国ならびに他の国における商標ま

たは登録商標です。

Citrix、 Program Neighborhood、 Citrix XenApp は、 Citrix Systems,Inc の米

国およびその他の国における商標または登録商標です。

その他の商品名、 会社名は、 一般に各社の商標または登録商標です。

Microsoft Corporation のガイ ド ラ イ ンに従っ て画面写真を使用し ています。

本製品は当社のビュ ーア技術 「EasyFlip」 を搭載し ています。

2009 年 6 月 初   版

2009 年 12 月 第 2 版

2010 年 5 月 第 3 版

All Rights Reserved, Copyright © PFU LIMITED 2009-2010

商標について

4

製品概要 1

「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager」 は、 簡単 ・ 便利かつ安心 ・ 安全に ド

キ ュ メン ト のラ イ フ サ イ クル (登録から廃棄まで) を管理する フ ァ イ リ ング ソ フ ト ウ ェ アです。 オ フ ィ ス内において日々発生する大量の紙文書も イ

メージスキ ャナ fi シ リ ーズとの連携によ っ て、 よ り スム ーズに文書を登録

することができます。

主な特長は以下のとおり です。

• 大量の紙文書もら く ら く登録紙文書はスキ ャナで読み込み、 電子デー タと し て登録できます。

イ メージスキ ャナ fi シ リ ーズとの連携によ っ て、 読み取り時の自

動補正や白紙ページの削除などを一括で処理できます。

• アプ リ ケー シ ョ ンの印刷機能でら く ら く電子化

アプ リ ケー シ ョ ンの印刷機能を使っ て、 業務システムから出力する帳票などのデー タ を、 PDF フ ァ イ ルに変換し てバイ ンダへ登録

できます。

• 文書体系テンプ レ ー ト でら く ら く導入

業務に合わせた文書体系テンプ レ ー ト を用意し ています。

技術部門、 経理部門、 資材部門、 人事部門などの業務に対応し た文書管理を スピーデ ィ ーに開始できます。

• 目的にあわせ 2 種類のバイ ンダで運用

-バイ ンダ単位でデー タ を管理する フ ァ イ リ ングバイ ンダ 実際のバイ ンダのページをめく っ ているような感覚のビュ ーア

画面で書類の登録、 閲覧、 編集ができます。

-文書単位でデー タ を管理する文書バイ ンダ

[文書管理] 画面から文書の登録/取り出し/差し替えができ、

登録し た文書は関連付けられたアプ リ ケー シ ョ ンで閲覧できます。 また、 ビュ ーア画面でバイ ンダ単位に閲覧することもでき

ます。

• 利用者のスタ イ ルに合わせて ら く ら く検索

さまざまな検索機能を備えており、 パ ソ コ ンに不慣れな方から上

級者まで、 用途にあっ た検索が行えます。

• セキ ュ アな情報共有もら く ら く実現

ユーザー ID とパスワ ー ド によるログイ ン認証を行い、 ユーザー/

グループごとに強固なセキ ュ リ テ ィ 管理を行います。

書庫/キ ャビネ ッ ト /バイ ンダ単位で、 細かく権限 (追加/更新/削除/参照/印刷/取出) を管理できます。

5

製品概要 2

• ログ採取で不正利用防止も ら く ら く実現

ログイ ン/ログアウ ト 、 書庫設定、 ユーザー設定、 バイ ンダ/文

書の操作など、 ユーザー操作のログを採取できます。 全操作端末からの操作履歴を採取することによ っ て、 不正利用の

抑止、 問題発生時の原因を追究することができます。

• Active Directory 連携によるユーザー情報の一元管理

Active Directory 連携オプシ ョ ン (オプシ ョ ン製品) を利用するこ

とで、 本製品を利用するユーザー/グループの管理を

Active Directory で一元管理でき、 システム管理者の作業の軽減、

およびセキ ュ リ テ ィ を向上させることができます。

• シ ン ク ラ イ アン ト 構成に対応

シ ン ク ラ イ アン ト サーバに ク ラ イ アン ト 用アプ リ ケー シ ョ ン を インス ト ールすることによ り、 ク ラ イ アン ト の導入/管理コ ス ト を

削減することができます。また、 低帯域のネ ッ ト ワ ー クでも利用できるほか、 セキ ュ リ テ ィ

も向上し ます。

6

製品概要 3

●製品構成

楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager を構成する機能には、 以下のもの

があり ます。

製品構成(機能) 説明

楽 2 ライブラリ Document Manager 楽 2 ラ イ ブラ リ Document

Manager のサーバを構築する

製品。楽 2 ライブラリ連携ソフトウェア

楽 2 ライブラリ Document Manager(クライアント)

ク ラ イ アン ト 用のイ ンス ト ー

ラ。

登録アプリケーション ク ラ イ アン ト で文書バイ ンダ

に以下の方法で文書登録する

場合に必要。

• スキ ャナ登録

• かんたん登録

• 業務アプ リ ケー シ ョ ンなど

からの登録

楽 2 ビューア ク ラ イ アン ト で以下の機能を

利用する場合に必要。

• フ ァ イ リ ングバイ ンダを利

用する

• 文書バイ ンダをビュ ーア画

面で閲覧する

• 文書バイ ンダへ業務アプ リ

ケー シ ョ ンなどから文書登

録する

Active Directory 連携オプション

(オプション製品)

Active Directory と連携するた

めの製品。

7

製品概要 4

●運用イメージ楽 2DM の各製品の運用イ メージを システム構成別に示し ます。

◆楽 2DM サーバとクライアントの構成(標準構成)

楽 2DM サーバと ク ラ イ アン ト の標準的な構成での運用イ メージを示

し ます。

8

製品概要 5

◆シンクライアント構成(CPS/Citrix XenApp の場合)

CPS/Citrix XenApp を利用し たシ ン ク ラ イ アン ト 構成での運用イ メージ

を示し ます。

• CPS / Citrix XenApp のシ ン ク ラ イ アン ト 端末では、

フ ァ イ リ ングバイ ンダへのスキ ャナ登録のみサポー ト しています。 Citrix 社が対応する イ メージスキ ャナ fi シ

リ ーズを使用できます。 CPS / Citrix XenApp の対応状況は Citrix 社の Web サ イ

ト を確認し て ください。

9

製品概要 6

◆シンクライアント構成(リモートデスクトップサービスの場合)リ モー ト デス ク ト ッ プサービス を利用し たシ ン ク ラ イ アン ト 構成での運用イ メージを示し ます。

• リ モー ト デス ク ト ッ プサービスのシ ン ク ラ イ アン ト 端末

では、 スキ ャナ登録機能は利用できません。

10

導入手順 1

●運用までの流れ新規にご購入の方のために本製品を運用するまでの流れと、 参照する

マニュ アルを以下に示し ます。

• シ ン ク ラ イ アン ト 構成で運用する場合は、 まずシ ン ク

ラ イ アン ト 環境 (CPS、 Citrix XenApp、 または リ モー

ト デス ク ト ッ プ製品のイ ンス ト ール) を構築し て くだ

さい。 シ ン ク ラ イ アン ト 環境の構築手順については、それぞれの製品の構築ガイ ド を参照し て ください。

楽 2DM サーバへの

製品インストール

⇒シ ステム管理者が、 本製品を楽 2DMサーバに イ ンス ト ール し ます。 『イ ンス ト ールガイ ド (サーバ編)』  

  (本書)

楽 2DM サーバの

環境設定

⇒シ ステム管理者が、 サーバの環境設定

を行います。

『オ ン ラ イ ンヘルプ』

Active Directory運用の設定

⇒ Active Directory 運用を行う場合、 Active Directory 連携オプシ ョ ン (オプ

シ ョ ン製品) の導入と設定を行いま

す。 『Active Directory 運用ガイ ド』

11

導入手順 2

クライアントの設定

⇒一般ユーザーが

「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager  

(ク ラ イ アン ト )」 を イ ンス ト ール し ま

す。

『イ ンス ト ールガイ ド (ク ラ イ アン ト編)』

⇒シ ン ク ラ イ アン ト 構成で運用する場合

は、 システム管理者がシ ン ク ラ イ アン

ト サーバに イ ンス ト ール し ます。

なお、 「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager   (ク ラ イ アン ト )」 を イ ンス

ト ールする前に、 シ ン ク ラ イ アン ト

サーバの設定が必要です。1. 「シ ン ク ラ イ アン ト サーバの設定」

(69 ページ)

2. 『イ ンス ト ールガイ ド (ク ラ イ アン

ト 編)』

※サ イ レ ン ト イ ンス ト ールで、 一般ユーザーのイ ンス ト ール作業を軽減するこ

ともできます。『イ ンス ト ールガイ ド (サーバ編)』  

  (本書)

運用 ⇒文書の登録から閲覧/管理を行います。 『基本操作ガイ ド』

『オ ン ラ イ ンヘルプ』

12

マニュアルについて 1

●マニュアルについて

マニュ アルの閲覧方法について説明し ます。

マニュアル 登録場所/閲覧方法 (*1)

『インストールガイ

ド(サーバ編)』

(本書)

PDF 形式のマニュ アルは、 製品 CD-ROM の

ルー ト フ ォ ルダ直下の 「manual」 フ ォ ルダに

「dminsts.pdf」 と し て提供し ています。

『インストールガイ

ド(クライアント

編)』(*2)

PDF 形式のマニュ アルは、 ト ッ プメニュ ーの

「イ ンス ト ールガイ ド」 から閲覧できます。

『基本操作ガイド』

(*2)PDF 形式のマニュ アルは、 ト ッ プメニュ ーの

「基本操作ガイ ド」 から閲覧できます。 バイ ン

ダ形式のマニュ アルは、 [文書管理] 画面の「 デ

フ ォ ルト 書庫」 にある「 デフ ォ ルト キャ ビネッ

ト 」 に格納されています。

13

マニュアルについて 2

*1 : PDF 形式のマニュ アルをご覧になるためには、

Adobe Acrobat または Adobe Reader が必要です。

*2 : PDF 形式のマニュ アルおよびヘルプは、 製品 CD-ROM のルー

ト フ ォ ルダ直下の 「manual」 フ ォ ルダにも格納されています。

『オンラインヘルプ』

(*2)PDF 形式のヘルプは、 ト ッ プメニュ ーおよび

[文書管理] 画面の [ヘルプ] メニュ ーから閲

覧できます。

『Active Directory 運用ガイド』

PDF 形式のマニュ アルは、 製品 CD-ROM の

ルー ト フ ォ ルダ直下の 「manual」 フ ォ ルダに

「dmadop.pdf」 と し て提供し ています。

マニュアル 登録場所/閲覧方法 (*1)

14

動作環境(楽 2DM サーバ)1

楽 2DM サーバの動作環境は以下のとおり です。

シ ン ク ラ イ アン ト 構成時のシ ン ク ラ イ アン ト サーバの動作環境については、「シ ン ク ラ イ アン ト サーバの設定」 (69 ページ) を参照し て ください。

CPUPentium® 4 3GHz 以上

(Xeon® 2GHz 以上を推奨)

メモリ メモ リ 2G バイ ト 以上 (3G バイ ト 以上推奨)

ハードディスク

5G バイ ト 以上の空き容量が必要です。

また、 イ ンス ト ール時、 シ ステム ド ラ イ ブに

100M バイ ト 以上の空き容量が必要です。

オペレーティング

システム

以下のオペ レ ーテ ィ ングシ ステム (日本語版) に

対応し ます。

• Windows 2000 Server (32 ビ ッ ト 版) (SP4)

• Windows 2000 Advanced Server (32 ビ ッ ト 版) (SP4)

• Windows Server 2003 R2, Standard Edition(32 ビ ッ ト 版)

• Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition(32 ビ ッ ト 版)

• Windows Server 2003, Standard Edition(32 ビ ッ ト 版) ( SP1/SP2)

• Windows Server 2003, Enterprise Edition(32 ビ ッ ト 版) ( SP1/SP2)

• Windows Server 2008 Standard (32 ビ ッ ト 版)

(SP2 まで)

• Windows Server 2008 Enterprise(32 ビ ッ ト 版) (SP2 まで)

• Windows Server 2008 R2 Standard(64 ビ ッ ト 版)

• Windows Server 2008 R2 Enterprise(64 ビ ッ ト 版)

15

動作環境(楽 2DM サーバ)2

登録する電子ファイ

ルによって、必要な

ソフトウェア

楽 2 ビュ ーアでの文書の閲覧、 および全文検索機

能を利用する場合は、 サーバ上に以下の製品を イ

ンス ト ールする必要があり ます。

• Microsoft Word 97 SP1 以降 (*1)• Microsoft Excel 97 SP1 以降 (*1)• Microsoft PowerPoint 97 SP1 以降 (*1)• Adobe Acrobat または Adobe Reader(*2)なお、 各製品のバージ ョ ンは、 登録する文書を開

くことができるバージ ョ ンが必要です。

*1 : Microsoft Office 2007 までサポー ト し ています。

なお、 Windows Server 2008 では、 Microsoft

Office 2003 以降から Microsoft Office 2007 まで

サポー ト し ています。

また、 OpenXML 形式 (*.docx、 *.xlsx、 *.pptx) の

全文検索機能を利用する場合は、 Microsoft Office

2007 が必要です。

*2 : 64 ビ ッ ト 版のオペレ ーテ ィ ングシステムで、

PDF フ ァ イ ルの全文検索機能を利用する場合は、

Adobe PDF iFilter (64 ビ ッ ト 版) が必要です。

Adobe PDF iFilter (64 ビ ッ ト 版) は、 以下の

URL よ りダウンロー ド し、 イ ンス ト ール し て く

ださい。

    http://www.adobe.com/jp/support/downloads/acwin.html

コマンド実行に必要

なソフトウェア

以下のいずれかのバージ ョ ンの .NET Framework

が必要です。

• .NET Framework 1.1、 2.0、 3.0、 3.5(日本語 Language Pack を適用し て ください)

全文検索に必要な

ソフトウェア

Windows Server 2008 で、 全文検索機能を利用す

る場合は、 以下の製品が必要です。

• Windows Search 4.0

ファイルシステムNTFS 形式をサポー ト し ています (FAT 形式は未

サポー ト )。

16

インストールの前に 1

本製品を楽 2DM サーバへイ ンス ト ールする前に、以下を確認し て ください。

●本製品をインストールするサーバに、以下の製品がインストールされている場合は、それらをアンインストールしてください。アン イ ンス ト ール後、 システム を再起動し てから本製品を イ ンス ト ール し て ください。

●本製品をインストールするサーバのシステム環境変数に、以下の環境変数がすでに登録されている場合は、本製品のインストール時に上書きされます。必要に応じ て、 イ ンス ト ール前に環境変数の内容を出力し ておいて ください。 詳細は、 『ソ フ ト ウ ェ ア説明書』 を参照し て ください。

* : Windows Server 2008 の場合は、 上書き されません。

●楽 2 ライブラリ連携ソフトウェア(楽 2 ライブラリツールキット含む)のバージョンが V5.0L14 以前のものがインストールされ

ている場合は、本製品をインストールする前にアンインストールしてください。

楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのバージ ョ ンは、 Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから、 [すべてのプログラ ム] - [楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ ア] (または [楽 2 ラ イ ブラ リ ツ ールキ ッ ト (サーバ版)]) - [お読みください] を選択し て確認し て ください。

●サーバが Windows Server 2008 の場合、Windows 2000 が動作

しているクライアントに、楽 2 ライブラリ Document Manager(クライアント)をインストールできません(サイレントインストールも同様)。

Windows 2000 のク ラ イ アン ト への楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager(ク ラ イ アン ト ) のイ ンス ト ールは、 以下の方法で行っ て ください。

サーバの 「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager のイ ンス ト ール フ ォ ルダ ¥ClientInstaller」 配下のフ ォ ルダを、 すべて ク ラ イ アン ト マ シ ンに コピー し、 「setup.exe」 を実行し ます。

• ActivePerl • Namazu• Apache • Tomcat• KAKASI • Web サーバ (IIS 以外) /

アプ リ ケー シ ョ ンサーバ• MySQL

• CATALINA_HOME • LANG(*)

• HOME(*) • MKNMZRC(*)

• ITAIJIDICTPATH(*) • NAMAZULOCALEDIR(*)

• JAVA_HOME • NAMAZURC(*)

• KANWADICTPATH(*) • pkgdatadir(*)

17

インストールの前に 2

●データ領域の見積り本製品のイ ンス ト ール時の登録用フ ォ ルダのデ ィ ス ク容量の見積り例について説明し ます。

以下の容量の合計値が必要なデ ィ ス ク容量の目安となり ます。

*1 : 1 書庫当た りの改版回数を 5 万回、 添付資料数を 10 万個と想定。*2 : 登録される 1 文書のサ イズを平均 1M バイ ト と想定。*3 : 最新文書、 旧版文書、 添付資料それぞれの数と、 フ ァ イ リ ングバイ

ンダ 5 ページを 1 文書と し て計算し た数の合計。*4 : 文字認識処理用の領域分のため 2 倍する。

*5 : 楽 2 ビュ ーア を使用する場合のみ、 加算する。*6 : 登録される 1 文書当た りのページ数を 5 ページと想定。*7 : 1 ユーザーが行う 1 日当た りの操作を以下の量で想定。

- ログイ ン/ログアウ ト 5 回-バイ ンダ検索 30 回-文書/ページ検索 30 回-電子フ ァ イ ルの登録/紙文書の登録 各 30 回-文書の閲覧 100 回- その他の操作 100 回

*8 : 操作ログの保存期間を 12 か月で想定。*9 : 1 文書当た り、 0.036M バイ ト のイ ンデッ ク スサ イズが必要。*10 : Windows Search のイ ンデッ ク スの作成場所は、 [コ ン ト ロールパ

ネル] - [イ ンデッ ク スのオプシ ョ ン] の、 [詳細設定] - [イ ンデッ ク スの設定タブ] - [イ ンデッ ク スの場所] で指定し た場所となり ます。

下記の値について、 上記想定値と異なる場合は、 値を変更しデー タ領

域の見積り を行っ て ください。• 1 文書当た りのフ ァ イ ルサ イズ• 1 文書当た りのページ数• 操作ログの保存期間 (システム設定で変更可能)• 1 ユーザーが行う 1 日当た りの操作回数

• 100 万文書登録時 (*1) の DB サ イズ   =   30G バイ ト

• 実際の文書のサ イズ   =   1M バイ ト (*2)   ×   文書数 (*3)   ×   2(*4)

• 楽 2 ビュ ーア閲覧用フ ァ イ ルサ イズ (*5)

  =   0.5M バイ ト × 5 ページ (*6) × 文書数 (*3)

• 操作ログのサ イズ

  =   0.5M バイ ト (*7) × 30 日 × 12(*8) × ユーザー数

• イ ンデッ ク スサ イズ

Windows 2000 Server/Windows Server 2003 の場合 :

Namazu イ ンデッ ク スサ イズ   =   0.036M バイ ト (*9) × 文書数 (*3)

Windows Server 2008 の場合 (*10) :

Windows Search イ ンデッ ク スサ イズ   =   (実際の文書のサ イズ  

+   楽 2 ビュ ーア閲覧用フ ァ イ ルサ イズ)   ×   0.15

18

インストールする 1

楽 2 ラ イブラ リ Document Manager を イ ンス ト ールする方法について説明

し ます。 イ ンス ト ールは以下の順で行っ て ください。

1. 必要なアプリケーション

2. 楽 2 ライブラリ連携ソフトウェア

3. 楽 2 ライブラリ Document Managerここでは、 Windows Server 2008 に、 イ ンス ト ールする標準的な手順につい

て説明し ます。

●必要なアプリケーションのインストール

◆文書に関連付けられたアプリケーションのインストール

1. アプリケーションをインストールします。登録し た文書をビュ ーア画面で閲覧する場合、 および全文検索機

能を利用する場合は、 文書に関連付けられたアプ リ ケー シ ョ ン をあらかじめイ ンス ト ール し て ください。

製品と し ては、 以下のものがあり ます。

• Microsoft Word 97 SP1 以降 (*)

• Microsoft Excel 97 SP1 以降 (*)

• Microsoft PowerPoint 97 SP1 以降 (*)

• Adobe Reader 7.0 以降

* : Microsoft Office 2007 までサポー ト し ています。

Windows Server 2008 では、 Microsoft Office 2003 以降をサポー ト し

ています。

各製品のバージ ョ ンは、 登録する文書を開くことができるバージ ョ ンが必要です。

• イ ンス ト ールする前に、 すべてのアプ リ ケー シ ョ ン を終

了し て ください。• イ ンス ト ールは、 Administrators 権限を持つロー カルア

カウン ト ユーザーで行っ て ください。• 本製品を イ ンス ト ール後に、 別製品に添付されている

楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ ア を イ ンス ト ールする場

合は、 楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ ア をアン イ ンス

ト ール し、 楽 2 ラ イブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アがイ ンスト ールされていた イ ンス ト ール先と同じ場所に イ ンス

ト ール し て ください。

19

インストールする 2

2. インストールした製品の状態を確認します。必要製品がイ ンス ト ールされていて も、 各製品の起動時に以下の

ような応答を必要とする画面が表示される場合、 楽 2 ビュ ーア閲覧用のフ ァ イ ルが生成できません (ビュ ーア画面での閲覧ができ

ません)。以下のような画面が表示されないよう必ず対処し て ください。

• ラ イ センス登録画面

⇒ラ イ センス登録を行っ て ください。

• 使用許諾画面

⇒使用許諾に同意し て ください。

• ユーザー登録画面

⇒ユーザー登録を完了するなど し て、 画面が表示されないように し て ください。

• 操作ガイ ド画面 (Adobe Reader のみ)

⇒ 「起動時に表示しない」 設定に変更し て ください。

• ア ッ プデー ト 画面 (Adobe Reader のみ)

⇒自動ア ッ プデー ト を行う設定になっ ている場合は、 設定を変更し、 手動でア ッ プデー ト を行うよう変更し て ください。

• その他、 ユーザーの応答を必要とする画面画面が表示されないよう対処し て ください。

◆Windows Server 2008 サーバへの Windows Search 4.0 のイ

ンストールWindows Server 2008 で全文検索機能を利用する場合は、

Windows Search 4.0 が必要です。

Windows Search が有効になっ ていない場合は、 以下の手順で

Windows Search を有効に し て ください。

• Windows Search 4.0 は、 以下の URL の 「32 ビ ッ ト

版の Windows Vista および Windows Server 2008 用のパ ッ ケージ」 よ りダウンロー ド し、 イ ンス ト ールし て ください。

http://support.microsoft.com/kb/940157/ja• Windows Server 2008 (SP2) および Windows

Server 2008 R2 の場合は、 Windows Search 4.0 が

含まれているので、 イ ンス ト ールは不要です。

20

インストールする 3

1. Windows の[スタート]メニューから[管理ツール]-

[サーバー マネージャ]を選択します。

⇒ [サーバー マ ネ ージャ] 画面が表示されます。

2.[役割の概要]-[役割の追加]を選択します。

⇒ [役割の追加ウ ィ ザー ド] の [開始する前に] 画面が表示され

ます。

3.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [サーバーの役割の選択] 画面が表示されます。

4.[ファイル サービス]のチェックボックスをオンにし、[次

へ]ボタンをクリックします。

⇒ [フ ァ イ ルサービス] 画面が表示されます。

5.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [役割サービスの選択] 画面が表示されます。

6.[Windows サーチ サービス]または「Windows Search サービス」のチェックボックスをオンにし、[次へ]ボタンをクリックします

⇒ [Windows サーチ サービス用に イ ンデッ ク ス を付けるボ リ ュ ー

ム を選択する] 画面が表示されます。

• [役割の概要] で、 フ ァ イ ル サービスがイ ンス ト ー

ル済みである場合は、 [フ ァ イ ル サービス]、 または

[役割に移動] を選択し ます。 続けて [役割サービスの追加] を選択し、 操作手順 4. に進んでくださ

い。

21

インストールする 4

7.[次へ]ボタンをクリックします。

⇒ [イ ンス ト ール オプシ ョ ンの確認] 画面が表示されます。

8.[インストール]ボタンをクリックします。⇒ Windows サーチ サービスのイ ンス ト ールが開始されます。

イ ンス ト ールの終了後、 [イ ンス ト ールの結果] 画面が表示されます。

9.[閉じる]ボタンをクリックします。⇒ 役割の追加ウ ィ ザー ドが終了し ます。

これで Windows Search を有効にする設定が完了し ま し た。

全文検索機能を利用する場合に必要な製品については、 「登録する電子フ ァ イ ルによ っ て、 必要な ソ フ ト ウ ェ ア」、 「全文検索に必要な ソ フ

ト ウ ェ ア」(16 ページ) を参照し て ください。

• ボ リ ュ ー ム一覧が表示されて も、 チェ ッ クボッ ク ス をオ ンに しないでください。

22

インストールする 5

●楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアのインストール

1. 製品 CD-ROM を、CD-ROM ドライブにセットします。

⇒ [楽 2 ラ イブラ リ Document Manager イ ンス ト ールメニュ ー]

画面が表示されます。

2.[楽 2 ライブラリ連携ソフトウェア セットアップ]ボタンを

クリックします。

⇒ イ ンス ト ールを開始する [楽 2 ラ イブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アの InstallShield Wizard へようこそ] 画面が表示されます。

3.[次へ]ボタンをクリックします。

⇒ [情報] 画面が表示されます。

23

インストールする 6

4. 以下の画面の内容に従って、インストールを進めます。

1) [情報]

2) [イ ンス ト ール先の選択]

3) [フ ァ イ ル コ ピーの開始]

⇒ フ ァ イ ル コ ピーが終了すると、 [セ ッ ト ア ッ プ完了] 画面が表示されます。

5.「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」ラジオボタンが選択されていることを確認して、[完了]ボタンをクリックします。⇒ コ ンピュ ー タが再起動されます。

これで、 楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのイ ンス ト ールが完了し ま

し た。

• イ ンス ト ール先に以下の指定はできません。

- ネ ッ ト ワ ー ク ド ラ イ ブの割り当て指定

- UNC 指定

(¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名)

- リ ム ーバブルデバイ ス

- ド ラ イ ブのルー ト フ ォ ルダの直下

- 全角文字、 半角カナ文字が入っ たパス

- 以下の半角記号が入っ たパス| * [ ] ; < > ? $ % & # ' " ` ! @ ^ = + { } ~ / ,

- 100 文字を超えるパス

• 製品 CD-ROM は取り出さないでください。 すべての

イ ンス ト ールが完了するまで (33 ページの操作が完

了するまで)、 CD-ROM ド ラ イ ブにセ ッ ト し ておいて

ください。

• コ ンピュ ー タの再起動が要求されない場合があり ま

す。 この場合、 続けて楽 2 ラ イブラ リ Document Manager のイ ンス ト ールを続行し て ください。

24

インストールする 7

続けて楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager を イ ンス ト ール し て くださ

い。

●楽 2 ライブラリ Document Manager のインストール

コ ンピュ ー タが再起動され、 [楽 2 ラ イブラ リ Document Manager イ ン

ス ト ールメニュ ー] 画面が表示されます。

1.[楽 2 ライブラリ Document Manager インストールメ

ニュー]画面で、[楽 2 ライブラリ Document Manager セットアップ]ボタンをクリックします。⇒ イ ンス ト ールを開始する [楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager

セ ッ ト ア ッ プへようこそ] 画面が表示されます。

• コ ンピュ ー タの再起動後に、 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager イ ンス ト ールメニュ ー」 画面が表

示されない場合は、 製品 CD-ROM をいっ たん取り出

し、 CD-ROM ド ラ イブにセ ッ ト し直し て ください。

25

インストールする 8

2.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [次のテキス ト をお読みください。] 画面が表示されます。

3. 以下の画面の内容に従って、インストールを進めます。

1) [次のテキス ト をお読みください。]

2) [情報]3) [イ ンス ト ール先の選択]

⇒ [各種情報設定] 画面が表示されます。

4. システム管理者の情報を入力します。⇒ 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager に最初にログイ ンするため

のシ ステム管理者情報、 および文書バイ ンダでの楽 2 ビュ ーアの使用の有無について設定し ます。

• イ ンス ト ール先に以下の指定はできません。

- ネ ッ ト ワ ー ク ド ラ イ ブの割り当て指定

- UNC 指定

(¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名)

- リ ム ーバブルデバイ ス

- 全角文字、 半角カナ文字が入っ たパス

- 以下の半角記号が入っ たパス| * [ ] ; < > ? $ % & # ' " ` ! @ ^ = + { } ~ / ,

- 100 文字を超えるパス

26

インストールする 9

項目名 入力内容

ユーザー ID 1 文字以上 171 文字以内で入力し ます。

以下の半角記号は使用できません。

  / ' ¥

ユーザー名 64 文字以内で入力し ます。

以下の半角記号は使用できません。

  / ' ¥

パスワード

パスワード(確認

用)

4 文字以上 127 文字以内の半角英数字と半角記号

で入力し ます。

ここでは、 パスワ ー ド に全角文字を直接入力する

ことはできません。 パスワ ー ド に全角文字を使用

し たい場合は、 イ ンス ト ール後にシステム設定画

面のユーザー管理からパスワ ー ド を変更し て くだ

さい。 変更方法の詳細については、 『オ ン ラ イ ン

ヘルプ』 を参照し て ください。

メールアドレス 320 文字以内で入力し ます。

省略できます。

コメント 100 文字以内で入力し ます。

以下の半角記号は使用できません。

  / ' ¥

省略できます。

27

インストールする 10

5.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [サーバ情報設定] 画面が表示されます。

楽 2 ビューアを

使用する

文書バイ ンダ運用でビュ ーア画面を使用する場合

に選択し ます。

フ ァ イ リ ングバイ ンダ運用時は、 この項目の選択

の有無にかかわらず、 ビュ ーア画面を使用できま

す。

バインダ一覧表示

エリアのデフォル

ト表示を「かんた

ん表示」にする

[文書管理] 画面のバイ ンダ一覧表示エ リ アの初

期状態を、 「かんたん表示」 にする場合に選択し

ます。

「標準表示」 にする場合は、 チェ ッ ク をはずし ま

す。

• 「楽 2 ビュ ーアを使用する」 チェ ッ クボッ ク スの

チェ ッ ク をはずすと、 文書バイ ンダ運用でのビュ ーア

画面の使用ができなくなり ますので注意し て くださ

い。 文書バイ ンダをビュ ーア画面で閲覧できない場合は、 関連アプ リ ケー シ ョ ンで閲覧できます。

• ここで指定するユーザー ID とパスワ ー ド は、 イ ンス

ト ール完了後のログイ ンに使用する重要なものです。 忘れないよう、 メモを とること をお勧めし ます。

• 「楽 2 ビュ ーア」 とは、 登録し たデー タ をビュ ーア画面で管理/閲覧するためのツ ールです。

• [文書管理] 画面のバイ ンダ一覧表示エ リ アの表示形

式は、 イ ンス ト ール後に、 ユーザーごとに変更することができます。

項目名 入力内容

28

インストールする 11

6. 本製品を運用する Web サーバの情報を入力します。⇒ ここで設定し たサーバ名と コ ンテキス ト ルー ト が、 本製品にロ

グイ ンするための ト ッ プメニュ ーの URL になり ます。 ト ッ プ

メニュ ーは、 以下のとおり です。 URL 中の 「 : ポー ト 番号」

は、 初期値 「80」 以外を設定し た場合のみ必要です。

http:// サーバ名 (ド メ イ ン付き) : ポー ト 番号 / コ ンテキス ト

ルー ト /

項目名 入力内容

サーバ名(ドメイン

付きで入力)

70 文字以内の半角英数字と半角記号で入力し ます。

以下の半角記号、 および半角空白は使用できませ

ん。

  | * () [ ] ; : < > ? $ % & # ‘ “ `

  !@ ^ = + { } ¥ ` ~ /

初期値は、 イ ンス ト ール し ているサーバのマシ ン名

です。

DNS サーバを使用し ている場合は、 DNS サーバに

管理されている名称に変更し て ください。

DNS サーバを使用し ていない場合は、 ここで指定

し たサーバ名を、 イ ンス ト ールするサーバ、 および

ク ラ イ アン ト マ シ ンの hosts フ ァ イ ルに追加し て く

ださい。

29

インストールする 12

7.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [登録サービス アカウン ト 情報設定] 画面が表示されます。

8. 文書登録を行う楽 2DM サーバの Windows のローカルアカ

ウントを設定します。 Administrators 権限のあるアカウントを設定します。

メールアドレス 320 文字以内で入力し ます。

[各種情報設定] 画面 (26 ページ) でメールア ド レ

ス を指定し た場合、 その値が表示されます。

省略できます。

ポート番号 1 から 65535 までの半角数字で入力し ます。

使用し ていないポー ト 番号を指定し ます。 使用中の

ポー ト 番号を指定する場合は、 使用し ているプログ

ラムで、 ポー ト 番号を変更する、 または使用し てい

るプログラム を停止する必要があり ます。

以下のポー ト 番号は使用できません。

  443、 8005、 8009、 3306

初期値は、 「80」 です。

ポー ト 番号に 「80」 以外を指定し た場合のみ、

ト ッ プメニュ ーの URL にポー ト 番号を指定し て く

ださい。

コンテキストルート 20 文字以内の半角英数字で入力し ます。

初期値は、 「raku2dm」 です。

項目名 入力内容

30

インストールする 13

9.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ [プログラ ム フ ォ ルダの選択] 画面が表示されます。

10.[プログラム フォルダの選択]、[ファイル コピーの開始]

の各画面に従って、インストールを進めます。⇒ [登録用フ ォ ルダ選択] 画面が表示されます。

11.文書登録用フォルダの情報を入力します。

項目名 入力内容

登録用フォルダ ク ラ イ アン ト から登録された文書を格納する

フ ォ ルダを、 [参照] ボタ ン を ク リ ッ ク し て指定

し ます。 指定し た フ ォ ルダの空き容量が [参照]

ボタンの下に表示されます。

以下の指定はできません。

- ネ ッ ト ワ ー ク ド ラ イブの割り当て指定

- UNC 指定

(¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名)

- リ ム ーバブルデバイ ス

- 全角文字、 半角カナ文字が入っ たパス

- 以下の半角記号が入ったパス| * [ ] ; < > ? $ % & # ' " ` ! @ ^ = + { } ~ / ,

- 100 文字を超えるパス

初期値は、 「C:¥Raku2Data」 です。

ユーザー数と文書数からデ ィ ス ク容量の概算を算出できます。

[計算]ボタン ク リ ッ クで、

31

インストールする 14

12.[次へ]ボタンをクリックします。⇒ 登録用フ ォ ルダの指定先を確認する画面が表示されます。

ユーザー数 空き容量の見積り を行う場合に指定し ます。

1 以上の 3 桁以内の半角数字で入力し ます。

初期値は、 「50」 です。

文書数 空き容量の見積り を行う場合に指定し ます。

1 以上 5000000 以内の半角数字で入力し ます。

初期値は、 「10000」 です。

• ここで指定する登録用フ ォ ルダには、 登録された

文書が保存されます。 登録用フ ォ ルダには、 Windows での適切なア ク セ

ス許可を設定し て ください。 なお、 以下のユーザーには、 必ずフ ル コ ン ト ロー

ルでア ク セスできるように権限を設定し ておいてください。

- [登録サービス アカウン ト 情報設定] 画面 (30 ページ) で指定し たユーザー

- SYSTEM グループ

• 登録用フ ォ ルダには、 暗号化は行わないでください。 暗号化を行うと不具合が発生する場合があり

ます。

• ネ ッ ト ワ ー クデ ィ ス ク に登録用フ ォ ルダを作成し

たい場合は、 いっ たんロー カルデ ィ ス ク を指定して イ ンス ト ール し、 イ ンス ト ール後に環境変更

ツ ールで変更することができます。 「●   環境変更

ツ ールでの変更」 (47 ページ) を参照し て くださ

い。

項目名 入力内容

32

インストールする 15

13.[はい]ボタンをクリックします。

インストールが開始されます。

⇒ 正常に イ ンス ト ールが完了すると、 イ ンス ト ール完了画面が表示されます。

14.「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」ラジオボタンが選択されていることを確認して、[完了]ボタンをクリックします。

⇒ コ ンピュ ー タが再起動されます。

製品 CD-ROM を取り出し て ください。

これで本製品のイ ンス ト ールがすべて完了し ま し た。

次に楽 2DM サーバへの接続が可能かどうかを確認し て ください。

• イ ンス ト ール中、 ク ラ イ アン ト 用イ ンス ト ー ラの

作成に時間がかかる場合があり ます。 終了するま

で しばら くお待ちください。

• [登録用フ ォ ルダ選択] 画面で指定し た登録用フ ォ

ルダの空き容量が、 デ ィ ス ク容量見積り で算出された値よ り小さい場合は、 確認メ ッ セ ージが表示

されます。 登録用フ ォ ルダを見直す場合は、 [いいえ] ボタン を ク リ ッ ク し、 [登録用フ ォ ルダ選択]

画面へ戻り ます。

• 以下のサービス名がすでに存在し ている場合、 別名を指定するための画面が表示されます。 別名を

指定し て処理を続行し て ください。Apache サービス : Apache2Tomcat サービス : Tomcat5MySQL サービス : MySQL

33

インストールの後に 1

Windows Server 2008 で、 全文検索機能を利用する場合は、 イ ンス

ト ール後に Windows Search の設定が必要です。

楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager の登録用フ ォ ルダを

Windows Search イ ンデッ ク スの作成対象に設定し ます。

1. Windows の[スタート]メニューから[コントロールパネ

ル]-[システムとメンテナンス]-[インデックスのオプション]を選択します。

⇒ [イ ンデッ ク スのオプシ ョ ン] 画面が表示されます。

2.[変更]をクリックします。⇒ [イ ンデッ ク スが作成された場所] 画面が表示されます。

3.[すべての場所の表示]をクリックし、「選択された場所の変更」の一覧から「C:¥Raku2Data」を選択します。

次に、「document」をチェックし[OK]ボタンをクリック

します。

⇒ [イ ンデッ ク スのオプシ ョ ン] 画面に戻り ます。

• 登録用フ ォ ルダに UNC パス を指定し た場合は、 UNC接続先のマ シ ンで設定し て ください。

• Windows Server 2008 (SP2 まで) の場合、 表示方

法を 「ク ラ シ ッ ク表示」 に設定し て ください。

• Windows Server 2008 R2 の場合、 表示方法を 「大

きいア イ コ ン」 または 「小さいア イ コ ン」 に設定し

て ください。

• 「C:¥Raku2Data」 は、 登録用フ ォ ルダの初期値で

す。 イ ンス ト ール時に別のフ ォ ルダを指定し た場合はそのフ ォ ルダを選択し て ください。

• 登録用フ ォ ルダが存在する ド ラ イ ブが表示されてい

ない場合は、 [すべての場所の表示] を選択し、 登録用フ ォ ルダを表示させてから選択し て ください。

34

インストールの後に 2

4.「インデックスを作成する対象」の一覧に、チェックした「document」が表示されていることを確認します。

5.[閉じる]ボタンをクリックします。

• 「イ ンデッ ク ス を作成する対象」 に指定された フ ォ ル

ダの数は、 検索に必要なイ ンデッ ク ス生成時間に影響し ます。

上記で設定し た フ ォ ルダ以外で、 不要な対象フ ォ ルダ

は [イ ンデッ ク スが作成された場所] 画面でチェ ッ クをはずし て ください。

35

接続を確認する 1

本製品のイ ンス ト ールが正常に完了し ているかを確認し ます。

ブラウザから以下の ト ッ プメニュ ーの URL へア ク セス し ます。

 

1. Windows の[スタート]メニューから[コントロールパネル]

-[Windows ファイアウォール]を選択し、「例外」を指定し

ます。

例外には、 本製品のイ ンス ト ール時に指定し たポー ト 番号 (TCP) を

設定し ます。

ポー ト 番号については、 イ ンス ト ール時に指定し た [サーバ情報設定]

画面 (29 ページ) のポー ト 番号を参照し て ください。

• Windows Server 2008 R2 の場合は、 [スタ ー ト ]

メニュ ーから [コ ン ト ロールパネル] - [Windows

フ ァ イ アウ ォ ール] - [フ ァ イ アウ ォ ールの状態の確

認] を選択し ます。

次に、 [詳細設定] を ク リ ッ ク し、 「受信の規則」 を指

定し ます。

36

接続を確認する 2

2. Internet Explorer を起動し、トップメニューの URL を入力し

ます。ト ッ プメニュ ーの URL は、 イ ンス ト ール時に指定し た [サーバ情報設

定] 画面 (29 ページ) のサーバ名と コ ンテキス ト ルー ト を使用し た

URL です。

  http:// サーバ名 (ド メ イ ン付き) : ポー ト 番号 / コ ンテキス ト ルー ト /

⇒ ト ッ プメニュ ーが表示されます。

ト ッ プメニュ ーが正常に表示されること を確認後、 楽 2DM サーバの環境設定を

行うために [システム設定] 画面へログイ ン し ます。

●注意事項ク ラ イ アン ト 側の Web ブラウザの設定が、 プロキ シ を使用する設定と

なっ ている場合、 ビュ ーア画面が起動できない場合があり ます。ク ラ イ アン ト の利用者へ ト ッ プメニュ ーの URL を通知する際は、 以下

の設定変更が必要であること を通知し て ください。

• ク ラ イ アン ト の Web ブラウザの設定で、 プロキ シ を使用する設定

となっ ている場合は、 プロキ シの設定の例外ア ド レ スに [サーバ

情報設定] 画面 (29 ページ) で指定し たサーバ名 (ド メ イ ン付

き) を追加し て ください。

なお、 [サーバ情報設定] 画面 (29 ページ) で、 「ポー ト 番号」 に

「80」 以外を指定し た場合、 ポー ト 番号も含めた名称で追加し て く

ださい (「サーバ名 (ド メ イ ン付き) : ポー ト 番号」)。

• Windows 2000 Server の場合、 この操作は必要あり ま

せん。

• Windows Server 2008 R2 で例外を設定する方法につ

いては、 Windows フ ァ イ アウ ォ ールのヘルプ 「フ ァ

イ アウ ォ ール規則ウ ィ ザー ド : [規則の種類] ページ」

を参照し て ください。

• ポー ト 番号およびコ ンテキス ト ルー ト が初期値の場

合、

「http:// サーバ名 (ド メ イ ン付き) /raku2dm/」 となり

ます。

例 : 「http://Raku2SVR.honsya.co.jp/raku2dm/」

37

ログインを確認する

●ログイン(システム管理者のユーザー ID とパスワード)ト ッ プメニュ ーで [システム設定] ボタ ン を ク リ ッ ク すると、 [ログイ

ン] 画面が表示されます。

イ ンス ト ール時に [各種情報の設定] 画面 (26 ページ) で指定し た

ユーザー ID とパスワ ー ド を使っ てログイ ン し て ください。

⇒ [システム設定] 画面が表示されます。

• 次は環境設定です。

『オ ン ラ イ ンヘルプ』 の 「サーバの環境設定」 を参考に、

環境設定を行っ て ください。

38

アンインストールする 1

本製品を アン イ ンス ト ールする方法について説明し ます。

以下の順でアン イ ンス ト ールを行っ て ください。

1. 楽 2 ライブラリ Document Manager

2. 楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアここでは、 Windows Server 2008 での、 アン イ ンス ト ール手順について説明

し ます。

●楽 2 ライブラリ Document Manager のアンインストール

1. Windows の[スタート]メニューから[コントロールパネ

ル]-[プログラムと機能]を選択します。

⇒ [プログラ ムと機能] ダイ アログボッ ク スが表示されます。

2. インストールされているプログラムの一覧から、「楽 2 ライ

ブラリ Document Manager」を選択し、[アンインストー

ル]ボタンをクリックします。

⇒ アン イ ンス ト ールを確認するメ ッ セージが表示されます。

• アン イ ンス ト ールする前に、 楽 2DM サーバおよびク ラ イ ア

ン ト で処理が実行中でないこと を確認し て ください。• アン イ ンス ト ールは、 Administrators 権限を持つローカルア

カウン ト ユーザーで行っ て ください。

• Windows Server 2003 の場合は、 [スタ ー ト ] メ

ニュ ーから [コ ン ト ロールパネル] - [プログラ ム

の追加と削除] を選択し ます。

• Windows 2000 Server の場合は、 [スタ ー ト ] メ

ニュ ーから [設定] - [コ ン ト ロールパネル] -

[アプ リ ケー シ ョ ンの追加と削除] を選択し ます。

• Windows 2000 Server または Windows Server 2003の場合は、 [削除] ボタ ン を ク リ ッ ク し ます。

39

アンインストールする 2

3.[OK]ボタンをクリックします。

⇒ アン イ ンス ト ールが開始されます。 アン イ ンス ト ールが終了すると、 完了画面が表示されます。

4.「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」ラジオボタンが選択されていることを確認して、[完了]ボタンをクリックします。

⇒ コ ンピュ ー タが再起動されアン イ ンス ト ールが完了です。

次に楽 2 ラ イブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのアン イ ンス ト ールを行います。

●楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアのアンインストール

1. Windows の[スタート]メニューから[コントロールパネ

ル]-[プログラムと機能]を選択します。

⇒ [プログラ ムと機能] ダイ アログボッ ク スが表示されます。

2. インストールされているプログラムの一覧から、「楽 2 ライ

ブラリ 連携ソフトウェア」を選択し、[アンインストール]

ボタンをクリックします。

⇒ アン イ ンス ト ールを確認するメ ッ セージが表示されます。

• Windows Server 2003 の場合は、 [スタ ー ト ] メ

ニュ ーから [コ ン ト ロールパネル] - [プログラ ム

の追加と削除] を選択し ます。• Windows 2000 Server の場合は、 [スタ ー ト ] メ

ニュ ーから [設定] - [コ ン ト ロールパネル] -[アプ リ ケー シ ョ ンの追加と削除] を選択し ます。

• Windows 2000 Server または Windows Server 2003の場合は、 [削除] ボタ ン を ク リ ッ ク し ます。

40

アンインストールする 3

3.[OK]ボタンをクリックします。

⇒ アン イ ンス ト ールが開始されます。

アン イ ンス ト ールが終了すると、 完了画面が表示されます。

4.「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」ラジオボタンが選択されていることを確認して、[完了]ボタンをクリックします。⇒ コ ンピュ ー タが再起動されます。

これで、 楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのアン イ ンス ト ールが完了

し ま し た。

41

アップグレードする 1

旧バージ ョ ン/旧レベルの楽 2 ラ イブラ リ Document Manager からア ッ プ

グ レ ー ド する方法について説明し ます。

以下の順で操作を行っ て ください。

1. 楽 2 ライブラリツールキット、または楽 2 ライブラリ連携ソフトウェ

アのアンインストール

2. 楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアのインストール

3. 楽 2 ライブラリ Document Manager のアップグレード

ここでは、Windows Server 2003 でのア ッ プグ レ ー ドの標準的な手順につい

て説明し ます。

• 楽 2 ラ イブラ リ Document Manager V1.0 で作成、 管理し

ていたバイ ンダは 「文書バイ ンダ」 と し て移行されます。

• ア ッ プグ レ ー ド を行う前に、 資源を退避し ておいて ください。 退避方法については、 退避するバージ ョ ン/レ ベ

ルの以下のマニュアルを参照し て ください。  V1.0 の場合     : 『環境設定ガイ ド』

  V2.0L10 以降の場合 : 『オ ンラ イ ンヘルプ』

• ア ッ プグ レ ー ド する前に、 すべてのアプ リ ケー シ ョ ン を

終了し て ください。• ア ッ プグ レ ー ド は、 Administrators 権限を持つローカル

アカウン ト ユーザーで行っ て ください。• ア ッ プグ レ ー ドのフ ァ イ ルのコ ピー中は、 処理を中断す

ることはできません。

42

アップグレードする 2

●楽 2 ライブラリツールキット、または楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアのアンインストール

1. Windows の[スタート]メニューから[コントロールパネ

ル]-[プログラムの追加と削除]を選択します。

⇒ [プログラ ムの追加と削除] ダイ アログボッ ク スが表示されま

す。

2. インストールされているプログラムの一覧から、以下の旧製品を選択します。

  V1.0 : 「楽 2 ラ イ ブラ リ ツ ールキ ッ ト (サーバ版)」

  V2.0L10 以降 : 「楽 2 ラ イブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ ア」

⇒ アン イ ンス ト ール確認画面が表示されます。

3.[OK]ボタンをクリックします。

⇒ アン イ ンス ト ールが開始されます。

アン イ ンス ト ールが終了すると、 完了画面が表示されます。

4.「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」ラジオボタンが選択されていることを確認して、[完了]ボタンをクリックします。⇒ コ ンピュ ー タが再起動されます。

これで、 楽 2 ラ イ ブラ リ ツ ールキ ッ ト 、 または楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フト ウ ェ アのアン イ ンス ト ールが完了し ま し た。

• アン イ ンス ト ールする前に、 以下のサービス を停止し て ください。

- Raku2 ImageWriter Service

• Windows 2000 Server の場合は、 [スタ ー ト ] メ

ニュ ーから [設定] - [コ ン ト ロールパネル] -[アプ リ ケー シ ョ ンの追加と削除] を選択し ます。

43

アップグレードする 3

●楽 2 ライブラリ連携ソフトウェアのインストール

「楽 2 ラ イブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのイ ンス ト ール」 (23 ページ) の操

作手順 1. から操作手順 5. に従っ て イ ンス ト ールを行っ て ください。

●楽 2 ライブラリ Document Manager のアップグレード

[楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager イ ンス ト ールメニュ ー] 画面が表

示されます。

 

• 楽 2 ラ イ ブラ リ 連携ソ フ ト ウ ェ アのイ ンス ト ールが完了し て も、 製品 CD-ROM は取り出さないでくだ

さい。 すべてのア ッ プグ レ ー ドが完了するまで (45 ページの操作が完了するまで)、 CD-ROM ド ラ イブ

にセ ッ ト し ておいて ください。

• コ ンピュ ー タの再起動が要求されない場合があり ま

す。 この場合、 続けて楽 2 ラ イブラ リ Document Manager のイ ンス ト ールを続行し て ください。

44

アップグレードする 4

1.[楽 2 ライブラリ Document Manager インストールメ

ニュー]画面で、[楽 2 ライブラリ Document Manager セットアップ]ボタンをクリックします。

⇒ 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager ア ッ プグ レ ー ド確認画面が

表示されます。

2.[はい]ボタンをクリックします。

⇒ [設定内容確認] 画面が表示されます。

3. 設定内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

⇒ ア ッ プグ レ ー ド処理が開始されます。

正常にア ッ プグ レ ー ドが完了すると、 ア ッ プグ レ ー ド完了画面が表示されます。

4.[完了]ボタンをクリックし、画面を閉じます。

⇒ 製品 CD-ROM を取り出し て ください。

これで本製品のア ッ プグ レ ー ドが完了し ま し た。

●アップグレード後の最新マニュアルについてア ッ プグ レ ー ド を実施後は、 [文書管理] 画面の 「デフ ォ ル ト 書庫」 に

あるマニュアルは旧バージ ョ ンのままです。最新のマニュ アル 『基本操作ガイ ド』 は、 以下の場所から参照できま

す。

• 製品のイ ンス ト ールフ ォ ルダ配下の 「manual」 フ ォ ルダ内の

「dmopr.pdf」

• Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから、 [すべてのプログラ ム]

- [楽 2 ラ イブラ リ Document Manager] - [基本操作ガイ ド]

• ア ッ プグ レ ー ド処理には、 デー タベースの更新も行われるため、 完了までに数分から数時間かかる場合があり ます。

45

楽2DMサーバの環境を変更する 1

「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager」 を イ ンス ト ール後に、 イ ンス ト ール

時の設定 (サーバ名や登録用フ ォ ルダの変更など) を変更する方法について説明し ます。

変更できる情報と変更方法について以下に示し ます。

* : [文書一覧] 画面に表示される文書情報を、 文書のコ ピー/切り

取り操作でク リ ッ プボー ド に出力可能とするかどうかを設定し

ます。

変更する内容 変更方法

サーバ名 環境変更ツ ール (setup.exe) を使っ て変更し ま

す。

⇒ 「●   環境変更ツ ールでの変更」 (47 ペー

ジ)

ポート番号

楽 2 ビューアの使用

の有無

登録用フォルダ

登録文書の突き放し

処理の有無

文書情報の CSV 形

式データ出力の可否(*)

システム設定フ ァ イ ルに設定し てある 「文書の

コ ピー/切り取り を実行し た時の付加動作の設

定」 を変更し ます。

⇒ 「◆   文書情報の CSV 形式デー タ出力の可

否」 (55 ページ)

46

楽2DMサーバの環境を変更する 2

●環境変更ツールでの変更環境変更ツ ール (setup.exe) を使っ て変更する方法を説明し ます。

変更できるのは、 以下の情報です。

• サーバ名

• ポー ト 番号

• 楽 2 ビュ ーアの使用の有無

• 登録用フ ォ ルダ

• 登録文書の突き放し処理の有無

◆環境変更ツール利用時の留意事項環境変更ツ ールを利用する場合には、 次の点に留意し て ください。

• 登録用フ ォ ルダを変更する場合は、 あらかじめ、 変更先のフ ォ ル

ダを準備し、 旧フ ォ ルダ配下のデー タ をすべて コ ピー し ておいてください。

また、 変更前の登録用フ ォ ルダは、 正常に動作すること を確認で

きるまで、 削除せずに保存し ておいて ください。

• 登録用フ ォ ルダを ネ ッ ト ワ ー クデ ィ ス ク (UNC 指定) に変更する

場合は、 あらかじめ 「◆   登録用フ ォ ルダを ネ ッ ト ワ ー クデ ィ スク (UNC 指定) に変更する場合の準備」 (53 ページ) を行っ て く

ださい。

• 「 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager 」 を再イ ンス ト ール後に、

以前使用し ていた登録済みデー タ を使用し たい場合、 環境変更

ツ ールを使用し て登録用フ ォ ルダを、 以前使用し ていた登録用

フ ォ ルダに変更し ます。 なお、 再イ ンス ト ールの際には、 仮の登録用フ ォ ルダを指定し て実行し て ください。

• 「 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager 」 を別サーバへ移行する場

合は、 以下の手順で行っ て ください。

1) 登録用フ ォ ルダを移行先のサーバに コ ピー し ます。

2) 移行先サーバに 「 楽 2 ラ イブラ リ Document Manager」 を イ ン

ス ト ール し ます。 このと きは、 仮の登録用フ ォ ルダを指定し てください。

3) 移行先サーバで、 環境変更ツ ールを使用し、 操作手順 1) で コ

ピー し た登録用フ ォ ルダに変更し ます。

• 再イ ンス ト ール後に登録用フ ォ ルダを変更、 または別サーバへ移

行する際、 「 楽 2 ラ イブラ リ Document Manager 」 のイ ンス ト ー

ル時に設定する コ ンテキス ト ルー ト は、 以前使用し ていた登録用フ ォ ルダの環境と同じ設定に し て ください。

• Windows Server 2008 で登録用フ ォ ルダを変更し た場合、

Windows Search の設定も必要となり ます。 設定方法については、

「イ ンス ト ールの後に」 (34 ページ) を参照し て ください。

47

楽2DMサーバの環境を変更する 3

◆環境変更ツール環境変更ツ ール (setup.exe) を使っ て変更する方法を説明し ます。

ここでは、 登録用フ ォ ルダを変更する場合の手順を説明し ます。

あらかじめ、 変更先の登録用フ ォ ルダが準備されていること を前提とし ています。

1. コマンドプロンプトを起動します。(Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから、 [すべてのプログラ ム]

- [ア ク セサ リ ] - [コ マン ド プロンプ ト ] を順に選択)

2. コマンドプロンプト画面で、環境変更ツールが格納されているフォルダへ移動します。

ツ ールは、 「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager イ ンス ト ール フ ォ

ルダ ¥SysUtil」 に格納されています。

3. 環境設定コマンドを入力します。

⇒ [サーバ情報設定] 画面が表示されます。

• Administrators 権限を持つロー カルアカウン ト ユーザー

で行っ て ください。

• 「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager 」 が使用されてい

ない状態で行っ て ください。

setup.exe

48

楽2DMサーバの環境を変更する 4

4.[サーバ情報設定]画面で変更する情報を入力します。

• タ ー ミナルサービスが動作し ている環境で環境変更

ツ ールを実行し た場合に、 「 タ ー ミナル サーバー インス ト ールの失敗 」 というエラ ーメ ッ セ ージが表示 され、 正常に環境の変更が行えない場合があり ます。この場合は、 以下の手順で実行し て ください。

1) Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから - [コ ン

ト ロールパネル] - [プログラ ムの追加と削除](*) を選択し ます。

2) [プログラムの追加と削除] (*) 画面から [プログ

ラ ムの追加] を選択し ます。

3) [CD またはフ ロ ッ ピー] を選択し ます。

4) [イ ンス ト ール プログラ ムの実行] 画面で、 環境

変更ツ ール 「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager イ ンス ト ールフ ォ ルダ ¥SysUtil¥setup.exe」 を選

択し、 実行し ます。* : Windows 2000 Server の場合は、 [設定] - [コ ン ト

ロールパネル] - [アプ リ ケー シ ョ ンの追加と削除]

を選択し ます。

49

楽2DMサーバの環境を変更する 5

項目名 入力内容

サーバ名(ドメイ

ン付きで入力)

サーバ名を変更する場合に、 新しいサーバ名を入

力し ます。

70 文字以内の半角英数字と半角記号で入力し ま

す。

以下の半角記号、 および半角空白は使用できませ

ん。

  | * () [ ] ; : < > ? $ % & # ‘ “ `

  ! @ ^ = + { } ¥ ` ~ /

ポート番号 ポー ト 番号を変更する場合に、 新しいポー ト 番号

を入力し ます。

1 から 65535 までの半角数字で入力し ます。

使用し ていないポー ト 番号を指定し ます。 使用中

のポー ト 番号を指定する場合は、 使用し ているプ

ログラムで、 ポー ト 番号を変更する、 または使用

し ているプログラ ム を停止する必要があり ます。

以下のポー ト 番号は使用できません。

  443、 8005、 8009、 3306

楽 2 ビューアを

使用する

文書バイ ンダ運用でのビュ ーア画面の使用の有無

を変更する場合にチェ ッ ク を変更し ます。

なお、 フ ァ イ リ ングバイ ンダ運用時は、 この項目

の選択の有無にかかわらず、 ビュ ーア画面を使用

できます。

登録文書の突き放

し処理を行う

文書バイ ンダへの文書登録時に、 文書の登録を優

先し て行う場合にチェ ッ ク し ます。

チェ ッ ク を付けると、 文書登録は続けて行えます

が、 全文検索/ビュ ーア画面での閲覧はすぐにご

利用になれません。

• 「楽 2 ビュ ーア」 を使用し ていない環境から

「楽 2 ビュ ーア」 を使用する環境に変更し た場合、 変

更後に登録し た文書のみビュ ーア画面で閲覧できます。

50

楽2DMサーバの環境を変更する 6

5.[次へ]ボタンをクリックします。

⇒ [登録用フ ォ ルダ選択] 画面が表示されます。

6.[登録用フォルダ選択]画面で、新しい登録用フォルダを指定します。

項目名 入力内容

登録用フォルダ 事前に準備し た新しいフ ォ ルダを、 [参照] ボタ

ン を ク リ ッ ク し て指定し ます。 指定し た フ ォ ル

ダの空き容量が [参照] ボタ ンの下に表示され

ます。

以下の指定はできません。

- ネ ッ ト ワ ー ク ド ラ イブの割り当て指定

- リ ム ーバブルデバイ ス

- 全角文字、 半角カナ文字が入っ たパス

- 以下の半角記号が入っ たパス| * [ ] ; < > ? $ % & # ' " ` ! @ ^ = + { } ~ / ,

- 100 文字を超えるパス

ネ ッ ト ワ ー クデ ィ ス ク を指定する場合は、 UNC

指定 (¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名) し て くださ

い。

新しい登録用フ ォ ルダを指定し ます。

[参照]ボタ ン を ク リ ッ ク し、

51

楽2DMサーバの環境を変更する 7

7.[次へ]ボタンをクリックします。

⇒ [設定内容確認] 画面が表示されます。

8.[設定内容確認]画面で、変更した内容を確認し、[はい]ボタンをクリックします。

⇒ 環境の変更が正常に終了し たこと を通知する画面が表示されます。

9.[完了]ボタンをクリックし、環境変更ツールを終了します。

ユーザー数 空き容量の見積り を行う場合に指定し ます。

1 以上の 3 桁以内の半角数字で入力し ます。

初期値は、 「50」 です。

文書数 空き容量の見積り を行う場合に指定し ます。

1 以上 5000000 以内の半角数字で入力し ます。

初期値は、 「10000」 です。

• サーバ名、 ポー ト 番号を変更し た場合は、 ク ラ イ アン ト

に イ ンス ト ール済みの 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager (ク ラ イ アン ト ) 」 を、 アン イ ンス ト ール し、

再度イ ンス ト ール し て ください。

項目名 入力内容

52

楽2DMサーバの環境を変更する 8

◆登録用フォルダをネットワークディスク(UNC 指定)に変更

する場合の準備

登録用フ ォ ルダを ネ ッ ト ワ ー クデ ィ ス ク (UNC 指定) に変更するた

めの、 準備作業について説明し ます。

1. サービスを停止します。 以下の順序でサービスを停止します。

1) MySQL2) Raku2OcrService

2. UNC 先のコンピュータに Windows のユーザーを登録しま

す。

3. 操作手順 2. で登録したユーザーでログインし、UNC 先のコ

ンピュータの新しく設定するフォルダに、旧登録用フォルダ配下のデータをすべてコピーします。

• 登録用フ ォ ルダが、 UNC 先に設定されている場合

は、 退避フ ァ イ ルからの復元ができません。 この

場合には、 いっ たんローカルデ ィ ス ク に復元し、その後 UNC 先の登録用フ ォ ルダ配下に コ ピーす

ることで対応できます。 なお、 デー タの保全のためには、 ネ ッ ト ワ ー ク ス

ト レ ージの 2 重化 (ミ ラ ー リ ング) やネ ッ ト ワ ー

ク ス ト レ ージ付属の退避復元ツ ールなどの利用を

推奨し ます。

• このユーザーは、 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager」 を イ ンス ト ール し た際に、 [登録サービ

ス アカウン ト 情報設定] 画面で設定し たユーザー/

パスワ ー ド と同一に し て ください。

53

楽2DMサーバの環境を変更する 9

4. UNC先の登録用フォルダ(¥¥コンピュータ名 ¥共有名 ¥登録

用フォルダ)のアクセス権を設定します。

UNC 先のコ ンピュ ー タで、 「¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名」 および

「¥¥ コ ンピュ ー タ名 ¥ 共有名 ¥ 登録用フ ォ ルダ」に対し て、操作手順

2. で登録し たユーザーのア ク セス権を 「フ ル コ ン ト ロール」 に設

定し ます。

5. サービスアカウントを設定します。 Windows の[スタート]メニューから、[コントロールパ

ネル]-[管理ツール]-[サービス]を順に選択します。

6. 以下のサービスのログオンアカウントに、操作手順 2. で登

録したユーザー/パスワードを設定します。

  ・   MySQL  ・   Raku2OcrService  ・   Apache Tomcat Tomcat5

7.「● 環境変更ツールでの変更」(47 ページ)の操作に従っ

て、環境変更ツールで、登録用フォルダを UNC 先に変更し

ます。

• 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager」 を イ ンス

ト ール時に同名のサービスが存在し た場合、 上記のサービス名とは異なるサービス名となっ ている場合があり ます。

• Windows Server 2008 で登録用フ ォ ルダを変更し た場

合、 Windows Search の設定も必要となり ます。 設定方

法については、 「イ ンス ト ールの後に」 (34 ページ) を

参照し て ください。

54

楽2DMサーバの環境を変更する 10

●システム設定ファイル内の設定変更システム設定フ ァ イ ルに設定されている情報の変更方法を説明し ます。

◆文書情報の CSV 形式データ出力の可否

[文書一覧] 画面に表示される文書情報を、 CSV 形式デー タと し て ク

リ ッ プボー ド に出力可能とするかどうかを設定する手順について説明し ます。

1. 以下のシステム設定ファイルをテキストエディタで開きます。

「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager イ ンス ト ール フ ォ ルダ

¥tomcat¥webapps¥ コ ンテキス ト ルー ト ¥ui¥resources¥SystemSetting.xml」コ ンテキス ト ルー ト が初期値の場合は、 「raku2dm」 となり ます。

2.「SystemSetting.xml」ファイル内の以下の箇所の「data=」の値を変更します。

  有効にする場合 : 「data="0"」

  無効にする場合 : 「data=""」

3. 変更を保存し、「SystemSetting.xml」ファイルを閉じま

す。

• 万が一に備え、 「SystemSetting.xml」 フ ァ イ ルを

バ ッ ク ア ッ プ し ておいて ください。

<!-- 【文書一覧】--><!-- 文書のコピー / 切り取りを実行した時の付加動作の設定

0:CSV 文字列のクリップボード出力、省略又はそれ以外:動作なし --><string id="DOCUMENT_LIST_COPY_ACTION" data="" />

• 「SystemSetting.xml」 フ ァ イ ル内の他の設定箇所は、

修正しないでください。 画面が正常に表示されなく

なる場合があり ます。

55

アップグレード時の留意事項 1

楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager V5.0L20 へのア ッ プグ レ ー ド時の留意

事項について説明し ます。

● V1.0 からのアップグレード

V1.0 からのア ッ プグ レ ー ド時は、 「V2.0 からのア ッ プグ レ ー ド」 (56ページ) の留意事項も確認し て ください。

◆[文書管理]画面

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (かんたん表示) において、 文書バイ ンダの背表紙の日付は、 「バイ ンダ作成日」 から 「バイ ンダ新着日」

に変更となり ま し た。

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (かんたん表示) において、 バイ ンダの新規作成時に、 作成する位置を指定できるようになり ま し た。

そのため、 バイ ンダが存在しない箇所にマウス を移動すると、 バ

イ ンダの形を し た半透明の領域が表示されます。

◆その他• バイ ンダの種類が 2 種類となり ま し た。

V1.0 での運用を継承し たバイ ンダの種類は 「文書バイ ンダ」、

V2.0L10 で新たに追加されたバイ ンダの種類は 「フ ァ イ リ ングバ

イ ンダ」 です。 [バイ ンダ : 新規作成] 画面において、 バイ ンダの種類の初期値は

「フ ァ イ リ ングバイ ンダ」 です。

• イ ンス ト ール時、 「サーバ名」 に指定できる最大文字数が、 半角英数字 70 文字までに変更となり ま し た。

● V2.0 からのアップグレード

◆[文書管理]画面

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (かんたん表示) において、 文書バイ ンダから [文書一覧] 画面を開く場合のマウス操作が、 「シ ングルク

リ ッ ク」 から 「ダブルク リ ッ ク」 に変更となり ま し た。

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (かんたん表示) において、 未整理棚がなくなり ま し た。 そのため、 バイ ンダの新規作成/コ ピー/移動

時は、 バイ ンダが正規の棚に配置されます。

• バイ ンダ一覧表示エ リ アの表示方法が、 メニュ ーからすぐに切り替えられるようになり ま し た。

56

アップグレード時の留意事項 2

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (かんたん表示) でマウスのホ イ ールを

使っ てス ク ロールできるようになり ま し た。

• キ ャビネ ッ ト 一覧表示エ リ アの表示方法が、 「かんたん表示」 のみとなり ま し た。

• バイ ンダ一覧表示エ リ ア (標準表示) において、 バイ ンダ情報の

直接編集ができなくなり ま し た。

◆その他

• ア ク セス権限に 「印刷権」 / 「取出権」 が追加されま し た。ア ッ プグ レ ー ド イ ンス ト ールを行っ た場合、 書庫/キ ャビネ ッ ト

/バイ ンダのセキ ュ リ テ ィ 設定に 「印刷権」 「取出権」 の権限が許

可された状態となり ます。 操作を制限し たい場合には、 セキ ュ リテ ィ 設定の変更を行っ て ください。

57

クライアントをサイレントインストールする 1

ク ラ イ アン ト への楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager (ク ラ イ アン ト ) の

イ ンス ト ールを、 ユーザーが画面対話をすることなく行うことができます(サ イ レ ン ト イ ンス ト ール)。

ここでは、 イ ンス ト ー ラの作成/実行と イ ンス ト ー ラの実行結果の確認方法について説明し ます。

楽 2 ラ イブラ リ Document Manager ( ク ラ イ アン ト ) の動作環境、 機能、

およびイ ンス ト ールの注意事項については 『イ ンス ト ールガイ ド (ク ラ イ

アン ト 編)』 を参照し て ください。

サ イ レ ン ト イ ンス ト ールは以下の手順で行っ て ください。

• サ イ レ ン ト イ ンス ト ールを行うためのイ ンス ト ー ラ (*)と資源配布ソ フ ト ウ ェ アを組み合わせて、 すべてのク

ラ イ アン ト に一斉に楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager (ク ラ イ アン ト ) を イ ンス ト ールできます。

これによ り、 大規模システムでのシステム管理者の負荷を軽減することができます。

* : 以降、 サ イ レ ン ト イ ンス ト ールを行うためのイ ンス ト ー ラ

を 「イ ンス ト ー ラ」 と記述し ます。

作業場所 作業内容

楽 2DM サーバ ① インストール用設定ファイルの編集

② インストーラの作成(RK2SInstArc.bat コマンド)

③ 作成したインストーラをクライアントへ配布

クライアント ④ サイレントインストールの実行

58

クライアントをサイレントインストールする 2

それぞれの作業内容について説明し ます。

●インストール用設定ファイルの編集イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルには、 以下の種類があり ます。 用途に応

じ た イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルを編集し て ください。

イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルには、 ク ラ イ アン ト のイ ンス ト ール時に設定する以下の項目を設定し ます。

• 「登録アプ リ ケー シ ョ ン」 のイ ンス ト ールの有無と イ ンス ト ール先

• 「楽 2 かんたん登録」 のスタ ー ト ア ッ プ登録の有無

• Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーに追加するプログラ ム名称

• 「楽 2 ビュ ーア」 のイ ンス ト ールの有無と イ ンス ト ール先

イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルの編集方法について説明し ます。

1. クライアントの状態を確認し、使用するインストール用設定ファイルを決定します。

用途 設定ファイル名

新規インストール時 RK2SInstNew.ini

アップグレード/修復イン

ストール時

RK2SInstUpd.ini

• ク ラ イ アン ト に 「楽 2 ビュ ーア」 がイ ンス ト ールされ

ている場合でも、 「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager ( ク ラ イ アン ト )」 がイ ンス ト ールされていないとき

は、 新規イ ンス ト ールを行っ て ください。

• 楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager V1.0 でイ ンス ト ー

ル し た 「楽 2 ビュ ーア」 は、 サ イ レ ン ト イ ンス ト ール

でア ッ プグ レ ー ド できません。

「楽 2 ビュ ーア」 を アン イ ンス ト ール し てから、 イ ンス

ト ールを行っ て ください。

59

クライアントをサイレントインストールする 3

2. 使用するインストール用設定ファイルを編集します。 あらかじめ初期値が設定されていますので、記述されているコメントを参考に編集してください。 インストール用設定ファイルは以下に格納されています。

「楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager のイ ンス ト ール フ ォ ルダ

¥ClientInstaller」

◆設定項目イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルの設定項目について説明し ます。

設定できる値については、 設定フ ァ イ ルに記述されている コ メン ト を参照し て ください。

*1 : 「登録アプ リ ケー シ ョ ン」 または 「楽 2 ビュ ーア」 のどちらか

を必ずイ ンス ト ールする設定に し て ください。

• イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルのフ ァ イ ル名は変更しないでください。

• 初期状態のイ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルを保存し ておくこと をお勧めし ます。 イ ンス ト ール用設定フ ァ

イ ルを編集する前に、 バ ッ ク ア ッ プを作成するなど

の対応を行っ て ください。

項目名 説明

nRegistApp(*1) ク ラ イ アン ト に 「登録アプ リ ケー シ ョ ン」 を イ ン

ス ト ールするかどうかを指定し ます。

nRegistAppStartup 「楽 2 かんたん登録」 を スタ ー ト ア ッ プ登録する

かどうかを指定し ます。

nRaku2Viewer(*1)

ク ラ イ アン ト に 「楽 2 ビュ ーア」 を イ ンス ト ール

するかどうかを指定し ます。

szDir 「登録アプ リ ケー シ ョ ン」 のイ ンス ト ール先の

フ ォ ルダを指定し ます。

szFolder Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーに追加するプ

ログラム名を指定し ます。

szViewerDir 「楽 2 ビュ ーア」 のイ ンス ト ール先のフ ォ ルダを

指定し ます。

60

クライアントをサイレントインストールする 4

●インストーラの作成(RK2SInstArc.bat コマンド)

次に、 編集し た イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルを元に、 イ ンス ト ー ラ を

作成し ます。コ マン ド プロンプ ト でイ ンス ト ー ラ作成コ マン ド を実行し ます。

イ ンス ト ー ラ を作成するためのコ マン ド は以下に格納されています。

「楽 2 ラ イブラ リ Document Manager のイ ンス ト ール フ ォ ルダ

¥ClientInstaller」

◆記述形式

◆説明オプシ ョ ンについて説明し ます。

イ ンス ト ール種別

以下のいずれかを指定し ます。 省略できません。

NEW : イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ル (RK2SInstNew.ini)から新規イ ンス ト ール向けのイ ンス ト ー ラ を作成し

ます。

UPD : イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ル (RK2SInstUpd.ini) か

らア ッ プグ レ ー ド/修復イ ンス ト ール向けのイ ンス

ト ー ラ を作成し ます。  イ ンス ト ー ラ フ ァ イ ル名

作成する イ ンス ト ー ラのフ ァ イ ル名を指定し ます。 省略できません。

フ ァ イ ル名に指定し た フ ァ イ ルがすでに存在する場合は、

上書き されます。

●作成したインストーラをクライアントへ配布作成し た イ ンス ト ー ラ を、 各ク ラ イ アン ト へ配布し ます。

• 「イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルの編集」 (59 ページ)

で編集し た イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルが、 上記フ ォルダ内にあること を確認し て ください。

RK2SInstArc.bat イ ンス ト ール種別 イ ンス ト ー ラ フ ァ イ ル名

61

クライアントをサイレントインストールする 5

●サイレントインストールの実行

各ク ラ イ アン ト で イ ンス ト ー ラ を実行し ます。

●実行結果の確認サ イ レ ン ト イ ンス ト ールを実行すると、 コ マン ド を実行し た コ ン

ピュ ー タの TEMP フ ォ ルダ配下に、 実行結果ログフ ァ イ ルが出力され

ます。 以下のログフ ァ イ ルから、 イ ンス ト ールが正常に行われたかど

うかを確認し て ください。

1) コ マン ドの実行結果を確認し ます。 RK2SInst.log

2) イ ン ス ト ー ルに失敗し た場合、 失敗原因を以下のログ フ ァ イ ル

で調査し ます。

• 登録アプ リ ケー シ ョ ンのイ ンス ト ールに失敗し た場合 Raku2DMCLSilentSetup.log

• 楽 2 ビュ ーアのイ ンス ト ールに失敗し た場合

Raku2View_Silent.log  

• イ ンス ト ー ラ を実行する前に、 ク ラ イ アン ト のすべて

のアプ リ ケー シ ョ ン を終了し て ください。

①コ マン ドの実行結果を確認

RK2SInst.log

楽 2 ビュ ーアのイ ンス ト ールに失敗

Raku2DMCLSilentSetup.log Raku2View_Silent.log

[general]Success=0

[viewer]Success=0

登録アプ リ ケー シ ョ ンのイ ンス ト ールに失敗

②イ ンス ト ール結果ログフ ァ イ ルで失敗原因を調査

62

クライアントをサイレントインストールする 6

◆コマンドの実行結果ログファイルコ マン ド実行結果ログフ ァ イ ル (RK2SInst.log) には、 以下の情報が

出力されます。

• 結果ログの出力例

イ ンス ト ールの実行結果ログの出力例を以下に示し ます。

- イ ンス ト ールの成功例

セクショ

ン項目 内容

[general] Success 登録アプリケーションのインストー

ル結果が通知されます。

 1 :成功

 0 :失敗

Restart インストールを完了するために再起

動が必要かどうか通知されます。

 1 :再起動が必要(再起動後、

インストールが完了)

 0 :再起動は不要(インストー

ル完了)

[viewer] Success 楽 2 ビューアのインストール結果が

通知されます。

 1 :成功

 0 :失敗

Restart インストールを完了するために再起

動が必要かどうか通知されます。

 1 :再起動が必要(再起動後、

インストールが完了)

 0 :再起動は不要(インストー

ル完了)

[general]Success=1Restart=0[viewer]Success=1Restart=0

63

クライアントをサイレントインストールする 7

-登録アプ リ ケー シ ョ ンのイ ンス ト ールでの失敗例

-楽 2 ビュ ーアのイ ンス ト ールでの失敗例

◆サイレントインストール結果ログファイルコ マン ド実行結果ログフ ァ イ ルに 「Success=0」 が通知された場合

に、 サ イ レ ン ト イ ンス ト ール結果ログフ ァ イ ル(Raku2DMCLSilentSetup.log / Raku2View_Silent.log) で失敗原因を

調査し ます。サ イ レ ン ト イ ンス ト ール結果ログフ ァ イ ルの、 以下のセ ク シ ョ ンの項

目を確認し て ください。

「ResultCode」に通知されるエラーコードの原因と対処を以下のログ

ファイル別に説明します。

• Raku2DMCLSilentSetup.log の場合

• Raku2View_Silent.log の場合

エラ ー コ ー ド で原因を確認し て対処を行い、 再度サ イ レ ン ト イ ンスト ールを実行し て ください。 それでもエラ ー となる場合は、 通常のイ

ンス ト ールを行っ て ください。 それでも イ ンス ト ールできない場合は、 弊社サポー ト 窓口に連絡し て ください。

[general]Success=0Restart=0

[general]Success=1Restart=0[viewer]Success=0Restart=0

セクション 項目 内容

[ResponseResult]

ResultCode サイレントインストールの結果が

通知されます。

 0   :成功

 0 以外:失敗

     エラーコードが通知

64

クライアントをサイレントインストールする 8

• Raku2DMCLSilentSetup.log の場合

値 原因 対処

-3-4

イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルの内

容が誤っ ています。

• nRegistApp、

nRegistAppStartup、 nRaku2Viewer に設定し た値に

誤りがある。

• 登録アプ リ ケー シ ョ ン

「nRegistApp」、 楽 2 ビュ ーア

「nRaku2Viewer」 のどちらにも

「使用しない (-1002)」 が設定

されている。

• イ ンス ト ール先のフ ォ ルダ「szDir」 に不正なパスが設定さ

れているか、 パスが最大長を超えているか、 または使用できな

い文字が含まれている。

イ ンス ト ール用設定フ ァ

イ ルの内容を修正し、 再

度イ ンス ト ー ラ を作成し

直し て ください。

未サポー ト のオペ レ ーテ ィ ングシ

ステム上で実行し ている可能性が

あり ます。

実行し ているオペ レ ー

テ ィ ングシステム を確認

し て ください。

実行し ているローカルアカウン ト

ユーザーが Administrators 権限を

持たないローカルアカウン ト ユー

ザーで実行し ています。

Administrators 権限を持

つローカルアカウン ト

ユーザーで実行し て くだ

さい。

イ ンス ト ールを実行し ている ク ラ

イ アン ト のメモ リ 空き領域が不足

し ています。

不要なアプ リ ケー シ ョ ン

を終了し、 再度実行し て

ください。

イ ンス ト ール先のハー ドデ ィ ス ク

に空き領域が不足し ています。

イ ンス ト ールを実行する

ク ラ イ アン ト のハー ド

デ ィ ス ク領域が十分かを

確認し、 不足し ている場

合は空き領域を確保し て

ください。

イ ンス ト ールを実行する ク ラ イ ア

ン ト で、 楽 2 ラ イ ブラ リ

Document Manager (ク ラ イ アン

ト ) が実行中です。

すべてのアプ リ ケー シ ョ

ン を終了し、 再度実行し

て ください。

65

クライアントをサイレントインストールする 9

-3-4

実行する イ ンス ト ー ラの種別と ク

ラ イ アン ト の状態が一致し ていま

せん。

1) 新規イ ンス ト ールを実行し た

が、 すでに楽 2 ラ イブラ リ

Document Manager (ク ラ イ ア

ン ト ) がイ ンス ト ール済みで

す。

2) ア ッ プグ レ ー ド イ ンス ト ール

を実行し たが、 楽 2 ラ イ ブラ

リ Document Manager (ク ラ

イ アン ト ) がイ ンス ト ールさ

れていません。

原因に応じ て以下の対処

を行っ て ください。

1) ア ッ プグ レ ー ド イ ンス ト ールを実行する

か、 イ ンス ト ール済

みの楽 2 ラ イ ブラ リDocument Manager (ク ラ イ ア

ン ト ) を アン イ ンス

ト ール し て ください。

2) 新規イ ンス ト ールを実行し て ください。

ク ラ イ アン ト に 「Fujitsu Scanner

Control Runtime」 または 「Fujitsu

Scanner Control SDK」 がイ ンス

ト ールされている場合に、 以下の

原因が考えられます。

• 未サポー ト のバージ ョ ンである。

• 正し く イ ンス ト ールされていない。

以下のいずれかの対処を

行っ て ください。

• サポー ト し ているバージ ョ ン (V2.0 以

降) の 「Fujitsu Scanner Control Runtime」 または

「Fujitsu Scanner Control SDK」 を イ ン

ス ト ール し て ください。

• Fujitsu Scanner Control Runtime」 ま

たは 「Fujitsu Scanner Control SDK」 を アン イ ンス

ト ール し て ください。

値 原因 対処

66

クライアントをサイレントインストールする 10

• Raku2View_Silent.log の場合

-3-4以

対処できない原因のエラ ーが発生

し ま し た。手動で楽 2 ラ イ ブラ リDocument Manager (ク ラ イ アン

ト ) のイ ンス ト ールを

行っ て ください。

それでも、 イ ンス ト ール

に失敗する場合は、 弊社

サポー ト 窓口に連絡し て

ください。

値 原因 対処

-3-4

イ ンス ト ール用設定フ ァ イ ルの内

容が誤っ ています。

• 楽 2 ビュ ーアのイ ンス ト ール

先フ ォ ルダ 「szViewerDir」 に

不正なパスが設定されている

か、 パスが最大長を超えているか、 または使用できない文字が

含まれている。

イ ンス ト ール用設定フ ァ

イ ルの内容を修正し、 再

度イ ンス ト ー ラ を作成し

直し て ください。

「Raku2 ImageWriter」 のイ ンス

ト ールに失敗し ま し た。

「Raku2 ImageWriter」 を

いっ たん削除し、 再度イ

ンス ト ール し て くださ

い。

イ ンス ト ールを実行し ている ク ラ

イ アン ト のメモ リ 空き領域が不足

し ています。

不要なアプ リ ケー シ ョ ン

を終了し、 再度実行し て

ください。

イ ンス ト ール先のハー ドデ ィ ス ク

に空き領域が不足し ています。

イ ンス ト ールを実行する

ク ラ イ アン ト のハー ド

デ ィ ス ク領域が十分かを

確認し、 不足し ている場

合は空き領域を確保し て

ください。

値 原因 対処

67

クライアントをサイレントインストールする 11

-3-4

リ モー ト デス ク ト ッ プサービス、

またはデス ク ト ッ プ エ ク スペ リ エ

ンス機能がイ ンス ト ールされてい

ません。

リ モー ト デス ク ト ッ プ

サービス、 またはデス ク

ト ッ プ エ ク スペ リ エン

ス機能を イ ンス ト ール し

てから、 再度イ ンス ト ー

ル し て ください。

サーバの情報が取得できません。 サーバの構成を変更中の

場合は、 構成設定を完了

し、 再度イ ンス ト ール し

て ください。

-3-4以

対処できない原因のエラ ーが発生

し ま し た。手動で楽 2 ラ イ ブラ リDocument Manager(ク ラ イ アン ト ) のイ ン

ス ト ールを行っ て くださ

い。

それでも、 イ ンス ト ール

に失敗する場合は、 弊社

サポー ト 窓口に連絡し て

ください。

値 原因 対処

68

シンクライアントサーバの設定 1

シ ン ク ラ イ ア ン ト 構成で運用する場合のシ ン ク ラ イ アン ト サ ーバの設定と

留意事項について説明し ます。

●シンクライアント構成時の動作環境

◆シンクライアントサーバの動作環境シ ン ク ラ イ アン ト 構成で運用する場合のシ ン ク ラ イ アン ト サーバの動作環境は以下のとおり です。

• ハー ド ウ ェ アの動作環境

• ソ フ ト ウ ェ アの条件

CPUXeon® 2GHz 以上

(Xeon® 2GHz 4 コ ア以上を推奨)

メモリメモ リ 2G バイ ト 以上

(4G バイ ト 以上を推奨)

ハードディスク 200M バイ ト 以上の空き容量が必要です。

対応

ソフトウェア

以下のシ ン ク ラ イ アン ト 製品に対応し ていま

す。

• Citrix Presentation Server 4.5(32 ビ ッ ト 版) (*1)

• Citrix XenApp 5.0(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版) (*1)

• リ モー ト デス ク ト ッ プサービス

*1 : CPS / Citrix XenApp を利用する場合、 リ

モー ト デス ク ト ッ プサービスの環境を構築する必要があり ます。 詳細は、 各製品の構築ガイ ド を参照し て ください。

Web ブラウザ

• Internet Explorer 6• Internet Explorer 7(*2)• Internet Explorer 8(*2)

*2 : Windows Server 2008 の Internet Explorer(64 ビ ッ ト 版) ではお使いになれません。

Internet Explorer (32 ビ ッ ト 版) をお使い

ください。

その他の必要な

ソフトウェア

• .NET Framework 1.1、 2.0、 3.0、 3.5 (日本

語 Language Pack を適用し て ください) 業務アプ リ ケー シ ョ ンなどから、 文書バイ ンダへ文書登録を行う場合は、 以下のいずれかのバージ ョ ンの .NET Framework が必要です。

- .NET Framework 2.0、 3.0、 3.5 (日本語 Language Pack を適用し て ください)

69

シンクライアントサーバの設定 2

• サポー ト オペ レ ーテ ィ ングシステム

シ ン ク ラ イ アン ト 製品とサポー ト し ているオペ レ ーテ ィ ングシステムの対応を以下に示し ます。

○ : サポー ト 、   - : 未サポー ト

( * ) 表中の製品名は以下を示し ています。

• CPS : Citrix Presentation Server 4.5• XenApp : Citrix XenApp 5.0• TS : リ モー ト デス ク ト ッ プサービス

その他の必要な

ソフトウェア

• Adobe Flash Player 9.0 以降 (最新パ ッ チを

適用し て ください)• Adobe Reader 7.0 以降

(最新パ ッ チを適用し て ください)• フ ァ イ リ ングバイ ンダ運用時に、 電子フ ァ

イ ルを取り込む場合、 対象フ ァ イ ルを印刷できるアプ リ ケー シ ョ ンが必要です。

    シンクライアント製品(*)

オペレーティングシステムCPS

XenApp

TS

32 ビ ッ ト 版

Windows Server 2008 Standard

(SP2 まで)

- ○ ○

Windows Server 2008 Enterprise

(SP2 まで)

- ○ ○

Windows Server 2003, Standard Edition

( SP1/SP2)

○ ○ ○

Windows Server 2003, Enterprise

Edition ( SP1/SP2)

○ ○ ○

Windows Server 2003 R2, Standard ○ ○ ○

Windows Server 2003 R2, Enterprise ○ ○ ○

64 ビ ッ ト 版

Windows Server 2008 Standard

(SP2 まで)

- ○ ○

Windows Server 2008 Enterprise

(SP2 まで)

- ○ ○

Windows Server 2008 R2 Standard - - ○

Windows Server 2008 R2 Enterprise - - ○

70

シンクライアントサーバの設定 3

◆シンクライアント端末の動作環境シ ン ク ラ イ アン ト 端末の動作環境は以下のとおり です。

オペレーティング

システム

以下のオペ レ ーテ ィ ングシ ステム (日本語版) に対応し ます。

• Windows XP Professional operating system SP2/SP3 (32 ビ ッ ト 版)

• Windows XP Home Edition operating system SP2/SP3 (32 ビ ッ ト 版)

• Windows Vista Home Basic operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版) (SP2 まで)

• Windows Vista Home Premium operating system (32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版)

(SP2 まで)

• Windows Vista Business operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版) (SP2 まで)

• Windows Vista Enterprise operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版) (SP2 まで)

• Windows Vista Ultimate operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版) (SP2 まで)

• Windows 7 Home Premium operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版)

• Windows 7 Professional operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版)

• Windows 7 Enterprise operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版)

• Windows 7 Ultimate operating system(32 ビ ッ ト 版/ 64 ビ ッ ト 版)

• Windows 7 Starter operating system(32 ビ ッ ト 版)

対応ソフトウェア

• CPS / Citrix XenApp 利用時は、 以下のいずれ

かのプラグイ ンが必要です。

- XenApp Plugin

- XenApp Web Plugin

- Program Neighborhood• Windows Server 2008 の RemoteApp を利用す

る場合は、 以下が必要です。

- Remote Desktop Connection Client 6.0 以降

71

シンクライアントサーバの設定 4

●シンクライアントサーバの設定

シ ン ク ラ イ アン ト サーバへ楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager (ク ラ

イ アン ト ) を イ ンス ト ール時に必要な作業について説明し ます。

◆インストール前に必要な設定(Windows Server 2008 の場合

のみ)Windows Server 2008 にシ ン ク ラ イ アン ト サーバを構築し ている場

合、 楽 2 ラ イブラ リ Document Manager (ク ラ イ アン ト ) を イ ンス

ト ールする前に、 デス ク ト ッ プ エ ク スペ リ エンス機能を イ ンス ト ール

し て ください。

1) Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから、 [管理ツ ール] -

[サーバー マ ネ ージャ] を ク リ ッ ク し ます。

2) [機能の概要] - [機能の追加] を選択し ます。3) 「デス ク ト ッ プ エ ク スペ リ エンス」 チェ ッ クボッ ク スにチェ ッ ク

をつけ、 [次へ] ボタ ン を ク リ ッ ク し ます。4) [イ ンス ト ール] ボタ ン を ク リ ッ ク し、 ウ ィ ザー ド画面を終了し

ます。イ ンス ト ール後に コ ンピュ ー タの再起動が必要な場合があり ます。

• CPS / Citrix XenApp を利用し たシ ン ク ラ イ アン ト 端

末では、 Citrix 社が対応する イ メージスキ ャナ fi シ

リ ーズを使用できます。 CPS / Citrix XenApp の対応状況は Citrix 社の Webサ イ ト を確認し て ください。

72

シンクライアントサーバの設定 5

◆楽 2 ライブラリ Document Manager(クライアント)のイン

ストール

シ ン ク ラ イ アン ト サーバへ楽 2 ラ イ ブラ リ Document Manager (ク ラ

イ アン ト ) を イ ンス ト ール し ます。

イ ンス ト ール方法については、 『イ ンス ト ールガイ ド (ク ラ イ アン ト編)』 をご覧ください。

なお、 シ ン ク ラ イ アン ト サーバへのイ ンス ト ールは、 イ ンス ト ール

モー ド で行う必要があり ます。 『イ ンス ト ールガイ ド (ク ラ イ アン ト編)』 に従っ て、 イ ンス ト ール し て ください。

◆アプリケーションの公開ク ラ イ アン ト のイ ンス ト ール完了後、 シ ン ク ラ イ アン ト サーバ内のアプ リ ケー シ ョ ン を複数ユーザーで利用するために、 アプ リ ケー シ ョ ン

の公開を行います。「デス ク ト ッ プ」 を公開すると、 デス ク ト ッ プ上で動作するアプ リ

ケー シ ョ ンすべてが使用可能となるため、 各アプ リ ケー シ ョ ン を公開

する必要はあり ません。 「デス ク ト ッ プ」 を公開するか、 以下のアプ リ ケー シ ョ ン を用途に合

わせて公開し て ください。アプ リ ケー シ ョ ンの公開方法 (公開アプ リ ケー シ ョ ンの登録) につい

ては、 シ ン ク ラ イ アン ト サーバのそれぞれの製品の構築ガイ ド をご覧

ください。

*1 : 公開の際に指定する フ ァ イ ルのパスは以下のとおり です。

「< 楽 2 ラ イブラ リ Document Manager (ク ラ イ アン ト ) イ ンス ト ー

ルフ ォ ルダ >¥RK2PrtSel.exe」

イ ンス ト ール先が初期値の場合は、 以下となり ます。 「C:¥Program Files¥raku2dm¥client¥RK2PrtSel.exe」

• サ イ レ ン ト イ ンス ト ールによる イ ンス ト ールも可能

です。 「ク ラ イ アン ト をサ イ レ ン ト イ ンス ト ールす

る」 (58 ページ) をご覧ください。

公開アプリケーション 用途

Internet Explorer 楽 2 ラ イ ブラ リ Document

Manager を利用時に必要です。

楽 2 ライブラリ連携プリンタ設定

(*1)

業務アプ リ ケー シ ョ ンや一般

アプ リ ケー シ ョ ンからの登録

を行う場合、 登録を行うアプ

リ ケー シ ョ ン を公開する必要

があり ます。

任意のアプリケーション

73

シンクライアントサーバの設定 6

◆スキャナ利用時の TWAIN リダイレクト機能の有効化

(CPS / Citrix XenApp 利用時のみ)

CPS / Citrix XenApp を利用し たシ ン ク ラ イ アン ト 端末の場合、 端末

に接続されたスキ ャナ装置を利用し て文書登録する場合は、 TWAINデバイ スの リ ダイ レ ク ト 機能を有効にする必要があり ます。TWAIN リ ダイ レ ク ト 機能は以下の手順で有効に し ます。

1) Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーから、 [Citrix Presentation Server 管理コ ン ソ ール] または [Citrix XenApp 詳細構成] を

起動し ます。2) TWAIN リ ダイ レ ク ト の設定を行うためのポ リ シ ー を新規に作成

し ます。3) 作成し たポ リ シ ーのプロパテ ィ 設定を行います。

「TWAIN リ ダイ レ ク ト の設定」 で、 「適用する」 および 「TWAINリ ダイ レ ク ト を許可する」 を選択し ます。

4) [OK] ボタ ン を ク リ ッ ク し、 設定を終了し ます。

●シンクライアント構成時の制限事項シ ン ク ラ イ アン ト 構成での制限事項/留意事項について説明し ます。

◆制限事項シ ン ク ラ イ アン ト 端末では以下の機能を利用できません。

• 文書管理画面からの文書バイ ンダへのスキ ャナ登録 (文書の差替

え/添付資料の登録も含む) は利用できません。

• CPS / Citrix XenApp を利用し た運用時は、 フ ァ イ リ ングバイ ン

ダへの ScanSnap によるスキ ャナ登録は利用できません。

Citrix 社が対応する イ メージスキ ャナ fi シ リ ーズを利用可能です。

CPS / Citrix XenApp の対応状況は Citrix 社の Web サ イ ト を確認

し て ください。 なお、 スキ ャナ装置の読み取りボタ ン (【SCAN】

ボタ ン) を押し て登録することはできません。 ビュ ーア画面のス

キ ャナ取り込み機能を利用し て ください。

• リ モー ト デス ク ト ッ プサービス を利用し た運用時は、 フ ァ イ リ ン

グバイ ンダへのスキ ャナ登録は利用できません。

• シ ン ク ラ イ アン ト 端末のロー カル上にある フ ァ イ ルを、 ド ラ ッ グ

アン ド ド ロ ッ プでフ ァ イ リ ングバイ ンダへ登録することはできません。

• かんたん登録は利用できません。

• Windows の [スタ ー ト ] メニュ ーに、 以下のメニュ ーは登録され

ません。

-[送るメニュ ー] へ登録

- スキ ャナ設定

74

シンクライアントサーバの設定 7

-楽 2 かんたん登録

◆留意事項シ ン ク ラ イ アン ト 構成で運用する場合、 以下に留意し て ください。

• シ ン ク ラ イ アン ト 端末から シ ン ク ラ イ アン ト サーバへログオ ンする際、 以下に留意し て ください。 ユーザーのプロ フ ァ イ ル (環境

設定情報) が正し く参照されず、 ト ラブルの原因となり ます。

-CPS / Citrix XenApp を利用し たシ ン ク ラ イ アン ト サーバへ、

複数のシ ン ク ラ イ アン ト 端末から、 同一アカウン ト で同時にロ

グオ ン しないでください。

- ログオ ン中に、 Windows の 「別のユーザー と し て実行」 を使用

し て別ユーザーで使用しないでください。

• ビュ ーア画面のページめく り を行っ たときのアニメー シ ョ ン速度

が遅くなる場合があり ます。 この場合は、 めく るときのアニメーシ ョ ン を無効に し て ください。 設定方法については、 『ビュ ーア画

面のヘルプ』 を参照し て ください。

75

memo

●本書の内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。

●本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の

権利の侵害については、当社はその責任を負いません。

●無断転載を禁じます。

楽 2 ラ イブラ リ Document Manager V5.0L20イ ンス ト ールガイ ド (サーバ編)

P2WW-2192-03発行日     2010 年 5 月

発行責任   株式会社 PFU

Printed in JAPAN